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Posted by ブクログ
永井豪の『デビルマン』や『バイオレンス・ジャック』『酒呑童子』を思い出さずにはいられないストーリーにすっかりヤられた。
紅鈴の脳内キャストはsuu_22_か橋本環奈。おれはずっとsuu_22_で読んでた。
出血量は、そこらのスプラッター映画を軽く凌牙。血みどろ。大出血サービス。
知らなくはない中野、新宿、池袋が舞台というのがこれまたリアリティを倍化させる。
ラストシーンはやや尻切れトンボな感が否めないかなぁ。
けれど、アメリカン・ニューシネマを彷彿させるこういうエンディングは嫌いじゃない。と、いうか好き。
影響受けやすいもんで本書を読書している期間はトマトジュース飲んでた。美味いうまい。わっはっは(^◇^)w
Posted by ブクログ
誉田哲也氏のデビュー作らしいですね。書店で見つけて、新作だと思って買いました。
読んでみて、デビュー作というのは納得。
警察小説の皮をかぶった吸血鬼ホラーみたいな作品で、読んでみて面白かったけど、少し粗さが目立つ感じだった。
最初に、東京で異常な事件が起こる。獣に首を噛みちぎられたような死体が発見されるも、その場に血痕が見当たらない。
他所で殺してここに運んだとか、警察は推理するが、実は吸血鬼の犯行で、それに気づいたのが、のちの姫川玲子シリーズにも登場する井岡刑事。
直接担当する富山刑事は後に悲惨な結果になるんだけど、ここまででも、警察内部と、ヒロインで吸血鬼の紅鈴周辺と、コロコロ視点が変わって、なかなか集中できない。
それと、三人称一人視点で書かれた小説内で、富山刑事が変化する以降だけ、一人称になるのが少し違和感あり。
一般的に三人称単視点と一人称は、それほど違いはないんだけど、一人称のほうが直接視点人物の内面を語れるというのがある。
でも、それほど富山一人称の部分で、他と違うほどの効果は感じれなかった。
読んでいて、少し描写がくどいところがあったけど、内容は面白かった。萩尾望都の「ポーの一族」を現代風のヤクザも絡めた話にして思い切りリアルで気持ち悪くした感じかな。
このあと、「妖の掟」という続編が2022年に刊行されている。
こちらは、この作品の前日談になるようだ。
早速買って読んで、作者の変化も見てみたい。
それから、どうでもいいことですけど、ヨシキの印象。
ドラマ「キツイ奴ら」の時の玉置浩二に変換して読んでました。
Posted by ブクログ
初めての誉田哲也作品でしたが、その圧倒的なスピード感に引き込まれました。血生臭く、時にグロテスクでありながら、極上のミステリーとしても楽しめる一冊です。
物語は、連続組長殺害事件を追う警察の視点から始まります。それと並行して描かれるのは、極道の恋人に手を出して窮地に陥った青年・ヨシキと、彼を救った妖艶な美女・紅鈴の運命。二つの軸が交差するなかで、紅鈴が「闇神(吸血鬼)」という呪われた血を引く一族であることが明かされていきます。
闇神としての奇妙な運命に翻弄されるヨシキと、一族の掟を頑なに守り、彼への「血分け」を拒み続ける紅鈴。二人の心の交流は、バイオレンス・ホラーの枠を超え、人間と吸血鬼の間に芽生えた切なくも胸を打つ純愛物語として心に残りました。
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