高原英理の作品一覧
「高原英理」の「歌人紫宮透の短くはるかな生涯」「不機嫌な姫とブルックナー団」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「高原英理」の「歌人紫宮透の短くはるかな生涯」「不機嫌な姫とブルックナー団」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
表紙カバーとタイトルに惹かれて手にしたけれど…読み始めて数ページで…なにこれ?はい、おもしろい。
作者さんもはじめましてだったので、数十ページ読み進めたところで、そでを確かめる…なに、私より結構年上ではないか、しかも男性だと?俄然興味が湧く。
この本によると、ブルックナーという音楽家はツウ好みなのだとか。クラシック音楽に疎い私には、知らないワードや音楽家や曲名のオンパレードだったけれど、それでも読み進めるのが楽しい。
本文でもあとがきでも、ブルックナーは“格好悪い人”として描かれているけれど、ブルックナー団のタケが書く『ブルックナー伝(未完)』を読む限り、どうにも憎めないキャラのようにも感じ
Posted by ブクログ
•『ラサンドーハ手稿』高原英里
この作品が最初で良かった。退廃的な世界観、暗い路地裏から話しかけてくる仮面たち、ひょっとして私たちの世界でも起きているかもしれないよと錯覚させるような精神が入れ替わるストーリー。百点満点です。
•『串』マーサ•ナカムラ
奇妙なお役目がグロい!
連綿と続いていくんだなと主人公の微笑みで感じます。なんだか鬱りたくなるのに爽やかで奇妙な読後感。
•『うなぎ』大木芙沙子
あーっ、純文学!うなぎが臍から出てくる超自然的現象はさておき、不良と仲良くしているところをいい子ちゃんの家族(になりかけの人と母親)に見られたくないっと顔を背けてしまった…小さなしこりが今も残り続け
Posted by ブクログ
やっぱりこの本に戻ってきます。他のゴスカルチャー書も読むようにはなってきましたが、やはり本書ほど私の意志に即した「ゴシック」を唱える本はありません。本書(と、やはり高原さんの『少女領域』)から呑み込まれるようにして、私には縁のないとばかり思っていた読書を始めましたし、そのようにして蒐められた私の本棚の半分以上の本もまた、本書に感化されて揃えたものです。つまり、他の感想にも書きましたが、『ゴシックハート』こそまさしく私にとっての聖書なのですね。「誇張し過ぎ」と思われるかもしれませんが、初読の折はものすごく衝撃を受けたし、世界への向き合い方、ほんとに変わりましたし、私の思考の中枢には、確実に本書が