エムブリヲ奇譚

エムブリヲ奇譚

660円 (税込)

3pt

旅本作家・和泉蝋庵の荷物持ちである耳彦は、ある日不思議な”青白いもの”を拾う。それは人間の胎児であるエムブリヲと呼ばれるもので…。迷い迷った道の先、辿りつくのは極楽の温泉かはたまたこの世の地獄か――

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  • エムブリヲ奇譚
    660円 (税込)
    旅本作家・和泉蝋庵の荷物持ちである耳彦は、ある日不思議な”青白いもの”を拾う。それは人間の胎児であるエムブリヲと呼ばれるもので…。迷い迷った道の先、辿りつくのは極楽の温泉かはたまたこの世の地獄か――
  • 私のサイクロプス
    748円 (税込)
    出ては迷う旅本作家和泉蝋庵。荷物もちの耳彦とおつきの少女・輪、三人が辿りつく先で出会うのは悲劇かそれとも……。怪談専門誌「幽」の人気連載に書き下ろし「星と熊の悲劇」を加えた九篇の連作短編集。

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エムブリヲ奇譚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月14日

    フォローしている方々が次々に読んでいて、じわじわ読みたくなってきていた乙一さん(山白朝子という筆名もあるんですね!)をついに読む。
    結果、とっても好みだった!奇妙さと切なさが絶妙なバランス。

    『湯煙事変』『顔無し峠』『「さあ、行こう」と少年が言った』の少し温かみのある切なさが、特に好きだった。
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    0

    Posted by ブクログ 2023年02月26日

    作者の前作は正に怪談だったけれど、こちらはお伽噺のような連作集。
    収録作品の中では「地獄」が好き。幽霊よりも、人間の狂気の怖さがいい。しかし、続刊を読むのはいつになることやら。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月27日

    ああ、いいなぁ、これ。

    まるで期待せずに読んだ。
    この人の作品はハマるときはハマる。
    中には「はぁ?」と首をひねりたくなる著書もあるのだが、今作はすべて良い。
    短編集というものは、気に入ったものが1つか2つあればいいかとおもっていたが、9作品のすべてが好きだ。
    これは自分的には結構珍しい。
     
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    0

    Posted by ブクログ 2021年03月05日

    絶妙な非日常感。
    奇妙で不気味な話ばかりだけど、合間に入る耳彦と和泉蠟庵の歯切れのよい会話でクスッと笑えて好きでした。

    0

    Posted by ブクログ 2019年10月07日

    耳彦の話が多かったですね。
    やはり上手い、怪談はかくあるべしというお手本のような作品です。褒めてますからね。最近のホラーは当たりが悪くて(T ^ T)

    0

    Posted by ブクログ 2017年04月19日

    シリーズ第2作『私のサイクロプス』を先に読んでしまったので、本作(第1作)に遡って読んだ。基本的には耳彦と和泉蠟庵の道中記で、第2作のメインメンバーである輪が一話のみ登場する。

    人情味、ユーモア、ホラーのバランスが素晴らしい。
    弱者に対して、ほのかな、あたたかい情愛が積み重なっていく過程を描くのが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月26日

    主人公の和泉蠟庵の設定が、方向音痴、わりと空気読(ま)めない、体力は鬼、しかしながら小柄、最終的に禿を気にし始めた時点でもう脳内配役が確定いたしました(……。)
    そして長髪などという全くありがたい設定です。
    大変けしからん。

    耳彦は山田孝之さんが似合いそう。
    濱田岳も合いそうだけれど蠟庵とバランス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月03日

    すばらしいです。旅本作家の和泉蠟庵と荷物持ちの耳彦の二人組が旅先で奇怪な出来事に出会う連作怪異譚。上品で無駄のない筆致でつづられる奇怪で美しい怪異譚は、人が生きる上で生じる様々な暗い感情を悲しく切なく浮かび上がらせる。でも決して暗すぎることはない。マイペースな和泉蠟庵の迷い癖はすでに呪いのようなもの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月18日

    乙一さんの繊細な世界観が好きだなぁ。
    一つ一つの短編が短くてさっくり読めた。内容はそれぞれが濃くて、満足感がある。
    地獄という話では久々に乙一さんのダークな部分が全面に出されていて懐かしかった。
    私も不思議な旅をしてみたい。

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    Posted by ブクログ 2019年02月12日

    かなりおもしろかった。
    短編集。

    ラピスラズリ幻想
    何度も人生繰り返して強くなる系の話は好き。トムクルーズ主演のあの映画も然り。ラストは切ない。この作者の切なさエンドは効くね。


    これもお気に入りの話。目に見えるものだけを嫌がったりするようなことは多い。スマホには便器並みの菌がいるとかそういう...続きを読む

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