作品一覧 1~12件目 / 12件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 日本賭博史 3.0 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 1巻1,100円 (税込) 双六、丁半、花札、富くじ……。賭博は古代より日本社会に存在し、貴族の社交の嗜みとして、武士の陣中の慰みとして、また庶民のエネルギー発散のはけ口として、あらゆる階層の人々を虜にしてきた。本書では、現在もなお残る定番の賭け事から、忘れ去られた昔の流行物、果てはイカサマの技術に至るまでの数々を紙上に再現。権力による禁圧の裏で新たな賭博が次々と生み出されてきた様を、豊富な図版とともに活写する。賭博という人間存在を語るうえで不可欠な現象に着目することで、時代の性格や民衆の感情の新たな側面が見えてくる。類書のないギャンブル日本史。解説 檜垣立哉 試し読み フォロー 神保町の怪人 3.0 小説 / 国内ミステリー 1巻990円 (税込) 百貨店の催事で古書展覧会が行なわれるようになった昭和42年春。詩集のコレクターである大沢から、古書収集の極意は「殺意」と聞かされた喜多は、彼が本を借りてはそのまま私物化しているという噂を耳にする。その後大沢が居合わせた展覧会で、稀覯書が忽然と消え失せた……本を手に入れるためなら手段は選ばない収集家の闇を描く「展覧会の客」、古書オークション開催者に翻弄される喜多が最後に意外な真相に辿り着く「『憂鬱な愛人』事件」、古書店で起きた盗難事件と、図書館での司書強殺。「電網恢々事件」の三編を収録する。/【目次】第一話 展覧会の客/第二話 『憂鬱な愛人』事件/第三話 電網恢々事件/あとがき/文庫版刊行にあたって/解説=北原尚彦 試し読み フォロー 〈古本屋探偵の事件簿〉 3.7 小説 / 国内ミステリー 1~2巻950円 (税込) 「本の探偵――何でも見つけます」という奇妙な広告を掲げる神保町の古書店主・須藤康平。半世紀近く誰も見たことがないという稀覯本を手に入れたと豪語するコレクター――果たして入手した本は本物なのか。幻の本を巡る騒動を描く「殺意の収集」、幼少期の愛読書を捜す女、古書店に戦前の本を売りに来る若い男、憑かれたように書物を集める老人の三者を結ぶ線から意外な犯罪が浮かび上がる「書鬼」、須藤が不倶戴天の同業者とオークションで競った花柳文献に隠された驚くべき秘密「無用の人」の全3編を収録する。(『古本屋探偵の事件簿』分冊版)/【目次】『古本屋探偵の事件簿』まえがき/殺意の収集/書鬼/無用の人/『古本屋探偵の事件簿』あとがき/解説対談 紀田順一郎・瀬戸川猛資 試し読み フォロー ブラックウッド傑作選 - 小説 / 海外ミステリー 1巻990円 (税込) ブラックウッドは幼年期から青年期にいたる間の特異な体験や思想遍歴により、人為的な文明に対比すべき超自然的なものに対する感性を、鋭くとぎすましていた。その自然が、人間といかに関わるかを、さまざまなモチーフと手法で描いたのが彼の作品群である。自然が強烈な意志を持っていて、隙あらば人間を侵し、ついに荒廃へと導くものとしてとらえるのだ。輪廻をテーマにした「いにしえの魔術」、恐るべき生霊現象を描く「ウェンディゴ」、黒魔術の恐怖「邪悪なる祈り」など、怪奇作家という名称を嫌っていた鬼才の代表的傑作9編。 試し読み フォロー M・R・ジェイムズ怪談全集 - 小説 / 海外ホラー 1~2巻880円 (税込) ジェイムズは近代イギリス怪奇小説の巨匠。ケンブリッジ大学教授としての研究生活のかたわら興のおもむくままに怪談を創作し、友人や学生たちに語り聞かせた。古物や古書をめぐる話題など、扱われている題材や時代は古いが、簡潔な描写と迅速な展開で文章はテンポがよく、歯切れがよい。この第1巻にはラヴクラフト絶賛の名編「マグナス伯爵」はじめ、動く絵の怪異を語る「銅版画」、ありえない部屋の話「十三号室」、庭園の迷路に潜む禁忌を描く「ハンフリーズ氏とその遺産」など、名編15編を収めた。 試し読み フォロー 江戸川乱歩 - 小説 / ブックガイド 1巻1,430円 (税込) 没後50年、江戸川乱歩の魅力に迫る。 「乱歩奇譚 Game of Laplace」7月に放映開始! 試し読み フォロー 総特集◎金子國義の世界 - 趣味・実用 / 伝統・芸能・美術 1巻2,090円 (税込) 金子國義のめくるめく美の世界を総特集!! デビュー以降、カウンター・カルチャーからサブカルまで、 シュルレアリスムから幻想絵画、そしてポップアートと、 時代の最先端を走り抜けた稀有の画家・金子國義。 文学世界から、ファッション、歌舞伎、バレエ、料理、着物など、 すべて頂点を目指した画家の美の王国に、鎮魂・追悼とともに多角的に迫る――。 試し読み フォロー 第三閲覧室 3.0 小説 / 国内ミステリー 1巻662円 (税込) 誠和学園大学図書館の第三閲覧室は、大学の正式な施設でありながら、内実は学長の稀覯本コレクションを収めた個人的な書庫と化していた。その室内で有毒ガスを吸い込んだ死体が発見される。事件の背景にあるのは学内の複雑な人間関係か、それとも膨大な数の稀覯本か? 図書館運営主任に嫌疑がかけられるなか、彼の無実を確信する古書店主が事件の調査に乗り出す。第三閲覧室周辺で目撃された謎の女性や奇妙なダイイング・メッセージなど、事件には不可解な点が散見されて……。本に関するさまざまな情報のなかに緻密な企みを埋め込んだ、紀田ミステリを代表する傑作長編本格推理。 試し読み フォロー 江戸川乱歩随筆選 4.0 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻935円 (税込) <乱歩ワールド>を、さらに深く味わうための、めくるめくオモチャ箱。初恋の話、人形の話、同性愛文学の話、孤独癖の話、ドストエフスキーの話、歌舞伎の話、トリックの話、ディケンズの話、収集癖の話……などなど。作家にしてエンサイクロペディストである乱歩、その素顔と創作の秘密が明かされる。 試し読み フォロー 東京の下層社会 4.1 社会・政治 / 社会問題 1巻990円 (税込) スラムの惨状、もらい子殺し、娼妓に対する搾取、女工の凄惨な労働と虐待……。駆け足の近代化と富国強兵を国是とする日本の近代は、社会経済的な弱者―極貧階層を生み出した。張りぼての繁栄の陰で、「落伍者」「怠け者」として切り捨てられた都市の下層民の実態を探り、日本人の弱者への認識の未熟さと社会観の歪みを焙り出す。 試し読み フォロー 飛ぶ読書室 この本がおもしろいよ 5.0 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,056円 (税込) 「中学受験 進学レーダー」で好評を博した連載「この本がおもしろいよ」が一冊の本にまとまりました。紀田順一郎先生が十代前半の人たちに読んでもらいたい名作を国内外合わせて63作品紹介しています。「朝の読書」にもぴったりです。 収録作品 「聖書」「イソップ寓話集」「西遊記」「三国志」「ロミオとジュリエット」 「ロビンソン漂流記」「鼻/外套」「絵のない絵本」「黒猫/黄金虫」 「不思議の国のアリス」「宝島」「古事記」「今昔物語集」「怪談」 「坊ちゃん」「千曲川のスケッチ」「山椒太夫」「科学と科学者のはなし」 「杜子春/蜘蛛の糸」など 試し読み フォロー 翼のある言葉 3.0 ビジネス・経済 / 自己啓発 1巻660円 (税込) ドイツ語で“Geflugeltes Wort(翼をそなえた言葉)”といえば、「時と場所を超えて胸に飛び込んでくる言葉」のこと。古今東西、書誌については知らぬことのない著者が、自ら落ち込んだ時、挫折した時に、励みとし、心の支えとした選りすぐりの言葉を集めてみました。――挫折の末に漱石が辿りついた言葉、小林秀雄の究極の一言、バッハの人生を支えた一語、知られざる『論語』の至言……、一味違った珠玉の数々。 試し読み フォロー 1~12件目 / 12件<<<1・・・・・・・・・>>> 紀田順一郎の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 古本屋探偵登場 小説 / 国内ミステリー 3.7 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 時々見かける古本屋ミステリにこんな面白い元祖があったとは……もっと早く読んでおけば良かったな。紀田順一郎って神奈川近代文学館の艦長のイメージだった。神保町が少し分かるからさらに面白いのかな? 本屋探偵・須藤も良い。 0 2025年05月04日 夜の蔵書家 小説 / 国内ミステリー 4.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ このほんとであっ?たのめ?!めなこ!?こめいががく、かないりはつ、がんをなるかくりつりはこ?!?こけや、ここ、け、りゆうてや、こだまや、かねこ、みずほ、ほをにつがらないんは、がんに、なりたからわなむるで、がんになりえる、りえきや、たぬき、おひやらしよりいの、すこそきなあのくせに、なにたちぐせつかう、こて、たまどんをあげほそかわがらしやはいより、かばをかばさえゆりものをつかうがまあぶあのみのぐそひっかけてもよこやりいちかわよりほそいせしやしやわりよりちやわんめつきなおる?じやない、やまぬばいおん、くれえよくら 0 2023年11月30日 夜の蔵書家 小説 / 国内ミステリー 4.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ シリーズ4作目にして唯一の長編。主人公の須藤はあくまで古本の探偵であり人探しは専門外だが、敗戦後に地下出版を行い検挙され姿を消した謎の人物の生死を確認するよう依頼される。報酬に目がくらみ捜索を続けるうちに、その人物に徐々に魅力を感じるようになり⋯。猥褻な書物をなぜ危険をおかしてまで出版し続けたのか。戦時中から戦後にかけての人々の壮絶な生き様や愛書家たちの思いが交錯し、その思いが噴き上がるように猥本が世の中へと流通していったのだな、と本作を読み終わった今は感じます。 0 2023年10月15日 古本屋探偵登場 小説 / 国内ミステリー 3.7 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 1985年刊行の文春文庫版は読んでいたけれど、このたび1991年創元推理文庫版が分冊版でリイシューされるというので迷わず買いました。この『古本屋探偵登場』には、1991年の創元推理文庫版が刊行されたときに書かれたまえがきとあとがき、文春文庫版には未収録の『無用の人』、解説対談として瀬戸川猛資との対談が収録されています。成島柳北の『柳橋新誌』幻の第三篇が題材となっている『無用の人』、和本についての蘊蓄が楽しくてあっという間に読み終えてしまいました。解説対談も興味深く、行われた場所が山の上ホテルなのも、にやにやしちゃいます。 0 2023年10月11日 飛ぶ読書室 この本がおもしろいよ エッセイ・紀行 / エッセイ 5.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 古今東西の厳選された名著が、堅苦しくなく紹介されている一冊。 勘所をしっかり抑えた要約で構成されていますが、簡潔明瞭で大変読みやすく感じました。 しかし何よりも、実際に手に取って読んでみたいと思わせる筆致が素晴らしいです。 読書の道標となりました。 0 2020年05月16日