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樹海に抱かれた村で暮らす少年、大輝は、ある日、金色の体をした不思議な生き物と出会う。ルークと名づけて飼い始めるが、次第に大輝の体に異変が起きてくる――。静謐な美しい文章と瞠目の幻視力で綴る傑作ダークファンタジー。表題作を含む4編を収録。第25回山本周五郎賞候補作
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Posted by ブクログ
「男ってね、一生懸命、恰好つけているけど、徹底的に挑発すると、最後は爆発しちゃうのよ。本質的に馬鹿なのね。」 著者の描き出す、少し不気味で不思議でなつかしいような幻想の世界が大好き。なんだけど ↑こんなフレーズまであるなんて。どびっくり。 博多が舞台の御話は歴史と織り交ぜてあり(どこまで真実かわか...続きを読むんないんだけど) 今後こういった歴史小説の分野も読んでみたいと思った! とにかく今回もはずれなし。
恒川氏の作品でしばしば登場する「金色」、獣、イタチ、機械?等、共通するテーマなのだろうか。金色というと超自然的、高貴、恐れ多いというイメージか。不思議な短編が多いこの著者に今後も期待。
「異神千夜」「風天孔参り」「森の神、夢に還る」「金色の獣、彼方に向かう」の4編。 元寇を舞台にした「異神千夜」で巫術師の女が連れて来た神の使いの鼬。そしてサンカになったと思われる異国人たち。それが残り三編に繋がって行くようです。もっとも繋がりは弱く、それぞれ独立した短編です。 結局、恒川さんの最大...続きを読むの魅力は異世界を作りだす能力ですね。 美しく、切なく、もの哀しく、どこか胸がうずくような世界。 それが、時にSFっぽい『金色機械』だったり、ノスタルジックな本作や『夜市』だったり、色々とあるのですが。 物語を描くためにそれに合った舞台を準備するのが普通な気がしますが、恒川さんの作品は舞台=異世界を完成させるために、その中の物語が作られているような気がするのです。 恒川ワールドに浸って一気読みでした。
ハズレなし作家、恒川光太郎の「金色の獣、彼方に向かう」を読んだ。黄金の鼬を中心にした短編集。やはり、面白く、ザワザワとする怖さがあった。次がすぐに読みたくなる希少な作家だ。
久々に読んだ恒川作品は、やはり面白かった。ホラーという枠内に収まらない爽やかさや切なさ。でも怖くもある。そしてそれが両立するものだと思い知らされる。
金色機械、スタープレイヤーと恒川ワールドが薄れてきてご無沙汰でしたが、久しぶりに堪能させてもらいました。やはりこの人の作風はこうでないとなぁ。
4篇の連作短編集。「異神千夜」が一番面白かった。蒙古襲来がモチーフというと、「アンゴルモア」が浮かぶが、それともまた違って、不思議で怖い話だった。金の獣つながりの短編集かと思ったが、どちらかというと樹海も深くつながっているような気がする。「風天孔参り」に出てくる風天孔に私も入ってみたい気がした。
鼬 イタチ にまつわる 不思議なお話し 短編4話 恒川さんらしいストーリー❗️ 不思議なだけじゃなくて 伝えたい事がしっかり存在するところが 私は好きです 読み出すと止まらないのが この人の作品だ。。。 この人の本は、全部読みたいです。
何度でも言いますが、好きです恒川さん作品……! 鼬の存在を陰に日向に彷徨わせる、ホラーテイストが強めのファンタジー短編四作。いずれもおどろおどろしい凄惨なシーンが生々しく描かれているのに、吐き気を催させられるようなこともなく読めるのは、物語全体に漂う神秘的な雰囲気の所為でしょうか。 恒川さんの作...続きを読む品は、作品によって全く違う世界を飛び回ることが出来るのが良いですよね。冒頭の自然描写を頭に思い浮かべて、その物語の舞台を想像するところから始めるのが毎度の楽しみです。 「森の神、夢に還る」の二人称語りが印象的で、語り手の優しさが滲むようですごく好きでした。
本を手に取って、 いきなり引き込まれる感じが心地いい。 下手すると何ページ読んでも引き込まれないこともある中、(同時期に読み始めた「村上海賊の娘」がこのパターン。そして途中で挫折!すごく期待してただけに残念。。) 恒川さんのお話はほとんどはずれなく 「次へ次へ」という気持ちにさせてくれる。 わたし...続きを読むにとってのポテチ作家さん。
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金色の獣、彼方に向かう
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恒川光太郎
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