ゴシックハート

ゴシックハート

935円 (税込)

4pt

4.2

「ゴシック」とは何か? それは生き方である。自己の必然に基づいた命懸けの好みである。そして永遠のレジスタンスである。強者が富み続け、優位者が一方的に決めた規範に支配される現実の不条理を憎み抵抗するとき、その扉は開く。小説、漫画、映画、アニメ、絵画、人形、信仰、哲学、歴史―現代日本的ゴシック文化論を切り拓いた一冊に、新章&書き下ろしあとがきを加えた増補新版。

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ゴシックハート のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    やっぱりこの本に戻ってきます。他のゴスカルチャー書も読むようにはなってきましたが、やはり本書ほど私の意志に即した「ゴシック」を唱える本はありません。本書(と、やはり高原さんの『少女領域』)から呑み込まれるようにして、私には縁のないとばかり思っていた読書を始めましたし、そのようにして蒐められた私の本棚

    0
    2022年10月30日

    Posted by ブクログ

    ゴシックについてたんまり語る本。ゴシックとは何か、何を好んで何を嫌うのか。実際に作品を取り上げながら、詳しく説明してくれる。中には首肯しがたい、というか認めたくないような部分もあったが、全体的には自分の心にしまっていたものと通ずるようなところがあるように感じた。

     特に面白いと感じたのは6-8章の

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

     著者は言う、これからゴシックな意識を語ろうと。それではゴシックな意識とは何か?それは「形」に依存して示される精神であって、初めから抽象的に語ることはできないと言う。具体的には、次のようなものだ。かなり長くなるが、イメージが良く掴めるので引用したい。

     「色ならば黒。時間なら夜か夕暮れ。場所は文字

    0
    2024年06月04日

    Posted by ブクログ

    立東舎文庫版も持ってるのに、ちくま文庫版も買ってしまった。凄く好きな本。あらゆるテーマから「ゴシック」について語られている。改めて自分の中にも「ゴシックハート」はあるな…と再確認。

    0
    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゴシックには惹かれるけれど、うまく言い表せずにぼんやりと認識していた好きなものについて、そのすべてを言語化してくれる本だった。
    紹介されている作品について、知っているもののほうが少なかった。本当にぼんやりとした認識しかなかったのだと改めて思ったのと同時に、そういった知識が少ないのにも関わらずゴシック

    0
    2023年11月09日

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