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Posted by ブクログ
シリーズ二作目は輪を旅のメンバーに加え、耳彦はすっかりいじられ役。
耳彦があまりにもだらしないので嫌いになりそうだった。悪い人ではなくてだらしないだけの人なのだけど、最終話で若い女性に言い寄っているときにこの人はダメだと思った。
今作でも耳彦ひとりで大変な目に遭って急死に一生を得ていたりするのに、読者の一人にここまで嫌われるとは耳彦も踏んだり蹴ったりである。
和泉蠟庵先生に再び会えて嬉しい。相変わらず盛大に道に迷い、輪や耳彦を置いてけぼりにしていたりする。先生の幼少期と繋がりそうで繋がらない『星と熊の悲劇』が一番好みだった。下りられない山の天辺は、神かそれに近い存在の領域のようにも思えた。蠟庵先生の出生の秘密についてはやはり天狗との関係が示唆されるので、本当のところはどうなのか知りたくなってきてしまう。三作目は出されないんだろうか。待っています。
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