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会社の書類を届けにきただけなのに……。森の奥深くの別荘で幸子が巻き込まれたのは密室殺人だった! 閉ざされた扉の奥で無惨に殺された別荘の主人、そしてそれぞれ被害者とトラブルを抱えた、一癖も二癖もある6人の客。犯人はこの中にいる──。犯人当ての「大きな森の小さな密室」。遺跡の発掘現場で発見されたのは、絞殺された若い女性の遺体。死亡推定時期は150万年前!? 抱腹絶倒の「更新世の殺人」。ミステリでお馴染みの7つの「お題」を天才殺人者やマッドサイエンティストなど一筋縄ではいかない探偵たちが解く。精密な論理が黒い笑いを構築する全7篇のミステリ連作集。
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年07月29日
表題になっている、大きな森の小さな密室と言う短編作品から始まる、
ミステリー短編集。 7作品・7種類のテイストの違うミステリーが
短編として収録されている。
表題作の大きな持ちの中に建てられた別荘に用があり尋ねた人たちが
主の面会を順番に待っている間に起きた殺人事件。
他、6作品ある。
7作品は...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月12日
短編集だった。
一つ一つの話は繋がってないけれど、連作?という感じ。
最初の話で徳さんが出た時、嫌な予感しかしなかった。
私は把握していないものも多いが過去の作品に出てきた人物が多く登場している。
収録作は
大きな森の小さな密室 犯人当て
氷橋 倒叙ミステリー
自らの伝言 安楽椅子探偵
更新世...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月09日
丹地陽子さんの表紙、久しぶり。「アリス殺し」が私的にはいまいちだったのであまり期待はしていなかった。 癖はあるものの、クスッと笑えるとこもあり、どれも面白かった。「正直者の逆説」(??ミステリ)が好き。あちこちに出てくる岡崎徳三郎、(通称徳さん).ときには鋭い探偵タイプなのに、どこかうすら惚けたとこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月20日
色々なタイプの事件の短編ミステリー集です。
・大きな森の小さな密室(犯人当て)
・氷橋(倒叙ミステリ)
・自らの伝言(安楽椅子探偵)
・更新世の殺人(バカミス)
・正直者の逆説(??ミステリ)
・遺体の代弁者(SFミステリ)
・路上に放置されたパン屑の研究(日常の謎)
「殺人鬼にまつわる備忘録」...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月31日
小林泰三のミステリ短編集です。
7篇収録されていて、それぞれが特定のテーマに沿って構成されています。
犯人当て、倒叙ミステリ、安楽椅子探偵、バカミス、??ミステリ、SFミステリ、日常の謎という7つのテーマになっています。
出てくる登場人物が、ほぼ変人なので、シリアス展開はほぼ無くコメディ展開になって...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月15日
七つのミステリのお題を集めた短編集。犯人当てや倒叙、バカミスにSFミステリ、テーマが先に明示されたところに一筋縄ではいかない小林泰三ワールドが炸裂する。バカミスの『更新世の殺人』はバカすぎて笑う。あり得ない謎にとんでもない解決。そしてそこからの『正直者の逆説』の流れが素晴らしい、こちらはテーマを伏せ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月29日
死亡推定時期は150万年前という「更新世の殺人」など、それぞれに特徴(クセ?)のある短編ミステリー7編からなるオムニバス。
もはや何でもありだな。。と笑ったのが「正直者の逆説」。
ロジック遊びの感もある作品ですが、結構楽しめました。
ミステリを読み飽きていて、ちょっと変わった毛色の作品を希望されてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月22日
「小林泰三(こばやしやすみ)」のミステリー連作集『大きな森の小さな密室(Muder in Pleistocene and Other-Stories)』を読みました。
「小林泰三」作品は初めて読みますが、元々はホラー系で著名になった作家で、SFも含め、幅広いジャンルの作品を発表されているようですね...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月24日
「アリス殺し」を読んでから「クララ殺し」を探しているのだが、中古本屋の本棚になかなか並ばず、代わりにこの本を買ってみた。
犯人当て、倒叙、安楽椅子探偵、バカミス、メタ、SF、日常の謎といった様々な趣向の短編ミステリー集。
自身の作品に生み出した探偵たちを再び登場させ作者自身が楽しんで書いているよう...続きを読む
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