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時代を越えて生きる一族、闇神(やがみ)の紅鈴と欣治。ある夜、暴行されていた情報屋の圭一を助けたことから親しくなる。圭一の仕事を手伝ううち、大和会系組長3人殺しに関わることに。一方、紅鈴たちに忍び寄る影もあり……。闇夜にヤクザと警察とこの世ならぬものが入り乱れる。誉田ワールド全開、傑作ノワール! 解説・大矢博子 ※この電子書籍は2020年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
前作、妖の華の前日譚なので、結論は知っているわけです。 でもってまさかまさか最終ページをちらっと見てしまったので…ラスト完全ネタバレ状態で読むことになりました。 でも…結果的にそれが却って良くて、3人で過ごす時間の結末を知っているからこそより一層味わい深く読むことができました。 愛情と掟、優先す...続きを読むるものが違う立場は相容れることができなかった。 解説に書かれていた「生き続ける悲しみ」心に刺さりました。 嬉しいことに妖シリーズは続きがあるようなのでこれも是非読みたいです。
シリーズ化になるとは。
最初に出された「妖の華」、もう17年前になるんですね。読んでました。なんとも切ない話で。ずーーーーっと記憶に残っていました。本が好きなので、たくさん小説は読みましたが、ふと思い出しては、また読みたいなぁと思いつつ、17年経ってました。続編というか欣二や圭一との物語は確かにずっと気になっていたので、ま...続きを読むた改めて「妖の華」から読み始め、「妖の掟」を読みました。欣二と圭一が殺されるとわかっていながら読むのは、息苦しさというか切なさがずっと付き纏いましたが、その悲しさをずっと引き摺るようなしつこさはなく、紅鈴の強さを感じる内容でした。 クスッと笑えるところも沢山あり、本当に面白かったです。 さて。これから「妖の絆」に進もうと思います。
#切ない #深い #カッコいい
おもしろい!おすすめです。 400歳プラスアルファの紅鈴、200歳のキンジ。人間社会に隠れるように暮らす。生活してる感じと吸血で生きながらえているところがミックスされて、にんげんの若者が混じっているお話し。こいきだが、憐れな様子もあって。つづきが読みたいです。
誉田哲也デビュー作の17年振りの続編! 前作(妖の華)の前日譚の位置づけとなり、伏線の逆回収的なポイントにニンマリしながら読み進めました(^_^;) 今回も、やはり一気読みで!井岡巡査部長の出番は、残念ながら少なかったですが・・・(^_^;) でも大満足です!
誉田哲也『妖の掟』文春文庫。 デビュー作である『妖の華』の17年振りの続編。伝奇ノワール小説。 前作より明らかに面白くなっているのは、誉田哲也のキャリアの賜物だろう。 不死身の吸血鬼と暴力団の跡目争い、奇妙な殺人事件を捜査する警察、自分たち以外の吸血鬼の存在を認めない吸血鬼村の重鎮たち…… ...続きを読む時代を越えて生きる吸血鬼一族である闇神の紅鈴と欣治は都会の片隅でひっそりと暮らしていた。400歳を超える紅鈴は風俗で働き、200歳を超える欣治はそのヒモという関係だった。 ある夜、ヤクザに暴行を受けていた情報屋の辰巳圭一を助けたことから、紅鈴と欣治は圭一のアパートで暮らすことになる。圭一に闇神の正体を知られた紅鈴と欣治だったが、二人は圭一の仕事を手伝うことになる。 やがて、圭一は雇い主の暴力団員から大和会系組長3人の殺害を依頼され、紅鈴と欣治が殺害に手を貸すことに…… 本体価格800円 ★★★★★
だいぶ前に妖の華を読んで その続きなんだと思ってたら時系列が??? 妖の華の前の時代の話 紅鈴と欣治と圭一(人間)と一緒に暮らしてた 幸せな1年間 妖の華での紅鈴がどうしてこうなったのかがわかる
『妖の華』から三年前を描く前日譚。 評価は、『妖の華』を読んでいるからこその★4。 すでに結末を知っている物語なので、新しい事件の行方を追うというよりは答え合わせに近い。 紅鈴と欣治、そこに圭一が加わった三人の生活から、組長三人殺しへと至る過去が描かれていく。 『妖の華』から続けて読むと何より...続きを読む感じたのが、作者の緩急の付け方の変化。 設定も展開も重いのに、紅鈴と欣治は男子中学生みたいなやり取りをするし、圭一もすんなり二人の中に入っていく。 長距離ドライブをしたり、くだらない会話をしたり。そんな一見何でもない場面が無駄に感じずスルッと入ってくる。 そしてタイトルにもなっている「掟」。 闇神のような人外は、そもそも人間の世界で生きていい存在なのか。 そう考える一方で、「ここは人間の世界だ」と思っていること自体、人間が絶対的な存在として根付いた、あるいは根付かせたと錯覚しているだけなのかもしれない。 最後に残ったのは、紅鈴は本当に自ら一人になる必要があったんだろうか、という気持ち。 掟に従って、闇神として仲間たちと暮らす道だってあったんじゃないだろうか。 結末を知っているからこそ何気ない日常が重くなる。 『妖の華』を先に読んでおいてよかったと思える前日譚だった。
華に比べて読みやすく面白く感じたのは誉田さんの経験値があがったからなのか。 紅鈴の孤独を思うと胸が締め付けられる。
『妖の華』の前日譚となる本作。私は刊行順に読みましたが、それが大正解でした。『妖の華』で散りばめられていた多くの謎が、この『妖の掟』を読むことで鮮やかに解き明かされ、まさに「点と点がつながった」という快感を味わいました。 登場人物の背景が丁寧に描かれているため感情移入しやすく、物語のスピード感も抜群...続きを読むです。闇神(あんしん)の持つ残虐な一面に恐怖を覚えつつも、その世界観にどっぷりと没入してしまいました。 最後、紅鈴が抱える深い孤独感には、胸が締め付けられるような思いがします。恐ろしくも美しい、大変面白い作品でした。
前作『妖の華』の中で紅鈴が楽しかったと語っていた欣治、圭一との青春物語。 真っ赤に血塗られてはいるけれど眩しく楽しい。 『妖の華』の前日譚、エピソード ゼロ。 映画では、こういう構成は良くあるけど小説では初めて。シリーズもののストーリーの組立が上手い。 『妖の華』で既に読者が知っている昔こんな経験を...続きを読むしたらしいという概要に具体性が加わって、リアリティ増し増しになるのが二郎系で嬉しい。体には良くないけど葫と背脂もいっちゃおう! その先にある破滅に向かって突き進んでいるのを知っているだけに楽しく語られている青春物語の味わいも深まる。 前作同様、気分を盛り上げるためにトマトジュースも欠かせないw これもやっぱりアメリカンニューシネマなんだけれど、最終章、欣治と圭一が死ぬシーンは天下一品級の濃厚こってりかと予想してたので、思ってたのより、あっさりで肩透かし。高島平で圭一が殺されるシーンの描写なんかなかったんじゃない? その後、前日譚の後日譚wとなる旧ウシネ村への旅路はロードムービーさながら。これはこれで悪くはないのだけれど村を特定してから復讐の過程がこれまたあっさり。というか尻すぼみ。この辺りもう少しページ数を割いて描写して欲しかったなー。このひとの悪いクセだな。 おれが映画を勉強してたら直ぐにでも映像化権を買ってNetflixにVFXたっぷりで売り込むよ。誰か映像化してくれえぃ。お願い。 闇神のイメージはUriag heepの"amboning"、介在の剣はrhapsody of fireでどうだ⁈
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誉田哲也
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