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ドイツ語で“Geflugeltes Wort(翼をそなえた言葉)”といえば、「時と場所を超えて胸に飛び込んでくる言葉」のこと。古今東西、書誌については知らぬことのない著者が、自ら落ち込んだ時、挫折した時に、励みとし、心の支えとした選りすぐりの言葉を集めてみました。――挫折の末に漱石が辿りついた言葉、小林秀雄の究極の一言、バッハの人生を支えた一語、知られざる『論語』の至言……、一味違った珠玉の数々。
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Posted by ブクログ
近代史や書誌をテーマとした評論家で、読書論等の多数の著書を発表している紀田順一郎が、古今東西の書物の中から、「翼のある言葉」(=ドイツ語で“Geflugeltes Wort”。時と場所を超えて胸に飛び込んでくる言葉)を集め、その作者と原典を含む解説を加えたもの。 シュテファン・ツヴァイク『人類の星の...続きを読む時間』より~「一つの国民の中に常に無数の人間が存在してこそ、その中から一人の天才が現れ出るのであり、常に無数の坦々たる世界歴史の時間が流れ去るからこそ、やがていつかほんとうに歴史的な、人類の星の時間というべきひとときが現れ出るのである」 ソロー『森の生活(ウォールデン)』より~「目を内に向けよ。そうすれば心のなかに無数の領域を見つけるだろう。まだ発見されていない領域を。そこを旅し、自分の宇宙誌の大家になれ」 『フランクリン自伝』より~「人間の幸福というものは、時たま起るすばらしい幸運よりも、日々起って来る些細な便宜から生まれるものである」 ほか、『論語』、セネカ『人生の短さについて』、シェイクスピア『ハムレット』、ゲーテ『ファウスト』、ホイジンガ『中世の秋』、フランクル『夜と霧』、岡本太郎『今日の芸術』、小林秀雄『私の人生観』、坂口安吾『堕落論』、カレル『人間この未知なるもの』、サン=テグジュペリ『人間の土地』、『老子』、谷崎潤一郎『文章読本』、『ラ・ロシュフコー箴言集』、アラン『信仰について』、宮本常一『萩の花』、陶淵明『田園の居に帰る』、モア『ユートピア』、南方熊楠『上松蓊宛書簡』、ミルトン『失楽園』、古今亭志ん生『なめくじ艦隊』、吉田健一『乞食王子』、などから、81の名言が紹介されている。 読書家として有名な著者ならではの、名言集としても読書案内としても楽しめる一冊。 (2006年2月了)
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