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Posted by ブクログ
「さらば雑司が谷」の続編。今回は太郎の現在と泰の過去が順番に語られる書き方で相変わらず語り口が斬新で面白い!オザケンの所に作者本人が出てきて痛快な批判をしたりとか、吉蔵の行動がビートたけしさんのオマージュだったりとか一々面白かった。あと秋葉のグループのプロデューサーのコウとか、猿の惑星のぱくりの猿成金とか村上龍とかのとこ!!秋元康とNIGOと村上龍のこと散々だし笑えた!
話もとんでもない方向に進んでいくし雑司が谷シリーズの集大成!だね!!
まさか雅子があんなんなるとは思わないし泰も最初と最後で別人だし本当にとんでもない化け物で期待を裏切らない。壮絶な人生すぎて面白かった。
ありえないことだらけで、雑司が谷を知らない私からすると雑司が谷と池袋どんだけ物騒なんだ!と思うね。あー本当に面白かった。こんな本なかなかないな。
Posted by ブクログ
雑司ヶ谷の妖怪こと泰光会教祖・大河内泰が死んだ。二代目を継ぐことになった太郎は巨大利権を巡り、骨肉の争いのど真ん中へと身を晒すことになった。卑劣で凶暴な男たちの抗争の幕が切って落とされた。金の臭い嗅ぎつけた有象無象が群がってきては殺され、雑司ヶ谷の地は血に染まった。豊富な資金と人脈で余裕綽々でハイエナどもを蹴散らしていた太郎だが、核兵器を撃ち込むしか倒せないと恐れられる伝説の格闘家・吉蔵を敵に回したことで窮地に追い込まれる。太郎の周りには屍の山が築かれた。激化する抗争は雑司ヶ谷の地を飛び出し、池袋のランドマーク・サンシャイン60が戦場と化した!そして巣鴨プリズン跡地に宿る霊が目を覚まし、霊力を増幅し大地が揺れる。まさかグラウンド・ゼロとなってしまうのか!?・・・2チャンネルは泰光会関連のスレッドで占められ、お祭り状態だ!
というとてもマンガチックな内容で、とても馬鹿馬鹿しいのだが、ここまで大ぼらを吹かれると気分爽快だ。小説家と詐欺師に必要なのは嘘をつく能力だ。しかも大きいほうがいい。
この本は『さらば、雑司ヶ谷』の続編だが、今回は「ババア」と呼ばれた泰の人生と、泰光会が巨大な宗教組織へと変貌するまでのプロセスが、丁寧に書き込まれていて面白い。壮大な一代記だ。もちろんフィクションだけれでも、戦中戦後に人々が陥った心の空白に入り込み、雨後のタケノコに例えられた新興宗教の手口というものにはリアリティがあっていい。農村の貧困とか、都市部の階級差別などの記述はたぶん相当調べて書いたと思う。前作にはなかった念の入った記述に、著者の力量を感じる。
まだ続くのか? 続編が出たら絶対にまた読む。
というか雑司ヶ谷は復興するのか?
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小説・文芸
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