「雀野日名子」おすすめ作品一覧

「雀野日名子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2016/05/10更新

ユーザーレビュー

  • 笑う赤おに
    これは本当にもう、とてもとてもずるい小説だ。最後の最後に自分の醜さを実感させられる。人間て、なんて弱いの。ある一面で全て分かった気になって。自分勝手に善と悪と区別して。よく書いてあったもんね、「何も見えていないあなたに、見せてあげるって」それってもうまんま読者のことだったのね。つらいつらい。こんな辛...続きを読む
  • 笑う赤おに
    生活保護や高齢者問題等の社会問題を内包したミステリ。そりゃあ不正受給は許せないと思います。ある意味の「正義」に燃える人たちの思いも、分からないではありません。だけど……。
    本当に。なぁんにも見えていませんでした。
    当事者でなくては、いや、それどころか当事者であってすら、見えていないことって決して少な...続きを読む
  • 笑う赤おに
    ミステリーという帯を付けないほうがよかったのに……と惜しまれます。
    出版社側が「ミステリー」を謳う帯をつけてしまうと、ミステリーファンしか手に取らなくなり、「小説として面白いか」ではなく「謎解きが優れているか」の基準で評価されるのです。
    手練のミステリー読みが本作を「謎解きもの」として評価する場合、...続きを読む
  • 笑う赤おに
    あらゆる感想を拒絶するかのような小説。「面白かった」とコメントすれば、弱者の実情を「娯楽の道具」として楽しんだのかと責められるかのようで。「つまらなかった」であれば、弱者の実情は「面白くない」ことなのかと責められるかのよう。いずれの感想を抱いても罪悪感。
    ただ、妙な物悲しさが薄く後を引く。
  • 笑う赤おに
    疎外されることがどんなに辛いか、「鬼女」(個人情報を調べあげてネット掲示板に晒す集団)がどれだけ怖いかを知っている、元いじめられっ子の主婦。
    理不尽な格差社会のなか、底辺一歩手前の人生がいかに惨めかを知っている、若いフリーター。
    わが子に虐待される老人の増加を案じ、自分も将来息子に虐待されるのではな...続きを読む

特集