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明治人の姿(小学館101新書)
名著『武士の娘』から明治人の美徳を読む 激動の明治時代を生きた女、杉本鉞子(えつこ)(1872―1950)。戊辰戦争で賊軍と呼ばれた長岡藩の筆頭家老の娘として生まれた彼女は、13歳での婚約、渡米、二女の出産、夫の死などを経て、アメリカで自伝的エッセイ『A Daughter of the Samurai』を著した。その本はたちまち大きな反響を呼び、世界7か国で翻訳され、日本でも『武士の娘』として出版された。 武家の躾、男の覚悟、女の道、夫婦の絆、親の看取り――名著に活き活きと描かれた「明治人の美徳」を、鉞子と同じ長岡出身の櫻井よしこ氏が読み解く。 -
三浦綾子 電子全集 海嶺
海の自然とちっぽけな人間の闘いを描いた実話を元にした大漂流記。 天保3(1832)年、知多半島の小野浦から江戸に向かって出航した千石船宝順丸は、遠州灘で嵐に遭い、難破してしまう。1年2か月間の漂流ののち、宝順丸は奇跡的に北アメリカのフラッタリー岬に漂着する。14名いた乗組員はこのときすでに、10代の音吉、久吉、そして舵取りの岩松だけとなっていた……。 強大な自然にも負けない人間の強さを描いた大長編。 1983年(昭和58年)に松竹で映画化。西郷輝彦、竹下景子の主演で話題となった。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者がキリスト教関係の雑誌「けつたん」に載せたエッセイを収録! -
勝ち抜け!サバイバル投資術
小手先のスキルはもう通用しない。巨大な相場変動を読み解き、サバイバルせよ! 日本と世界のこれから、次のバブルの見つけ方・勝ち抜け方、「市場ショック」「突発ショック」への備え等、グローバル経済時代の攻めと守りの最善手を徹底指南! 著者は「国内大手証券→大蔵省→ゴールドマン・サックス」という経歴を持つまさにプロ中のプロ。<バブルを学ばずして儲けなし><「市場ショック」「突発ショック」から身を守る><人口動態統計をバイブルとせよ><2015年近辺にリーマン・ショック以上の危機勃発><中国株・不動産バブル、資源バブル、円大暴落への備えが急務><3つの投資術の組み合わせが最強の戦略>……といった刺激的かつ有用・実践的な論が展開される。中国バブル崩壊、円高危機、米国発世界恐慌から勝ち抜けするための必読書! -
日の丸家電の命運 パナソニック、ソニー、シャープは再生するか(小学館101新書)
家電メーカー各社の復活へのカギを探る! 家電メーカー各社の2013年3月期決算が注目を集めている。過去最大の赤字見通しを発表したシャープ、2年で1兆5000億円を失ったパナソニック、黒字予測ではあるものの、本業である電機部門では大幅な赤字となるソニー。いずれも世界を席巻していた日本を代表するメーカーだ。アナログからデジタルへと移行する中で製品はコモディティ化され、新興国製品との差はなくなり、価格競争に破れ新興国企業の後塵を拝している状態だ。一時は倒産寸前とまでいわれたアップルが故スティーブ・ジョブスによって鮮やかに蘇ったように日本の家電各社もかつての栄光を取り戻せるのか。そのためには必要なものがある。それはイノベーションであり、マーケティング力である。そして、何よりも経営者の力だ。これまで家電各社はデジタル化の本質を理解せずに、無駄な投資を続けてきた。これまでの成功体験にとらわれることなく、新たな一歩が踏み出せるか。家電メーカーとは好対照に堅調な重電系メーカー各社の戦略なども踏まえた上で、それぞれの企業が生き残るための秘策を明らかにする。 -
三浦綾子 電子全集 わが青春に出会った本
著者が青春時代に読んで感銘を受けた古今東西の本を紹介する読書案内エッセイ。 「私たちの幸せは、どんな人間と知り合ったか、どんな本と出会ったかということと、深い関わりがあるように思う」(「おわりに」より)。「本の虫」の著者が、青春時代に読んで感銘を受けた『デミアン』から『聖書』まで16冊と多くの詩編を紹介している。読者、特に若い人に贈った、読書案内エッセイ。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が『北海道新聞』に寄稿した自身の読書遍歴についてのエッセイを収録! 紹介作品:「デミアン」=ヘルマン・ヘッセ/「奉教人の死」=芥川龍之介/詩と私―子守歌、童唄(わらべうた)、唱歌、短歌、「山のあなた」=カール・ブッセ、「雨ニモマケズ」=宮澤賢治、「落葉松(からまつ)」=北原白秋、「旅人かえらず」=西脇順三郎、「汚れつちまつた悲しみに」=中原中也、八木重吉、小熊秀雄、水野源三、金芝河(キム ジハ)/「眠られぬ夜のために」=ヒルティ/「愛の妖精」=ジョルジュ・サンド/「天の夕顔」=中河与一/「枕草子」=清少納言/「徒然草」=吉田兼好/「放浪記」=林芙美子/「人間失格」=太宰治/「異邦人」=カミュ/「きけわだつみのこえ ―日本戦没学生の手記」/「三四郎」=夏目漱石/「田園交響楽」=アンドレ・ジイド/歌集「赤光」=斎藤茂吉/書簡集「十二年の手紙」=宮本顕治・百合子/「聖書」 -
三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち
精神の自由と情熱をつらぬいた茶聖・千利休の半生記を描いた歴史長編。 三好長慶を異母兄に持つお稲は、武力の強さにあこがれ、茶の湯の天才である夫・利休を軽んじていた。利休はそれでも家族を大切にしていたが、能の天才・宮王三郎の妻女・おりきに出会い、激しく心を奪われてしまう・・・。 利休の、反権力的な堺町人文化の一頂点でもある茶の湯の道を極めていく縦軸と、おりきへの激しい思いを横軸に、戦国時代を描いた歴史長編。精神の自由と情熱をつらぬく強さを持った男の半生記でもある。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が裏千家茶道の機関誌である月刊茶道誌『月刊淡交』に寄稿したエッセイ、著者の手によるぐい呑み写真を収録! -
ローズの屋根裏部屋【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】いつか私も…そう夢みる高級レンタルブティックを経営するローズは衝撃的な出会いをしてしまった。戻ってきたウディングドレスにまぎれこんだスケジュール帳を届けるため、有名広告代理店に出向いたが、そこには理想の王子様が! 彼の名はダンカン・バーク。彼を見た瞬間心を奪われたローズは方針を変えた。彼が求めるのはデキる女。ローズはジーンズにかかとの無い靴を履く姿から、髪を染め、魅力的な女性に変身し…。 -
三浦綾子 電子全集 泥流地帯
誠実に生きる人間に自然は容赦なく襲いかかる。「苦難の意味」を真正面から問いかける感動の長編。 上富良野郊外で、開拓農民の祖父母や兄、姉、妹と暮らす耕作は、中学進学をあきらめ、小学校の代用教員として、一家の生活をわずかながら支えている。そこへ、長い間離れて暮らしていた母が帰ってくるという吉報が届く。そんなとき、十勝岳が突然大噴火、一帯を泥流が襲う……。1926(大正15)年5月に実際に起こった十勝岳大噴火を背景に、懸命に生きる人間の姿を描く感動の長編。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」、十勝岳中腹に立つ著者写真等を収録! -
罪深き結婚
ガブリエラは義理の兄ルーファスに恋していた。母がルーファスの父と再婚したその日から。だがその想いは、「金目当ての誘惑はやめろ」という酷い言葉で踏みにじられた。以来、ガブリエラは彼を憎んできたが、6年後、義父が亡くなり意外な遺言が明らかになる。ガブリエラとルーファスが遺産を相続するには、ふたりが夫婦となり、半年間一緒に暮らすという条件を満たせというものだ。なんてこと!私を財産目当ての悪女と信じている義兄と結婚ですって!? -
ナポリの悪夢【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】休暇中のサラがクルージングを楽しんでいると、もっとも会いたくない男性と再会してしまった! 神のように美しい実業家、そして短期間とはいえサラの夫だったグイードだ。10年前、幼いばかりの結婚生活は夫の親族のいやがらせでつらい破局を迎えたのだが、再会した彼はサラに愛人関係を要求してきた! 身勝手な提案だが、負債を抱える友人夫婦の後ろ盾を得るために、サラは彼に身をゆだねることを決意する。あくまでも“恋に慣れた大人の女性”を演じながら…。 -
ブラックジャックによろしく~DYSTOPIA3.11~
医療の臨界点を描き続けた傑作コミックス『ブラックジャックによろしく』初のノベライズ! さらにカバーイラストは原作者・佐藤秀峰 描き下ろし! 【あらすじ】 斉藤英二郎。32歳。名門・永禄大学医学部を卒業し、今は銚子徳操会病院で勤務する外科医。研修医時代こそ様々な医局で若さゆえの衝突を起こした彼も、目の前の患者と向き合うという答えに辿り着いてからは、平凡ながらも充実した日常を過ごしていた。 ――2011年3月11日14時46分。『あの震災』が起きる前までは。 激動と混乱に巻き込まれる医療現場。生死をかけた手術の連続。砕け散った『昨日と同じ今日』を前に、斉藤は再び自分に問いかける。 「医者って一体、なんなんだ?」 医療の本質と戦い続けた男・斉藤英二郎が『311という病』と向き合う。『ブラックジャックによろしく』のその後を描く、初のノベライズ。 -
三浦綾子 電子全集 われ弱ければ-矢嶋楫子伝
時代の常識を超えて新しい女性の創造に命を燃やした女子学院初代院長・矢嶋楫子(やじま・かじこ)の生涯 厳しい明治の世にあって、結婚、出産、離婚、そして郷里・熊本から上京し、教師の道を歩みながら妻子ある人の子を産んだ矢嶋楫子・・・。日本キリスト教婦人矯風会を結成し、禁酒、禁煙、廃娼運動を広く行う一方、女子学院の初代院長となる。愛と情熱のおもむくままに生きた新しい女性・矢嶋楫子93年の生涯を、著者が思いを込めて綴った伝記小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、矢嶋楫子や女子学院、矯風会関連の写真と、「道南オリーブの会ニュース」発足10周年記念号に三浦綾子が寄せた文章「信仰の自治」を収録! 2013年に矢嶋楫子 生誕180周年。 -
三浦綾子 電子全集 広き迷路
広い迷路をさまよう人間の孤独と欲望を描く、サスペンス風長編。 旭川出身で、銀座のデパートに勤める早川冬美には、エリート会社員の町沢加奈彦という素敵な恋人がいた。しかし札幌に出張中のはずの加奈彦を都心で見かけて以来、心に不安の影がよぎる・・・。小心で平凡な人間に潜む欲望が、犯罪に結びついていく心理的サスペンス。著者には珍しい推理小説風の作品。 1979年(昭和54年)にテレビドラマ化され話題を呼んだ。 「三浦綾子電子全集」付録として、三浦綾子記念文学館初代館長・高野斗志美氏による論評「登場人物を読む/冬美――『広き迷路』」を収録! -
三浦綾子 電子全集 天北原野
運命や自然に翻弄される人間の愛とエゴイズムを描く長編小説。 貴乃と孝介は結婚を誓い合った仲だったが、貴乃に恋慕する完治の策略によって、孝介一家は村から追いやられ、貴乃は強引に完治の妻にさせられてしまう。それから10年。樺太に渡り、金持ちになった孝介が貴乃と完治の前に現れ、完治の妹のあき子を嫁にほしいと告げる……。運命や自然に翻弄される純愛を通し、十字架を背負った人間たちのドラマを描く長編小説。 1977年(昭和52年)にテレビドラマ化され話題を呼んだ。 「三浦綾子電子全集」付録として、1977年のTVドラマ化に際し毎日新聞に載せたコメントを収録! -
三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人
女性が人間らしく生きるとは?ガラシャ夫人を通して語りかける著者初の歴史小説。 明智光秀の娘・玉子は、織田信長の命により、16歳で細川忠興に嫁いだ。戦乱の世の常の政略結婚で、多くの女性がそれを運命として疑うことをしなかった中、玉子は、女たちが道具のように扱われることに、耐えられぬ思いを抱いていた。人間としての自我にめざめていた玉子(後のガラシャ夫人)を通して、女性が人間らしく生きることの意味を問う著者初の歴史小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、『信徒の友』に掲載された著者談話「細川ガラシャ夫人を書き終えて」、西教寺住職の説明を受ける著者写真を収録! -
よみがえれ! 昭和40年代 高度成長期、少年少女たちの宝箱(小学館101新書)
昭和40年代の子供たちの宝物が大集合! 東京オリンピックとオイルショックに挟まれた昭和40年代は、日本人の暮らしと考えが大きく変化した、まさに激動の10年間でした。あの時代に子供だった世代も今は40代後半から50代。テレビがカラーになり、冷蔵庫や全自動洗濯機が家に来て、漫画とテレビ番組を夢中になってむさぼり、人工甘味料が入ったお菓子やジュースを喜んで口にし、「20世紀少年少女」たちは高度成長期を過ごしました。本書は、昭和40年代に小学~高校時代を送った著者が、長年にわたる丹念な調査で集めた、「昭和40年代の子供たちの宝物」のコレクションです。当時の少年週刊誌や学年誌、新聞などの一次資料にあたり、メーカーに遺されている写真や資料を取り寄せ、自宅に保存されている「お宝」をひっぱり出し…。お菓子や飲み物、おもちゃ、文房具、テレビ番組、コマーシャル、アイドルタレント、オーディオ機器、レコード、そしてさまざまな「オマケ」など、昭和40年代の子供達が憧れた118のアイテムを架空の対話形式で楽しく時代別に紹介。貴重な写真約100点も掲載します。巻末には元フォーリーブスの江木俊夫氏と著者の対談を収録しました。 -
空海のこころの原風景 自身の内なる仏への旅(小学館101新書)
自身の内なる仏への旅 空海(弘法大師)には、不思議な魅力と人気があります。高野山の奥の院に今も生きているという伝説にも、四国遍歴をする人々が絶えないことにも、それは現れています。 そのため「空海」をテーマにした本は数多く出版されていますが、本書は新書の形で、「空海のこころとは何か」を、正面からわかりやすく取り上げるものです。 京都に東寺を創建した空海は、決して都会を避けているわけではありません。しかし、より純粋な瞑想と修行のため、高野山に最後の道場を求めたという点では、最初の脱都会派・自然志向の人であり、また大日如来=太陽にエネルギーの根源を求めたという点では、今日の太陽エネルギーの再評価などにも通ずる展望を持った人でした。また、禅定の中の死という形で、自らの死を今も積極活用し続けているという点でも、まさに今日的な人物であると言えるでしょう。 本書は、このようなさまざまな場面に今も生きている空海の心を明らかにし、その「こころ」が現在においてもいかに新鮮であり有用であるかを伝えるものです。震災後の復興を求める日本人の心にも、確かな灯をともす一冊。 ・空海の若い時代から晩年へと、その足跡の順にわかりやすくたどります。 ・難しい哲学的、宗教的言葉を極力避けて、明解に説き進みます。 ・空海哲学の核心=“即身成仏”の意味が、この一冊に要約されています。 -
三浦綾子 電子全集 新約聖書入門 ―心の糧を求める人へ
読んでみたいが、難しそうで読めないと思っている人たちにおすすめ、新約聖書の手引書。 「どんな人であっても、一生に一度や二度、うめくような悲しみや苦しみにあうことがあるのではないか。もし、そうしたときに、聖書を知っていたならば、その苦しみや悲しみは、単なる苦しみや悲しみに終わらず、もっと別の意味を持つかもしれない。(「著者のことば」より)」。幅広い読者に向けて、平易な文章で解説する「新約聖書」の手引書。姉妹書に「旧約聖書入門」がある。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が、旭川六条教会で講演する写真を収録! -
三浦綾子 電子全集 旧約聖書入門 ―光と愛を求めて
「絶対におもしろい」旧約聖書をわかりやすく解説した手引書。 聖書は最高の文学だといわれているが、多くの人は、とはいっても難しいものだと思いがち。しかも、「旧約」は、古い教典のことだとか、カトリック教(旧教)のためのものだとか、誤解をもっていることが多い。一見幼稚とも見える神話の中に、驚くべき永遠の真理と、人生への指針が含まれている「旧約聖書」は、絶対におもしろい、と著者はいう。「旧約聖書」をわかりやすく解説した手引書になっている。姉妹書に「新約聖書入門」がある。 「三浦綾子電子全集」付録として、発刊時の「著者のことば」を収録! -
三浦綾子 電子全集 死の彼方までも
人間の強さと脆さ、愛憎、生と死を厳しくも優しい視点から描いた傑作中短編集。 作家活動の最盛期にあった著者が、長編執筆のかたわらで、何気ない日常の中に垣間見える、底知れぬ闇を抱えた人間の弱さを描き出した傑作中短編集。平穏な家庭に忍び込んでくる死の影を背負った女の息遣いに、家族の信頼と幸福がもろくも崩れ去っていく姿を描いた表題作「死の彼方までも」の他に、「赤い帽子」「足跡の消えた女」「逃亡」を収録。 1977年(昭和52年)、1983年(昭和58年)の2度にわたりテレビドラマ化された稀代の名作。 「三浦綾子電子全集」付録として、表題作が1977年にテレビドラマ化された時の台本、単行本として出版されたときの記念写真を収録! -
三浦綾子 電子全集 残像
良心とは何か?主人公を襲う家庭の崩壊から、どのように心を持つべきかを問う問題作。 女性を妊娠させ自殺に追いやる兄、体面だけを気にする教育者の父、何を考えているかわからない母―。そして、その間で悩む主人公・真木弘子。真木家と自殺した女性の西井家を襲う不安と不信が家庭崩壊を起こしていく。 醜悪な人間関係の中で良心のあり方、愛することの重みを綴っていく。 1973年(昭和48年)にテレビドラマ化され話題となった。 「三浦綾子電子全集」付録として、三浦綾子記念文学館初代館長・高野斗志美氏の評論「弘子――『残像』」を収録! -
東京の副知事になってみたら(小学館101新書)
副知事になった作家、3年に及ぶ格闘の記録 2007年6月、石原慎太郎・東京都知事からの「特命」は突然だった。 東京が国との間に抱える様々な問題を解決すべく、突破口となる役割を託された作家は、都庁の中で、何を見て何を感じ、どう動いてきたか。 作家の想像力が行政に与えた影響とは? 都庁で考えた「この国のゆくえ」とは? 就任から3年、永田町・霞が関との戦いから都職員との触れ合い、東京発の政策提言に至るまで、縦横無尽に綴る。 「東京都は昔から伏魔殿と呼ばれた。そんな形容詞でいかにもおどろおどろしく語るだけなら、何も説明したことにはならない」(プロローグより) -
三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編
愛を持続させることはいかに大切であるか――。新婚生活から新聞懸賞小説に入選するまでを綴った自伝的小説。 37歳で結婚し、綾子の実家に近い一間だけの小さな新居で始まった結婚生活。新聞社の1,000万円懸賞小説に『氷点』を投稿し、入選するまでの愛と信仰の日々を描く。「大きな愛」に包まれた「小さな家」には、さまざまな人が立ちあらわれる。また日常生活の中で、人を信じる、愛することの重要性を説く。 「道ありき 青春編」の続編。 「三浦綾子電子全集」付録として、週刊新潮1999年10月28日号の記事「墓碑銘・作家、三浦綾子さんの苦難を支えた信仰と夫の愛」を引用収録! -
三浦綾子 電子全集 病めるときも
自己本位にしかものを考えることができない人間の悲劇。6つの作品からなる短編集。 性愛に奔放な元小学校教師の加代は、真実の愛があることを信じない(「井戸」)。入院中の療養所の裏山で性愛におぼれて妊娠してしまう霧子(「足」)。東京を離れることをいやがり実家に帰ってしまった妻に対し、つつましやかな女性に惹かれる慎二だが(「羽音・1969年(昭和44年)にテレビドラマ化」)。少年・清志は家出した母の面影を優しい女性教師に見るが(「奈落の声」)。金と情欲に支配された人たちに翻弄され続けた美津子は不幸のまま……(「どす黝き流れの中より」)。研究室が火事で全焼した後、精神に異常をきたしてしまった夫を支える明子(「病めるときも」)。人間の弱さと罪深さを描いた6つの短編集。 「三浦綾子電子全集」付録として、出版ニュースに載せた「わが著書を語る」、講演写真を収録! -
三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編
著者の二十歳代前半から療養生活、自殺未遂、光世氏との結婚までを記した自伝的小説。 小学校の教師をしていた綾子は、敗戦を迎え、それまで教えてきたことが間違いだったのではとの思いにさいなまれ、虚無感を覚える。教師を辞め、結婚を決意するが、結納が届くその日に倒れ、その後、肺結核を発病する。長い療養生活の中で婚約解消、自殺未遂などを経験するが、同じ結核患者でクリスチャンの幼なじみ前川正の献身的な支えを得て、生きる希望を見いだしていく。その後、脊椎カリエスを患った綾子は、受洗する。そんな折、前川正が危険な大手術を受けることになり……。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」を収録! -
運命のタロット 【復☆電書】
「復☆電書」企画にて、電子書籍で復刊! タロットの《魔法使い》に出会ったの――主人公・水元頼子は、タロットカ-ドの《魔法使い》に出会ってしまったために、他のタロットが起こす事件を解決したり戦ったりせねばならなくなってしまいます。「運命のタロット」シリーズ第1弾。第1回「復☆電書」読者リクエスト第1位作品。『《教皇》がiを説く 真・運命のタロット1』も同時配信。(講談社X文庫・1992年9月刊) -
三浦綾子 電子全集 愛すること信ずること
自らの夫婦生活を素直に、ユーモラスに語りながら、人生を深く見つめた随筆集。 「肺結核と脊椎カリエスで9年来臥ていて、今もなお、ギプスベッドに絶対安静で、ときどき喀血する。年齢も2つ上で、美人ではない。枕もとには死んだ恋人の写真と骨が飾ってある。いつ治るかわからないが、ぼくは彼女が治るのを待って結婚する。治らなければ、ぼくも結婚しない」という、考えれば考えるほど不思議な光世さんと結婚した著者。「悪妻の見本」という著者が素直に、ユーモアあふれる語り口で、人生の送り方を深く見つめた随筆集。本書のことを記した「随想・地球の上にある」を付録として追加。 「三浦綾子電子全集」付録として、本書のことを記した「随想・地球の上にある」を収録! -
三浦綾子 電子全集 ひつじが丘
過ちを犯さない人間はいない。だからこそ愛することはゆるすこと。永遠の愛のテーマ。 牧師の家に育った奈緒美は高校卒業後、友人・京子の兄、良一から求婚される。やんちゃな面を持つ良一に奈緒美は惹かれていくが、良一の人間性に不安を感じ取った両親は反対する。一方、奈緒美の高校時代の担任で、良一の女性遍歴を知る竹山もまた、奈緒美への密かな思いを抱くだけに祝福することができなかった。周囲の声に反発する奈緒美は函館に帰る良一を送りに行き、そのまま結婚生活を始めてしまう。だが、そのわずか数か月後には、良一の冷酷な面を知ることになるのだった。 「三浦綾子電子全集」付録として、 夫・三浦光世氏による「創作秘話」などを収録! -
三浦綾子 電子全集 塩狩峠
明治42年に実際に起こった鉄道事故を元にした人間のあり方と愛と信仰の物語。三浦綾子の代表作であり、多くのファンに愛される大ベストセラー作品! 東京で、父と厳格な祖母に育てられた信夫は、祖母の死後、キリスト教徒であったために家を出されていた母親とも暮らすようになる。母と妹、そして父までもが信じるキリスト教に違和感を抱きながらも、まっすぐに成長していく信夫。やがて、少年時代からの友人・吉川に誘われ北海道に渡り、鉄道会社で働くようになる。この地で信仰に目覚めた信夫は自らも洗礼を受け、吉川の妹・ふじ子との結婚を決意する。結納のために汽車で札幌に向かうが、塩狩峠の頂上にさしかかったとき、信夫の乗った客車が突然汽車から離れ、暴走を始めた……。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」などを収録! -
三浦綾子 電子全集 続 氷点
人間にとっての「ゆるし」とは何かを問いかけるベストセラー『氷点』のその後。 自分が殺人犯の娘であると知った陽子は、睡眠薬自殺を図るが、一命を取り留める。意識が戻った陽子に、育ての親である啓造と夏枝は、陽子が殺人犯の娘ではなかったことを告げる。だが同時に、陽子は自分が不義によって生まれた子である事実を知るのだった。潔癖な陽子は、実母への憎しみを募らせていく。そんな陽子に特別な感情を抱く兄の徹は、陽子の実母に接近していき……。 1971年(昭和46年)にテレビドラマ化され話題を呼んだ。 「三浦綾子電子全集」付録として、随筆「『続 氷点』を終って」を収録! -
三浦綾子 電子全集 銃口
人間の本質に迫る三浦文学の最高傑作! 昭和元年、北森竜太は、北海道旭川の小学4年生。父親が病気のため納豆売りをする転校生中原芳子に対する担任坂部先生の温かい言葉に心打たれ、竜太は、教師になることを決意する。竜太の家は祖父の代からの質屋。日中戦争が始まった昭和12年、竜太は望んで炭鉱の町の小学校へ赴任する。生徒をいつくしみ、芳子との幸せな愛をはぐくみながら理想に燃える二人の背後に、無気味な足音……それは過酷な運命の序曲だった。 「第1回井原西鶴賞」受賞作品。三浦綾子、生前最後の小説。 1996年(平成8年)、NHKで「銃口 竜太の青春」としてテレビドラマ化され、作品が第14回ATP賞‘97奨励賞を受賞した。 -
三浦綾子 電子全集 氷点
北海道旭川市を舞台に人間の「原罪」をテーマにした著者のデビュー作であり、代表作。 ある夏、北海道旭川市郊外の見本林で3歳の女児が殺される。父親、辻口病院院長の啓造は出張中、母親の夏枝は眼科医の村井の訪問を受けている最中の出来事だった。夏枝と村井の仲に疑いを抱いた啓造は、妻を苦しめたいがために、自殺した犯人の娘を引き取ることにする。事実を知らない夏枝はその娘に陽子と名付け、失った娘の代わりにかわいがる。夏枝や兄の徹らの愛情に包まれて明るく素直な娘に成長していく陽子だったが、いつしか家族に暗い影が忍び寄る―。 三浦綾子の朝日新聞の懸賞小説当選作であり、デビュー作。 そして、1969年(昭和44年)、1970年(昭和45年)、1981年(昭和56年)、2006年(平成18年)と昭和から平成にかけて4度にもわたりテレビドラマ化された、空前の名作である。 「三浦綾子電子全集」付録として、懸賞小説の当選発表記事や受賞の言葉などを収録! -
せつない秋
専属看護師として雇われた老男爵夫人の屋敷へ向かう途中、サファーの車はエンストを起こしてしまった。通りがかりの男性に助けられたものの、彼の言動は傲慢で腹立たしく、怒りを抑えてお礼を言うのが精いっぱいだった。ようやく屋敷に到着し、温かく迎えられたサファーは、心配していた男爵夫人に道中の出来事を語り始めた。再び怒りがこみあげてくるのを感じ、彼女は思わず声をあげた。「彼はまるで悪魔の王様のようでしたわ!」そう言い放ったとき、まさにその人物が現れた。驚いたことに、彼は雇い主の子息ファン・ドイレン男爵だったのだ。■古きよき時代の心温まるロマンスを描いて根強い人気のB・ニールズ。けなげで一生懸命なヒロインが、年上の謎めいた男性に翻弄される姿がいつも切なく胸に迫ります。秋のハイランド地方を舞台にした、看護師と男爵のシンデレラ・ストーリーです。 -
復讐のウエディングベル
元トップモデルのタラは、かつて愛した人に裏切られたあげく『魔性の女』とデマを書き立てられ、自らモデル業界を去った。騒動以来、男性とのかかわりはいっさい避け、息を潜めるよう生きてきたタラ。現在は仕事づけの毎日を送っている。しかし、彼女のささやかな生活はプレイボーイと名高い新社長アンジェロの登場で一変。彼は欲望を隠そうともせず、タラに言い寄ってくる。彼の甘美な誘惑と強引な口づけに負けそうになるタラだったが、彼にはある思惑があったのだ! -
大阪維新の真相
ニュースが決して報道しない「26の事実」を大阪市特別顧問が明かす! ◎【「都構想=大阪の問題」と思い込まされていないか?】◎橋下徹大阪市長が掲げた「大阪都構想」に注目が集まっている。また、大阪維新の会が主催する「維新政治塾」には400名程度の定員のところ、3326人の応募が殺到した。テレビ・新聞でも毎日のように大阪の行政にまつわるニュースが報じられている。なぜマスコミは橋下徹や大阪維新の会を気にするのか? そして、日本は彼らに何を期待できるのか? それを知るためには、まず「大阪都構想は大阪の政治問題だ」という誤解を捨て去らねばならない。報道を目にするうちに、あなたもそう思わされてしまってはいないだろうか? これは二重の意味で間違っている。大阪都構想は大阪だけでなく、「日本全体を変革する可能性」を持ったヴィジョンだ。そしてここには、「財政の枠組みやお金の流れを変えるパワー」が隠されている。「大阪維新」は、日本経済を変える――これが本書が語ろうとする真相だ。 -
人間関係力 困った時の33のヒント(小学館101新書)
人間関係のストレスを減らすヒントを提示 責任を取らない上司や出来の悪い部下、あなたを振り回す取引先。あるいは小言の多い妻やいうことを聞かない子供……に囲まれ、気づけば溜め息の数ばかりが増えていく。今や人間関係のストレスは、ビジネス、プライベートを問わず、人生を生きていく上で最大の抵抗力なのである。この本では、私たちが悩みがちな状況を具体的に設定し、その状況に活路を拓き、人間関係のストレスを減らすヒントを、宮本武蔵やチャップリン、ケネディ、マキアヴェリなど、33人の賢者の言葉を活かしながら提示する! 33人の賢者 宮本武蔵、エジソン、高橋是清、チャップリン、夏目漱石、劉備玄徳、黒澤明、アレクサンダー大王、三遊亭園朝、ジョン・F・ケネディ、孫子、松尾芭蕉、ナポレオン、寺山修司、モーツァルト、宮本常一、杜甫、新渡戸稲造、マーク・トウェイン、勝小吉、サルバトール・ダリ、与謝野晶子、マキアヴェリ、坂口安吾、孔子、渥美清、種田山頭火、モハメド・アリ、一休宗純、ヒッチコック、道元、司馬遷、釈迦 -
囲碁殺人事件
第七期棋幽戦第二局は、〈碁の鬼〉と称される槇野猛章九段の凄まじい妙手で一日目を終えた。翌日の朝、対局の時間に槇野九段は現れず、近くの滝の岩棚で首無し屍体となって発見される。死の二週間前に目撃された「鬼の首を取る」奇妙な詰碁は殺人予告だったのか。槇野九段が首を切断された理由とは。山林で発見された腐乱死体は事件と如何なる関係があるのか。知能指数208の天才少年・牧場智久と姉の典子、そして大脳生理学者・須堂信一郎のトリオが不可解な謎に挑む。名作『匣の中の失楽』に続いて放たれた著者初期の傑作本格推理。ゲーム三部作第一弾、牧場智久シリーズ開幕。 -
発想職人のポケット 「カタチのないもの」をビジネスにする55の言葉
「独自の発想」がなければ生き残れない! いまだ出口の見えない不況の中で、ここから抜け出すためには「違い」を生み出すしかない。そのために必要なのは、ちょっとした「発想の転換」だ。 博報堂の制作部長だった高橋宣行氏が、若いビジネスマンから、新企画立案に煮詰まったベテランまで、だれでも日々いかせる創造的発想のための“55の金言”をまとめたもの。 「正しいけどおもしろくない」「目線が高すぎる」「異質な人を愛せ」など、当たり前のように見えながら、言われてハッとする言葉ばかり55編。この言葉たちは、高橋氏が現役時代、毎日のように先輩たち(発想職人たち)から言われたものばかり。この言葉たちには、発想職人たちの経験から導かれた知恵がつまっており、つまり、この言葉を通して、発想職人たちのポケットから「経験知」を拝借する、というのが本書の目的だ。やさしい語り口で、読み進めるうちに、いつのまにかウロコが落ちていること、まちがいなし! -
炎と燃えた夏【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ジャスティンは緊張のあまり、逃げ出したくなった。今まで誰かを誘惑したことなどない。でも、今目の前の銀行の融資担当者を誘惑できなかったら、父の借金のせいで家を失うのだ。女の魅力を駆使すれば、彼は融資をOKするとの噂だったが…。一方、マーカスは目の前の女性を苦々しく見つめていた。頭取の彼を融資担当者だと思い込んでいる彼女は、美しさを武器に金をひき出そうとしている。冗談じゃない。だが彼の心の声は、彼女の申し出は魅惑的だとささやいていて…。 -
裁く技術 無罪判決から死刑まで(小学館101新書)
年間30万人に通知!裁判員に選ばれるあなたのための決定版裁判マニュアル――本書1冊で判決は下せます! 元裁判長が明かす超極秘スキル 有罪・無罪の決め手となる証拠は、ズバリ何か 「本当に犯人なのか…」と不安になったときの場合死刑かどうかを決める基準とは? 「どうしても自分に、死刑判決は下せない」となった時。 目次 序章 裁判員はどれだけ大変? 第1章 裁判の流れをつかむ技術 第2章 犯人かどうかを決める技術 第3章 懲役年数を決める技術 第4章 死刑かどうかを決める技術 第5章 本当に困ったときの危機回避の技術 最終章 裁判員を断る技術 -
恋と惑いの週末
ベスの背後でドアが小さな音をたてて閉まり、彼女は一瞬凍りついた。休養のため借りた田舎のコテージはばね式の錠で、飼い犬につられてうっかり外に出たベスはパジャマ姿のまま夜の暗闇にほうり出されてしまったのだ。困り果てたベスはたまたま通りかかった車に助けを求める。運転していた男性はトラビス・ブラック、長身でたくましく、ハンサムな彼は自分の所有する別荘に来てひと晩過ごせばいいと言うが、極度の男性不信に陥ってるベスには、とんでもない話で…。 -
レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い
小学2年生にして<アストラル>神道課の巫女・葛城みかん。彼女が猫屋敷とともに里帰りしたまま消息を絶った。彼女の身を案じたいつきたちは葛城家に向かうが、そこで待ち受けていたのは無数に出現する「鬼」。葛城家はみかんを「人柱」にして鬼に纏わる恐るべき行為に手を染めようとしていた。そして黄昏――山間に陽が落ちるとき、恐るべき「鬼の祭り」が始まる。鬼VS魔法使い。みかんの運命は!? 大好評異種魔術格闘戦! -
アウトニア王国奮戦記 でたまか
カネなしコネなし色気なしの帝国のビンボー貴族。それがぼく、マイド・ガーナッシュ。士官学校を卒業し薔薇色の未来にいざ出陣♪……のはずが! なぜか!! 配属されたのは宇宙の果ての果ての果ての果ての(以下略)惑星国家アウトニアだった。ほのぼのした国民風土にして、その艦隊は宇宙一へなちょこ。しかもぼくは、その最弱艦隊を指揮して強大な敵に立ち向かわなくちゃならないのだっ!! 痛快ポップビート・スペースオペラ、始動! -
神がいない死体 平成と昭和の切ない違い
監察医として40年以上にわたり、2万体以上の死体と真摯に向き合ってきた著者。その彼が、昭和と平成で死体が大きく変わったと指摘する。純粋に生きた昭和の死体。死因さえわからない平成の死体。その差とは何か、生とは何かを綴った、死体の切ない叫びが聞こえる感動のノンフィクション。 -
愛を捨てた理由【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】新社長の姿を見てケイトは我が目を疑った。5年前、他に女性ができたと告げて彼女のもとを去った元夫のショーンだったのだ。今でも心は血を流しているのに、彼の下で働くことなんてできないわ! ケイトはその日のうちに退職届を出して帰宅したが、彼はなぜか家にまで押しかけてくる。「これを忘れたというのか?」抱きよせられると肌は熱く燃え、一瞬のうちに彼の手の感触になじむ。彼を求めて走る震えを抑えられず、喜びのうめき声はもっと先を渇望してしまい…!? -
セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱(小学館101新書)
ニッポンの性と生を変える! 東京大学文学部在学中に、上野千鶴子ゼミに所属した著者・坂爪真吾氏は、新宿・歌舞伎町などで性風俗産業に関わる人々を取材。関わった人すべてを不幸にする風俗業界の惨状と問題点を明らかにした研究論文「機械仕掛けの『歌舞伎町の女王』」を発表した。 大学を卒業後、誰もが安全な性サービスを受けられるインフラ作り――新しい「性の公共」を求めて、障害者への射精介助を行なう非営利組織「ホワイトハンズ」を起業する。物議を醸した「処女童貞卒業合宿」などをめぐって警察や行政と激しいバトルを繰り広げながら、それでもなお精力的に活動を続ける理由とは何か――。 現在、全国18都道府県でケアサービスを提供している1981年生まれの著者が、その尋常ならざる情熱を初めて綴った奮闘記。 -
漉き紙に咲く
人里離れた古民家に工房を開き、ひとり手漉き和紙職人として働く葵のもとに、スランプに悩む日本画家・沖家が訪ねてくる。自身も1度は絵を志したが、途中で諦め別の道に進んでいた葵は、容赦ない批評を彼に浴びせるが、それが逆に沖家を刺激することになり…。「あんたは、真っ白な人間だよ。俺なんかから見たら、眩しくてしょうがないくらいだ。」寒さにかじかむ手をすりあわせ、息を白くしながら100号の和紙が漉き上がったとき、葵はその前にぺたりと正座すると、絵のモデルのように姿勢を伸ばし沖家を見つめた…。本作品は2011年12月1日発行「白の秘密」に収録された作品を分冊したものです。 -
論理学入門推論のセンスとテクニックのために NHKブックスセレクション
「なぜ人を殺してはいけないのか?」「地球外生命は存在するか?」・・・論理的に考えると、どのような回答がもたらされるか?演繹、帰納、背理法など推論のテクニックを豊富な例題とともに紹介しながら、現代論理学の基礎をわかりやすく解説。明晰な思考のためのトレーニングであるのみならず、宇宙論などの科学と論理学の接点をも探る、知的興奮に誘う一冊。 -
大天運 絶対的強運をつかむ
いかにすれば己を磨き、神霊界の法則にかなった天運のある人生を送れるか。世のため人のためという大いなる心をもちながら、日々修身に励んでいくことが最も運のいい生き方であり、天運をつかむことになる、と著者は説く。 -
これが本当の「忠臣蔵」 赤穂浪士討ち入り事件の真相(小学館101新書)
現在最新の史料で実証する赤穂事件の真相 歌舞伎界では『仮名手本忠臣蔵』は「独参湯」(効果絶大とされた気付薬の名)と呼ばれ、打てば必ず当たる興業とされてきた。小説やドラマ・映画などでも、いまだに毎年必ずといってよいほど、さまざまな視点で描かれた作品が発表されている。しかし、それらは後世脚色された物語としての赤穂事件である。 本書では、赤穂浪士討ち入り事件の発端となった浅野内匠頭による江戸城松の廊下での刃傷から、討ち入り事件後の浪士たちの切腹の顛末、さらには事件の後日談までを、ひとつひとつ原史料にあたりながら、歴史事実として検証していく。 吉良上野介は内匠頭に賄賂を要求したのか? 内匠頭の辞世とされる和歌は本物か? 大石内蔵助は祇園で遊興にふけっていたのか? 上野介を討ちとったのは誰か? 浪士たちの切腹のありさまはどうだったのか……。 2011年末、著者自身が鑑定した新発見の史料「茅野和助遺書」をまじえ、わかりやすく「正確に」、赤穂事件のすべてを解き明かす。江戸文化歴史検定関連図書、「江戸検新書」シリーズの第3弾。 -
虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)
過激派元昆虫少年3人の、井戸端子育て論議 解剖学者として、広い見識を持つ知識人として『バカの壁』をはじめとする数々のベストセラーを送り出している養老孟司。生物学者として、構造主義生物学論にとどまらない環境問題や人間の生き方についての著作でも知られる池田清彦。フランス文学者として、ヨーロッパや日本の文化、そして都市環境への高い関心を持ち、『ファーブル昆虫記』の翻訳も手がけた奥本大三郎。その3人が「虫好き」というたったひとつの共通項をもとに、子どもたちの正しい育て方と、人として生きるべき方向について語り合った。 -
「借金1000兆円」に騙されるな!暴落しない国債、不要な増税(小学館101新書)
日本国債暴落説のウソを正す! 日本政府の債務残高は1000兆円に迫り、GDPの2倍もある。やがて日本国債は暴落し、日本の財政は破綻するという説が国民に不安を与えている。しかし、これには大きな誤解や嘘が含まれている。政府や財務省は1000兆円という借金の額のみ強調するが、日本政府の資産は650兆円もあり、諸外国より図抜けて大きい。しかも、そのうち約400兆円は現金化しやすい金融資産だ。 また、国債の保険ともいえる金融商品であるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の保証料も、イタリアはもちろん、ユーロ圏を牽引するフランスと比べても日本は安く、これは日本国債に対する世界の金融市場の評価がフランスより高いということだ。 このような事実を無視して日本の財政破綻を唱える政府・財務省や、その影響を受けている学者の発言には、世論を増税容認に導く意図があるとしか思えない。その先にあるのは省益や天下り先の確保である。しかし、このデフレ化で増税するなどの愚かな政策を続ければ、日本の財政は本当に破綻しかねない。元・財務官僚のエコノミスト・高橋洋一が、国債を巡る日本経済の嘘と誤解を一刀両断にし、日本が進むべき道を明らかにする。 -
本当は怖いソーシャルメディア 2015年「メディア融合時代」を考える(小学館101新書)
SNSであなたの個人情報が晒される!? テレビや新聞などのメディア力が低下する中、世界各国で影響力を増し続けるソーシャルメディア。“アラブの春”などで国を変える原動力となったFacebookやtwitterは、日本でも急速に普及したが、その利便性とネットワーク効果について肯定的にしかとらえられてこなかった。しかし、普及率が高くなると、ソーシャルメディアが持つ負の力や、情報弱者である一般庶民を危険に晒す可能性について議論が必要な段階となってきた。SNSで個人情報は守られるのか? 情報過多はユーザーの時間を奪い、創造力を減退させるだけではないのか? 本書では、アメリカのSNS事情にも詳しい筆者が、数年後に起こるメディア融合を見据えた上で、日本の一方的なソーシャルメディア支持の状況に警鐘を鳴らす。 -
これが結論!日本人と原発(小学館101新書)
この1冊で日本の電力問題は決着を見る! 東日本大震災そして原発事故から1年。放射線に汚染された国土は一向に回復の目処が立たない。それどころか汚染は蓄積され、今後百年以上福島第1原発周辺に人は住めないだろう。万が一同様の事故が起きたら、日本は消滅するかもしれない。にもかかわらず、なし崩しに原発再稼働に向けた動きが顕在化している。竹田氏は原発推進派が今も上げるその根拠を徹底検証する。そして原発がいかに日本に合わないか、さらには不必要であるかを明らかにし、原発の10分の1で同出力が得られるガス・コンバインドサイクル発電による代替を提唱する。明治天皇の玄孫である著者が「日本人の感性」や「日本人論」から原発問題の核心に迫った目からウロコの脱原発論。この1冊で日本の電力問題は決着を見る! -
ボスは宿敵
父の死はある大企業のせいだと考え、ペイジは、その会社のトップ、ブライス・レキシントンの調査を始めた。父を追いつめた証拠をつかむために秘書として潜入する計画を立てた。いざ面接の段になり、ペイジは宿敵の存在感に圧倒される――権力、富、そして端麗な容姿の見事な融合。心が一瞬くじけそうになったが、なんとか採用までこぎ着けた。だがそれは、ペイジの動きを事前に察知したブライスが彼女を見張るために巡らした策略にすぎなかった。 -
ロリータ℃の素敵な冒険
少女は歌う、七つの声で。彼女のこの街での名はロリータ℃。本当の名前? 誰もが多重人格者として生きる時代に何の意味がある? これは、少女が成長し、世界と出会う物語。そして西園伸二――時に多重人格探偵・雨宮一彦と呼ばれている男の物語でもある。「雨宮一彦を殺してよ……」。℃を通じて西園に舞い込んだ殺人依頼。西園は、いったい誰を殺すのか? 小説版「多重人格探偵サイコ」三部作に先立ち「ザ・スニーカー」誌上に「サイコ3」(サイコ・キューブ)の題名で搭載された幻の第一作、初の文庫化!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。 -
多重人格探偵サイコ REAL
雨宮一彦の話をしよう…雨宮一彦の話をしよう…西園信二じゃなくて?…いや、どっちだろう…どっちだっていいじゃない--1999年、昭和74年。この世界では「昭和」は続いている。これはいわば終わり損ねた時代をめぐる物語である。メディアを自在に縦横断し、多発的に、そして多義的に紡がれるストーリー『多重人格探偵サイコ』――全6話で描かれたドラマのシナリオ郡をベースに、7パーツの書き下ろしドキュメントをシャッフルして編んだ、ファン待望の一冊。デュアルの文庫オリジナル。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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