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Posted by ブクログ 2023年01月16日
この本を読むのは2回目、なのだが初読時の内容が記憶に残っておらず。。。
改めて読んで、こんなに美しい作品をなぜ覚えていなかったのかと、自分を責めた。「美しい」以外に似合う言葉はないと思う。
収録されている7篇、全部美しいが、「夜のパーラー」を含む後半の4篇がお気に入り。
「夜のパーラー」は他の作品よ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月10日
久しぶりの読書。
久しぶりの恒川光太郎 。夏になると彼の作品が読みたくなる。ので、未読だったこちらの短編集を。
やっぱり彼の描く異界と、現実世界とが交わる時の滲むように曖昧な境界の表現が大好きだ。
七篇の中でも特に『弥勒節』が気に入った。序盤に森で老婆に会うシーン、死者と語らっているとは思えない不...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月16日
恒川 光太郎さんの作品を読むのは2冊目。前回読んだ代表作の『夜市』よりも今作は私好みで一つ一つのお話全てが素晴らしすぎて感動すらある。沖縄なのか異界なのか。神聖なる異形のものたち。しかし、ファンタジーとかホラーという一言では括れない物語の重圧さで十分に堪能いたしました。<追記>クームンの庭先の木に掛...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月24日
舞台は、沖縄、というか琉球って言った方が雰囲気的には合うな。
実に怪しい。
琉球も異界の入口が、すぐ隣りにある感じなんかな?京都みたいに。
実は沖縄は行った事ないんやけど、何か目的もなく行ってみたい気もするな。
シーサーなどに守られている異界の街。
そういう身近な異界をテーマにしてそうな短編集7つ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月03日
今回は全て沖縄でのお話し。
沖縄も京都とは違う異世界への入口がそこかしこに
さりげなく口を開けてるって感じがしてます
その期待を十分すぎる程に淡々と時に優しく
時に不気味に 時に理不尽に異界へと誘います。
これが好きなんですよぉ~
7つの不思議なお話です。
「クームン」と「私はフーイー」...続きを読む
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