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Posted by ブクログ 2015年09月01日
「男ってね、一生懸命、恰好つけているけど、徹底的に挑発すると、最後は爆発しちゃうのよ。本質的に馬鹿なのね。」
著者の描き出す、少し不気味で不思議でなつかしいような幻想の世界が大好き。なんだけど
↑こんなフレーズまであるなんて。どびっくり。
博多が舞台の御話は歴史と織り交ぜてあり(どこまで真実かわか...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月22日
「異神千夜」「風天孔参り」「森の神、夢に還る」「金色の獣、彼方に向かう」の4編。
元寇を舞台にした「異神千夜」で巫術師の女が連れて来た神の使いの鼬。そしてサンカになったと思われる異国人たち。それが残り三編に繋がって行くようです。もっとも繋がりは弱く、それぞれ独立した短編です。
結局、恒川さんの最大...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月14日
金色の獣に関わる、時代も人物も異なる怪奇幻想譚が四編。人間のどろどろした部分や凄惨な出来事が描かれるのに、丁寧な筆致には落ち着きと優しさまで感じる。
一編目が元寇を題材にした時代ものだったことで、金色の獣にまつわる壮大な大河小説要素のある連作を期待してしまったので、そこはちょっと物足りなさはあった。...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月17日
何度でも言いますが、好きです恒川さん作品……! 鼬の存在を陰に日向に彷徨わせる、ホラーテイストが強めのファンタジー短編四作。いずれもおどろおどろしい凄惨なシーンが生々しく描かれているのに、吐き気を催させられるようなこともなく読めるのは、物語全体に漂う神秘的な雰囲気の所為でしょうか。
恒川さんの作...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月28日
本を手に取って、
いきなり引き込まれる感じが心地いい。
下手すると何ページ読んでも引き込まれないこともある中、(同時期に読み始めた「村上海賊の娘」がこのパターン。そして途中で挫折!すごく期待してただけに残念。。)
恒川さんのお話はほとんどはずれなく
「次へ次へ」という気持ちにさせてくれる。
わたし...続きを読む
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