樋口毅宏の作品一覧
「樋口毅宏」の「さらば雑司ヶ谷(新潮文庫)」「太陽がいっぱい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「樋口毅宏」の「さらば雑司ヶ谷(新潮文庫)」「太陽がいっぱい」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
性表現が秀逸です。
官能小説のような直喩的な淫表現は取り扱わず、あくまでも間接的な表現で男性同士の官能を表現しています
男同士で契り合うときの言い訳の狡さ、衝動は目を惹きます
一番好きなシーンは平日の昼間からラブホテルに入るシーンです
後ろめたさと抑えられなかった衝動が禁欲さと熱を表しています
笑ったのは不倫がバレたときの嫁の豹変っぷりですね
彼女の祖先はサイヤ人なのでしょう
不倫した旦那と同衾したくない、湯船に浸かりたくないという生理的嫌悪感が生々しかったです
バリキャリ面の嫁だったため尚更女々しく悩む様が印象てきでした
同人上がりの妄想だけで突っ走るBL作家とは違い、ちゃんとした“小説家”
Posted by ブクログ
「笑いについて知るものは賢者だが、笑いについて語るものは馬鹿だ」
「タモリとお笑いへの思いを一冊にまとめる。そのためなら、僕は喜んで、馬鹿になろうと思います」
(「はじめに」より)
ここまで言い切る著者があえて、タモリについて、お笑いについて語る一書。
よくぞここまで書き抜いた。
著者の当事者に対する距離感と、愛の深さから生まれる論考の数々に目からウロコが落ちまくる。
昭和から平成を駆け抜けた究極の長寿番組「笑っていいとも!」の真骨頂について。
「私も、あなたの数多くの作品のひとつです」--恩師・赤塚不二夫の葬儀での伝説の弔辞。
「世界のキタノ」ビートたけしの原点は、無名の青年時