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Posted by ブクログ
古本屋の婆さんに勧められたシリーズ最終章。
しかも「3作目は過去の経緯だし、つまらなかった。あと、うちには無いよ」と信じがたいラッシュを喰らい、溜息を吐きながら本屋へ。
この作品は読みやすいのと時代が変わるとしっかり当時のような書き方をされているので浸れます。
婆さんの言うとおり過去の原点的な内容でした。江戸の風景が頭に浮かぶし、休憩するタイミングを失う面白さ〜 婆さん内容には触れるんじゃね〜よ〜
勝手な考察ですが、、描写や世界観の説明的な文章が少なめで、そこを対話などで補完しているから読みやすいのかも、、知らんけど。
本を売る気の無い婆さんと今年も並走しています。
Posted by ブクログ
今年も夏はホラー!第三弾
しかし前作でもそうであったが、物語を考えるとホラーかな?しかし前作でも感じた事で分類は「ダークファンタジー」だと思う。
シリーズエピソード0。自分の中では一番良かった
まず、時代背景や設定にどこか懐かしさや素朴な人間味非常に入りやすい。
ストーリーも非常にシンプルで展開も速い、「絆」の意味も伝わる、冒険活劇の要素を全般に、人ならざる者の暴力、人情、哀愁、主人公「紅鈴」の魅力、登場人物の個性、何処をみても素晴らしい。
シリーズが完結している事が残念で仕方がない。
読み進めていく途中では、「シリーズ一番最初に読んでおけば良かった」と思っていたが、読後これはこれ最後に読んで感慨深い。
Posted by ブクログ
『妖の華』『妖の掟』からさらに時代を遡り、紅鈴と欣治の出会いを描く物語。
父親は借金を残して消え、母親は吉原へ売られ、幼い妹を守りながら生きる欣治。 一方の紅鈴は、現代以上に人間を殺すことへの躊躇がなく、圧倒的な力で江戸の世を生きている。
そんな二人が出会い、後の長い長い関係へと繋がっていく。
『妖の掟』まで読んでいるので、欣治が闇神になることも、その二人がその後どうなるのかも知っている。 だから展開そのものよりも「どうやってあの二人になったのか」という答え合わせとして楽しんだ。
その中で一番感情移入したのは吉平。 ただ紅鈴に惚れただけなのに、なんでこんなことになっちまったかな……。
そしてシリーズ4冊を一気に読んで冷静に考えると、根っこにあるのは「不老不死の吸血鬼が人間の血を吸い、圧倒的な力で殺戮していく」という、とてもシンプルで、ある意味では幼稚ともいえる設定。
そこへ人間と妖のドラマ、エロ、グロ、警察、ヤクザ、長い年月を生きる者の孤独や愛情をこれでもかと詰め込んで、ここまでの物語にしてしまう。
やっぱり誉田哲也が好きだな、と思ってシリーズ一気読み終了。
Posted by ブクログ
誉田哲也『妖の絆』文春文庫。
『妖シリーズ』第4作、エピソード・ゼロ。
まるで夢枕獏か菊地秀行が描く、エロスとバイオレンスの歴史伝奇小説のようであった。誉田哲也と言えば、『姫川玲子シリーズ』に代表される警察小説や青春小説が有名であるが、このような歴史伝奇小説やホラー小説なども書ける作家なのだ。
痛快無比にして凶暴な美貌のダークヒロイン、紅鈴のバイオレンス・アクションとエロスに最後まで飽きることはなかった。
このエピソード・ゼロでは、紅鈴と欣治の秘密が描かれる。
江戸時代。農家の倅の欣治と妹のたまは貧困に苦しみながら母親のおかつと3人で暮らしていたが、賭事で借金を作った父親が借金の形におかつを吉原に売り飛ばす。
欣治とたまは円光寺の和尚に拾われ、寺で暮らすことになるが、その和尚には男色の趣味があり、欣治を手籠めにする。そこに現れた不老不死の美貌の闇神・紅鈴は和尚を喰い殺し、欣治から事情を聞き、母親のおかつを吉原から救い出そうとする。
そんな闇神の存在を知り、何代にも亘りその不老不死の血を手に入れようとする百地一族は少しずつ紅鈴に近付いていく。
本体価格820円
★★★★
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小説・文芸
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