作品一覧

  • 鬼死骸村の殺人
    -
    1巻836円 (税込)
    「十三匹の鬼が踊る不思議な儀式を見ました」少年ファンの手紙に誘われ、推理作家・朝比奈耕作は岩手へ。かつて実在した村名を残す「鬼死骸」バス停で待ち合わせたが、現れたのは祖父。孫は鬼の呪いで焼け死んだ、というのだ。 さらに東京でも奇妙な焼死事件が発生。岩手と東京、二つの遺体には驚くべき共通点が! 朝比奈は真相究明に乗り出すが……。
  • ケータイをヤバい男に拾われて
    4.0
    1巻748円 (税込)
    デパートに勤める野本尚美は美人で仕事ができ、まさに順風満帆だった。お天気の昼休み、新宿の公園にケータイを置き忘れるまでは。持ち去ったのはストーカー行為で会社をクビになって失踪中の中年ホームレス。頭は切れるがモラルに欠ける男はケータイを覗き見て狂喜した――そこには尚美の絶対に人に知られてはいけない秘密が保存されていた。不倫中の上司との裸の写真や淫らなメールの数々が。興奮したストーカー男はフルに悪知恵を働かせて生身の尚美に接近する! 必死の攻防、裏切り、直接対決……リアルな恐怖に震える、不朽の一気読みサスペンス! ※本書は2008年2月にハルキ文庫より刊行された『ケータイ紛失!』を改題し、再編集したものです。
  • 血洗島の惨劇
    -
    1巻924円 (税込)
    大企業の御曹司が惨殺。後継者争いか、怨恨か―― 大手塗料メーカー「リアルペイント」会長・真行寺総一に末期がんの宣告。直後から真行寺家に不吉な出来事が続発する。 新社長就任を控えた息子・右京に、差出人が「真行寺右京」となっている奇妙な脅迫状が届く。 続いて総一も謎めいた呼び出し状に誘われ、血洗島――大実業家・渋沢栄一生誕の地へ。 数日後、秩父路を走行中のSL車内で右京が殺害! 現場に居合わせた推理作家・朝比奈耕作が真相を抉る! 2012年に惜しまれながら逝去した著者が、1995年に発表した傑作本格ミステリー、待望の復刊!
  • 悪魔の手紙 ヨコハマOL探偵団
    3.0
    1巻770円 (税込)
    車の中で男が3人殺されている。通報を受けた神奈川県警のパトカーが多摩川沿いの現場に急行。だが、車内には血の跡が残されているだけだった。通報から到着まで90秒も経っていない間のことである。一方、3人の死体を目撃後、現場から逃げたヨコハマ自動車新入社員・杉本千鶴は、6年前のある出来事を思い出して──。同僚の名物OL達が千鶴を励ましながら、死体消失のトリックに挑む。会社ミステリー。
  • 十津川温泉殺人事件
    3.0
    1巻770円 (税込)
    日韓W杯で日本中が熱狂する夜、都内で黄金色に彩られた男性の左足首が見つかった。その秋、八咫烏(やたがらす)で知られる紀伊半島の那智・熊野へ温泉旅行に出た志垣警部と和久井刑事は、山深い十津川村で、こんどは金色の右足首を見つける。さらに北海道の小樽で第3の足首が……。足にこだわる猟奇的な分解殺人の真相は? 日韓W杯と同時進行の世にも奇妙な分解殺人! 死者は3本の足を持つのか?
  • 霧積温泉殺人事件
    3.0
    1巻715円 (税込)
    突然、衝撃の別れ話を妻から切り出され、顔面蒼白の志垣警部。なんとか絆を取り戻そうと計画したのは、一軒宿の秘湯・霧積温泉への家族旅行。だが、気まずいムードの旅先で、一家を待っていたのは殺人事件。しかも第一発見者は、妻・素子。西條八十(やそ)の童謡『ある夜』が暗示する悲劇の真相に、志垣警部が迫る! 離婚危機の志垣警部が、家族旅行で死者に遭遇した、童謡が語る怪死の背景とは?
  • 蛇の湯温泉殺人事件
    4.0
    1巻715円 (税込)
    「あなたは私のお父さん」と、浮気しようとした美女から突然告げられ、人事部長の梨田進は、30年前に犯した過ちが、幸せな家庭を破壊しにかかってきたことを知る! 最愛の妻と一人娘にとっては、まさに青天の霹靂。信じていた夫の、父の過去を知って激震に見舞われた一家に、奥多摩の秘湯でさらなる悲劇が……。そこには、眉を剃られた女の死体が!
  • ダイヤモンド殺人事件
    -
    1巻770円 (税込)
    掟やぶりの結末を書いた推理作家志望の学生が狙っていたものは? 芥川の「鼻」をラストまで読まなかった悲劇とは? 高速道路の大渋滞が決めた男の運命とは? 如月透という偽名を用いた殺人者が陥った意外な罠とは? 6つのミステリーすべてが衝撃のどんでん返し。あなたは物語の終幕を推理できるか? 逆転、逆転、また逆転。アッと驚く結末の連続。あなたは6度裏切られる!
  • 大江戸温泉殺人事件
    -
    1巻990円 (税込)
    志垣警部と和久井刑事が、東京ドームで巨人vs.阪神戦を楽しんだ夜、球場そばのスパリゾートを訪れた会社員が殺された。死体はユニフォーム姿で、下着は着けず、なぜか左腕に2個の腕時計をはめていた。さらに第二の殺人は大阪で起こる。転勤族の男たちが、家族を裏切って求めた新しい愛の裏に、驚愕の罠が仕掛けられていた! 阪神優勝の陰に大事件、奇怪な3連続殺人!
  • クリスタル殺人事件
    -
    1巻660円 (税込)
    人気爆発で有頂天の若手評論家・榛名洋一郎の美人妻に、AV出演の過去が? ビデオ映像という「動かぬ証拠」ならぬ「動く証拠」を突きつけられ、絶体絶命。殺人まで犯して守ろうとした秘密に、驚愕のドンデン返し! 世界最短?の400字小説、本邦初の衝撃の「あとがき」小説など、吉村達也の多彩な大逆転ワールドが展開。意外性満点の逆転連発、予想外の結末ばかり!
  • 「初恋の湯」殺人事件
    3.0
    1巻660円 (税込)
    初恋の思い出をつづるイベントに参加したのを機に、島崎藤村ゆかりの小諸の温泉に出かけた志垣警部が、謎めいた殺人に遭遇! 多数のりんごを浮かべた風呂に青年が沈み、嫌疑はふたごの姉妹にかけられた。謎の「りんご殺人」は、ふたごの姉妹が犯人なのか? 事件を担当する杉山優花刑事は、出産退職まであと6日。奮闘する彼女を助けるため、志垣が全力で立ち上がる!
  • OL捜査網
    4.0
    1巻737円 (税込)
    営業部長の妻が自宅で首を折られ殺害された。続いて総務部長の娘が自殺を遂げ、さらに宣伝部副部長が浴槽から溺死体で発見された。関係者がみなヨコハマ自動車の社員か家族で、殺人現場が密室風であることから、社内に戦慄が走った。入社2年目の美帆たちは、OL探偵団を結成し、事件の謎に迫っていく。やがて嫉妬や憎悪にまみれた社内の人間関係が……。OLたちが、連続殺人に挑む会社ミステリー。
  • [会社を休みましょう]殺人事件
    3.0
    1巻715円 (税込)
    「忙しい、忙しい」を連発して、いつも社内を右往左往。休みたいのに休むのが怖い「一生懸命サラリーマン」の森川昌。そんな彼の上司が殺された! そして変態殺人者と疑われた彼は、必死の推理で真犯人をあぶり出す。だが、後に残るは人間関係の気まずさと空虚な絶望。そして脱組織をめざした彼に、最後の悲劇が訪れる! 癒しと恐怖の三人称敬語体ミステリー。
  • アインシュタインの不在証明
    3.0
    1巻825円 (税込)
    ミステリー大賞候補者に殺人疑惑! 魔術のごときアリバイ! 現実の殺人そっくりの小説が書かれ、さらに小説そっくりの殺人が! ……駿河湾に浮かぶ小島のホテルで、個性的な選考委員たちと候補者を招いて『ミステリー大賞』の最終選考会が開催された。だが『アインシュタインの不在証明』と題する作品は、現実の迷宮入り殺人をモデルにし、しかも犯人しか知り得ない秘密が描かれていた。そして同じころ、都内では小説そっくりの殺人が!
  • かげろう日記
    3.0
    1巻506円 (税込)
    サスペンス・スリラーの傑作が15年の時を経て復刊!会社員の町田輝樹のもとに一冊のノートが届けられた。それは四年付き合った末に、一年前に別れた元彼女・内藤茜の筆跡による日記だった。しかし茜は半年前に事件に巻き込まれて死んだのだ。一体誰が、なんのために!?自分が死ぬことを分かっていない茜の日記を、輝樹はなかなか読み進められないが、どんどん驚愕の内容になり、ついにはあり得ない事態が!!そして、その先に衝撃の真相が――。(角川ホラー文庫の同名作品を復刊したものです。)
  • ニュートンの密室
    3.5
    1巻513円 (税込)
    「ニュートンの密室」と題された、巨大なる黄金のモニュメント。箱根の美術館庭園に作られた、高さ15メートル&直径8メートルの円筒形オブジェの中で、女性彫刻家が殺された。現場は完全密室で、犯人の姿はない。唯一の逃げ場所は、15メートル上に開いた空間のみ。万有引力に逆らわねば不可能な犯人消失の謎に、軽井沢純子と木原青年が挑む! 万有引力に逆らった、殺人犯のトリックとは?
  • ピタゴラスの時刻表
    3.0
    1巻715円 (税込)
    クラス会の最中に、老舗旅館の跡取り息子が首を吊った! そのポケットには「ピタゴラスの時刻表」と記された地名と数字が並ぶ1枚の紙が……。しかし、《AM837新潟1224金沢》に合致する列車はない。謎を残したまま、警察は男の死を自殺と断定。だが、犯人の巧妙な罠(トリック)を、美人家庭教師・軽井沢純子は見破った! 意表を衝くトリック。死者のポケットには架空の時刻表。傑作ミステリー。
  • 富士山殺人事件
    3.0
    1巻770円 (税込)
    夏の終わりの土曜日、捜査一課の志垣警部は、部下の和久井とともに富士登山に挑んだ。雲海をはるか眼下に臨む七合目の山小屋で御来光を拝んでいた頃、山頂では殺人事件が起きていた! さらに同日、東京の下町では女性の変死体が見つかる。日本最高地点と海抜0mでの殺人を結ぶ共通項は「奇妙な叫び声」だった……。なぜ日本一高い場所で殺人は起きたのか?
  • 修善寺温泉殺人事件
    -
    1巻770円 (税込)
    渋谷区内のアパートで、OLが顔じゅうにウルシの樹液を塗られて殺された。数日後、同じ会社から2人目の犠牲者が……。第2の現場は伊豆修善寺温泉にある露天風呂《独鈷(とっこ)の湯》。猟奇殺人の背景には、「修禅寺」幽閉中に謀殺された源頼家(よりいえ)にまつわる呪われた古面の伝説があった! 温泉殺人事件シリーズ記念すべき第1作。夜叉王の仮面が巻き起こした惨劇は、前代未聞の全身ウルシ塗りでの殺人。運命の皮肉が犯人を狂わせたのか、呪われた伝説ふたたび!
  • 算数・国語・理科・殺人
    -
    1巻770円 (税込)
    南の島・サイパンのプールに浮かんだ男の死体は、なぜか冬物の背広を着ていた……。妻に先立たれた大富豪・渋川康次の周辺で怪死事件が続き、渋川家の子供たちに勉強を教える軽井沢純子のもとにも脅迫状が届く。そして第三の殺人でも、死体は奇妙な格好だった。ウサギよりもカメのように遠回りな犯人の計画とは? 意表を衝く一文字の謎、犯人を示す漢字のトリック。
  • 回転寿司殺人事件
    3.7
    1巻770円 (税込)
    心が読める超能力者として売り出し中の蓮台寺翠は、和久井刑事が小学生のときに想いを寄せた転校生。16年ぶりの対面で、実際に心を読まれてガク然とする。さらに、回転寿司チェーンを経営する男の愛人と知ってボウ然となる。そして彼女が、東京と北陸を結ぶ殺人事件の容疑者になったとき、和久井は私情を捨て、苦悩の真相解明へと向かう。和久井刑事、悩む。回る回る、殺意は回る。初恋の人は殺人者か?
  • ランプの秘湯殺人事件
    3.0
    1巻770円 (税込)
    殺人の真相は、このランプに隠されている……、志垣警部はそう確信した。宮城県の山中にある湯ノ倉温泉は、電気のこない一軒宿の秘湯。唯一の照明器具は、ランプ。その温泉宿へ写真集の撮影にやってきた一行を、悲劇が待ち構えていた。露天風呂で男が殺されたのだ。執念の減量に成功し、復活の野望を抱く女性タレントは、はたして惨劇の真犯人なのか? ランプだけが犯人を見ていた!
  • 天城大滝温泉殺人事件
    -
    1巻880円 (税込)
    洞窟温泉の闇の奥から響いてきた、女の笑い声。和久井刑事がそれを聞いた翌朝、付近の旧天城峠トンネルで、全裸の女性死体が発見された! 殺されたのは踊子。「伊豆の踊子」ゆかりの天城大滝温泉に来ていた志垣警部らが遭遇した殺人事件は、意表を突く展開を見せる。容疑者とみられる4人すべてが、これは自分の単独犯行だと主張したのだ!
  • 城崎温泉殺人事件
    -
    1巻935円 (税込)
    白い雪を深紅に染めて、城崎温泉の橋の上に、浴衣姿の男女が倒れていた。男は死亡、女は重傷。第三者が介入した形跡のない「屋外の密室」で倒れていた女は、じつは男としては生きられぬ若い青年だった。奇妙な現場に残された謎の文字「TANGO」を追って、志垣警部は愛憎うずまく日本海へと旅に出た! 雪の温泉街の密室で、女として恋に生きる男を襲った悲劇を描いた、感動の旅情ミステリー。
  • 邪宗門の惨劇
    3.0
    1巻704円 (税込)
    〈母さん、帰らぬ、さびしいな。  金魚を一匹突き殺す。  まだまだ、帰らぬ、くやしいな。  金魚をニ匹締め殺す。  なぜなぜ、帰らぬ、ひもじいな。  金魚を三匹捻ぢ殺す。〉 北原白秋の童謡『金魚』と共に、推理作家・朝比奈耕作に送られてきた、中学時代の同級生・熊谷須磨子からの手紙。 朝比奈は指示通り松濤の洋館を訪れるが、同様に呼び出された同級生2人と館に閉じ込められてしまう。 蝋燭だけが頼りの暗闇で脱出を試みる3人だが、やがてどこからか女の金切り声が響きわたり――カーテンの裏には“突き殺された”熊谷須磨子の死体が転がっていた! この空間、異常すぎる! 予想は何度も覆される、絶対に読んでほしい“怖ミス”の名作を復刊しました!!
  • そのカメラで撮らないで
    -
    1巻704円 (税込)
    カメラが不幸を写し出す――。 ”最悪の未来”は変えられるのか? 衝撃の冒頭40ページ、息もつかせぬ急展開。 乗り過ごし注意の衝撃作! 「私には、なぜ人の不幸な未来が見えてしまうの?」 これ以上考えられないほど最悪の誕生日を迎え、悲しみのどん底にいた仁美。 なんとか立ち直り、カメラマンとして働き始めた矢先、異常な事態に遭遇する。 記念撮影をした老夫婦の悲惨な末路が、デジカメの液晶画面に現れたのだ――。 未来は変えられないのか? この現象を解明すべく、あの最悪の日にしまい込んだ、血塗られたデジカメを取り出した仁美に、 恐ろしい惨劇が襲いかかる!
  • [会社を休みましょう]殺人事件
    3.3
    1巻616円 (税込)
    森川晶は、営業部の若きエリート社員。仕事を他人に任せず、何でも一人で抱え込み、残業と休日出勤をしながら、いつもパニック状態。ある日、彼を高く評価している猛烈部長が会社で殺される。死に至る断末魔の表情がコピーされ、社内にばらまかれていた。この全社騒然の異常犯罪で、森川が疑われるが……。会社人間たちの心理をリアルに描きながら、最後に号泣のどんでん返し! 感動のミステリー。
  • Dの変身
    3.0
    1巻650円 (税込)
    学生時代の「できちゃった婚」から5年。増岡大輔は、「責任をとる」かたちで始まった妻・瑛子との家庭生活への不満から、「Dの変身」(D=大輔)と題するブログを始める。瑛子が息子・亜輝の教育にのめり込むにつけ、後悔の念は募る一方だったのだ。やがてキャバクラ嬢の杉本玲花と不倫関係になった大輔は、離婚を決意。発作的に息子の教育費を、玲花の口座にインターネットで送金してしまう。ところが23万円のつもりが230万円を振り込んでしまい、預金残高がほぼ空に! しかし増岡家にとって、それは津波のように押し寄せる悲劇の序章に過ぎなかった。平凡に見えた3人家族が、ふとしたことから崩壊し、まったく先が読めないなかであらゆる不幸に見舞われる展開は、まさにパニックサスペンス! 絶望のどん底に堕ちた大輔は、立ち直ることができるのか? そして瑛子と亜輝は? 一気読み必至の傑作エンタテインメント。『ドリーム』を加筆し改題。

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  • その日本語が毒になる!
    3.6
    本格的なネット時代を迎え、ますます過激化する一方の「言葉の暴力とウソ」。食品だけでなく、何気ない日常会話にも、偽装と毒はひそんでいる。「何様のつもりだ」「おまえが言うな」「いかがなものか」「ここだけの話」「だから日本人は」「生理的にキライ」「不正はなかったと信じたい」――。言っても言われても、心が傷つく不用意な言葉の数々。これらの〈ひと言〉は、自分が優位に立ったつもりでも、逆に、使った当人の人間性をおとしめるから要注意。皮肉や遠回しな物言いを得意とする人ほど、周囲から見下されてしまうのだ。ミステリー作家の著者が日本語特有の落とし穴を鋭く指摘し、人格急変のトリックも浮き彫りにしながら痛快に綴っている。最終章では、殺伐とした世の中で、心の平和を保ちながら生きてゆける前向きな発想法(「心のクスリになる七つの常備薬」)を紹介。人は言葉で病気になり、言葉で健康になるのだ。「目からウロコの精神衛生本」である。

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  • 白骨温泉殺人事件
    -
    1巻720円 (税込)
    吹雪に消えた美女。秘湯に沈むスーツ姿の男。白濁の湯に隠された真実を追え! ベテラン警部・志垣vs.若手エリート警部・夏目、二人の推理合戦の行方は!? 温泉宿の露天風呂にスーツ姿の男の変死体!?――亡くなった男と一緒に宿泊していたのは、前の晩、吹雪で立ち往生していたところを、警視庁捜査一課のエリート警部・夏目大介が、助けた女だった。しかし、事件発生後、女は忽然と姿を消してしまう。一方、ベテラン警部・志垣も、奇しくも同じ宿を訪れ……。期せずして同じ事件に関わることになった二人の刑事が、推理の末に辿り着いた哀しい真実とは。人気旅情ミステリー。

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  • それは経費で落とそう
    3.3
    1巻572円 (税込)
    年上の部下と年下の上司、単身赴任先での浮気、領収書のごまかし、人事異動の内示、お偉いさんとの気づまりな会話――。サラリーマンにとって決して避けて通れない身近なテーマ。喜劇と悲劇がつねに紙一重という、綱渡り的会社員生活の日常に潜む、思いもかけない恐怖をリアルに描く。身につまされる笑いのあとに、背筋も凍る戦慄、読みだしたら止まらない興奮の5編。ブラックな会社ミステリー。
  • 初恋
    4.2
    1巻550円 (税込)
    職場結婚をし、平凡なサラリーマン生活を送っていた三宅の前に、ある日突然、中学校の同級生だった女性が現れた。16年前、一度だけキスをした相手である彼女の愛が再燃したとき、恐怖の日々がはじまる。
  • 美しき薔薇色の殺人
    3.0
    1巻660円 (税込)
    発端は破格の賞金が懸けられた『太宰治芸術賞』。その第一回受賞作家となった五代光興は、デビュー作で実父の性を赤裸々に描き、今回の作品では自らの夫婦生活の恥部をテーマにした。プライバシーの切り売り以外に小説を書くすべを知らぬそんな五代のもとに、受賞を祝う電報にまじって一通の弔電が届いた。そして留守番電話には見知らぬ男の高笑い。さらには、右手を薔薇の棘で傷だらけにして息絶えた女。自殺か他殺か、犯人は五代なのか。警視庁捜査一課の烏丸ひろみ刑事が挑む『三色の悲劇』シリーズ第一弾。
  • 妖しき瑠璃色の魔術
    4.0
    1巻704円 (税込)
    元参議院議員の折笠修一郎が、新築した自宅で刺し殺された。死体のそばには、全身に返り血を浴び、右手に血まみれの包丁を握ったまま意識不明となった折笠夫人。状況から、妻が夫を殺し、その直後に睡眠薬入りのブランデーを飲み自殺を図ったのは確実とみられた。…だが、じつはそこには大胆奇抜な殺人方法が隠されていた。事件の捜査に烏丸ひろみ刑事が投入されるが、その前に現れたのが前作『哀しき檸檬色の密室』の犯人。烏丸ひろみに恋した殺人犯人は、彼女のために折笠事件の真犯人を追及するが…。『三色の悲劇』シリーズ最終作。
  • 西銀座殺人物語
    -
    1巻704円 (税込)
    西銀座のクラブ『莉花』の美人ママに惚れ込み、遠く熱海から新幹線で通ってくる中小企業のオーナー社長・牛田辰則。その熱意の甲斐あってか、ママから「したいの」と刺激的な一言。ところが、その言葉の裏に秘められていた世にも恐ろしい事情に気づいたときには、時すでに遅く、牛田は泥沼に片足を突っ込みかけていた…。文庫書き下ろしの表題作ほか、ピザとビザを間違えている社長へのご注進騒ぎ、勤続二十年の記念休暇をきっかけに大胆な変身をはかろうとした男の失敗、等々、作者十八番の笑いと恐怖のミステリー短編全六編を収録。
  • Kの悲劇
    -
    1巻748円 (税込)
    198X年11月22日、東京銀座で開催された「虹のパレード」の最中、アイドル歌手の加瀬葉子が殺された。主催者〈ラジオ中央〉の源田は20数年前起きた悲劇との相似に慄然とする。直前でのパレード順路変更、オープンカーへの狙撃―それは、20数年前の同日アメリカのダラスで起きたケネディ暗殺事件にそっくりだったのである。さらに当時、葉子の父親で社長の加瀬修造と現総理の城之内が渡米中であった事実に着目した源田は部下の榊原と共に独自の調査を始めるのだったが―。
  • 先生
    4.1
    1巻638円 (税込)
    雪のように白い肌と鋭い目、びっしり生やした髭面――それが総美学園中等部三年A組の担任として赴任してきた北薗雪夫先生だった。だがその先生には、五人の中学生を次々と殺した驚愕の過去があった。幼い頃、色の白さから女の子のようだとからかわれて対人恐怖症に陥った雪夫は、子供しか相手にできない。だから先生になったのに、生徒たちからもバカにされ、歪んだ愛と沸謄する怒りは異常な形で爆発した。その最新の標的は羽鳥真美子、十五歳……。
  • 新幹線秋田「こまち」殺人事件
    5.0
    1巻660円 (税込)
    顔見知りの男女間でレイプは成立するのか? 社員旅行の下見で田沢湖方面へ出張扱いで出かけた児玉千晶は、同行した営業課長に人けのない渓谷で乱暴された。千晶は上司の部長、財前初雄に事件を訴えるが、逆に財前からはきみのガードが甘いからだと叱責を受けたうえに、セクハラめいた暴言を浴びせられる。一カ月後、財前は秋田新幹線「こまち」の車内で毒殺され、千晶が犯人の疑いをかけられた。レイプをきっかけに二重三重の苦しみに襲われた千晶を救うため、朝比奈耕作は彼女と共に真実を求めて秋田路の旅に出る。
  • 編集長連続殺人 -13日目の惨劇-
    3.0
    1巻704円 (税込)
    『週刊A』の編集長が就任十三日目に崖から車で落ちて事故死した。次の編集長も十三日目でサーカスを見学中、ライオンに喉を噛み切られ死亡。三番目の後任も衝撃から自殺――。いずれの現場にもなぜか道化師の姿が。そして、犯人から届いた怪文書。出版社社長自ら編集長を買って出たが、運命の十三日がまた近づいてきた……。精神分析医・氷室想介がたどり着いた衝撃の事実とは。
  • 新装版 創刊号殺人事件
    -
    1巻726円 (税込)
    若者向けの雑誌で業績を伸ばして来た出版社・文文堂は、創業者でワンマン社長・西田文作の高齢に加え、後継社長人事を巡る激しい派閥争いのため経営危機に陥っていた。第一編集部長・江藤忠範と第二編集部長・須貝新太郎は同期入社で、風貌性格は対照的ではあるが共にヒット雑誌を産んで来て、今は次期社長の椅子を争っている。衆目の見るところ、その結着は、間近に迫った新社屋完成を記念して両部で創刊される新雑誌の成否にかかっていたのだが、取材でL.Aを訪れていた須貝チームの一人が変死して――。スリルあふれる長編ミステリー。
  • マジックの心理トリック ──推理作家による謎解き学
    3.3
    1巻792円 (税込)
    タネや仕掛けがわかっても、話術と視点の違いで騙されてしまう。ミステリの謎解きやトリックの造型は、そういう意味でマジックと非常に近い。観客側から描くマジック評論。
  • 卒業
    3.0
    1巻462円 (税込)
    高校卒業の日、積年の怨みを自殺という形であてつけようと、伊豆山中に死に場を求めた神保康明は、そこで奇妙な老人と少女に会う。老人に「二十年後を待て」と言われ、死を思いとどまった康明は、やがて愛妻家で子ぼんのうな、よきパパとなる。そして迎えた二十年後の同じ日、平和に暮らしていた康明が突然復讐の鬼に――。
  • 富良野ラベンダー館の殺人 香りの殺人シリーズ
    3.0
    1巻594円 (税込)
    北海道富良野のラベンダー館でひとりの女性が殺された。資産家の娘だった彼女を狙った殺人なのか、それとも・・・・・・。深まる謎を解くヒントは現場に残されていたラベンダーの香りだった。 ※本書は、1997年5月刊の角川ミニ文庫『ラベンダーの殺人』に加筆・改題した文庫が底本です。
  • 哀しき檸檬色の密室
    3.0
    1巻616円 (税込)
    そこは赤と黄色の密室だった! 上司のセクハラを訴えるために実名で記者会見をしたOL幸田美代子が、1DKのマンションで殺された。後頭部をブロンズ像で殴られたうえ、包丁で喉をかき切られたのだ。鮮血で赤く染まった室内にはなぜか百個のレモン。おまけに現場は、内側から完全にロックされていた。洋室の窓ガラスは割られていたが、そこから犯人が侵入するのは可能でも、出た形跡がない! 奇妙な密室の謎に挑む捜査一課烏丸ひろみを待ち受ける意外な真相とは…!? 『三色の悲劇』シリーズ第二弾。 ※本書は九三年四月、実業之日本社ジョイ・ノベルスより刊行された『檸檬色の悲劇』を改題したものが底本です。
  • 三十三人目の探偵
    -
    1巻616円 (税込)
    ベルエア学園──理事長兼校長の伊集院太郎が、トップクラスの資産家の子女だけを入学させるという条件で設立した全寮制の高校である。豊富な資金を背景に、超豪華な設備と1クラス33人の徹底した英才教育がセールスポイント。両親を事故でなくし、この超スノッブ学園に転校して来た栗田つぐみは、学校とは思えない環境や、鼻持ちならない教師や同級生たちに、戸惑い、たじろいでしまう。けれど、つぐみを驚かせ脅えさせたのは、転校生は殺されるという事実だった。しかも、犯人は学園内にいるらしい……。
  • 嵯峨野白薔薇亭の殺人 香りの殺人シリーズ
    3.0
    1巻682円 (税込)
    ミステリの謎を解く鍵は、「香り」。甘くフルーティーな香りに酔いしれながら、ミステリアスな世界へと誘う、香り殺人事件シリーズ第二弾。
  • ボクサー
    4.3
    1巻682円 (税込)
    世界王者の芹沢哲が異常に気づいたのは、タイトル防衛戦の最中だった。体が徐々に女性化しているのだ! リングに立てず、誹謗中傷の嵐が浴びせられる。異変を恐れ、追い詰められ、パニックに陥る彼だったが。
  • ソックリさん
    3.0
    1巻682円 (税込)
    高校の同級生20人のうち11人が死んでいる! 勇樹はその事実に愕然とした。死者が残した暗号+-#♭。自分を「ソックリさん」と呼べと告げる正体不明の殺人者。苦悩する勇樹は生き残りの仲間を集めるが……。
  • 一身上の都合により、殺人
    3.5
    1巻704円 (税込)
    ◎駅のゴミ箱をあさってエッチな本を拾い上げる上司を見た! ◎モテない部下が可愛い女の子と結婚することになり猛嫉妬! ◎社宅に越してきた部長の若奥さんが生意気でアタマにきた! ◎家族そろってのハワイ旅行が仕事のせいで出発当日中止に! ◎大枚をはたいてグリーン車に乗ったらクソガキがバカ騒ぎ! ◎冷たい会社に腹を立てて辞表にグチを思いきり書き連ねた! 誰もが経験しそうな状況から意外だらけの殺人が勃発する。大人の世界の笑える恐怖──テレビドラマ化もされた、そのとっても歪んだ世界をあなたにお届けするミステリー短編集。
  • 月のうさぎ
    4.3
    1巻726円 (税込)
    国会答弁でUFOの実在を説いた防衛大臣の藤田は袋叩きに遭う。だが、エイリアンは実在していた。九州各地で異常事態が発生し、宮崎県の男女高校生に人類の滅亡が告げられる。「うさぎ」の正体とは? 書き下ろし!
  • ヒマラヤの風にのって 進行がん、余命3週間の作家が伝えたかったこと

    Posted by ブクログ

    終末期の三週間の著者自身の記録。ご家族、担当医の記録。
    終末期がん患者の緩和ケアの様子、感情が分かる。
    私自身の親友が同じ様な状況で他界し、どんな日々だったかとやり場のない思いでいたところに、この本に出会った。
    文章を書ける、文書に生きた方が、この様な記録を残して下っさったことに、
    感銘します。

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    2023年06月05日
  • 生きてるうちに、さよならを

    Posted by ブクログ

    タイトルから生前葬を題材にした話なのかな…と思っていましたが、とんでもない展開で最後まであっと言う間に読みました。最初は愛人を作って家庭を省みない社長の振る舞いにイラッとしながら読んでいましたが、後半になるとちょっと同情してしまう心情になるのが不思議な作品でした。

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    2023年04月15日
  • 可愛いベイビー

    Posted by ブクログ

    本当の事を言うとこの本は五十嵐貴久の「年下の男の子」シリーズの続編と同タイトルであったため、間違えて購入したものだった。
    しかし読み始めてみると、初っ端からの笑ってしまう程のあり得んくらいの狂気っぷりに最後までグイグイ引っ張られっぱなしで、一気に読み切ってしまった。
    そんな奇特な部長さんがいるもんかね?とチラッと思わなくもなかったけれど‥
    いやぁ、文句なしに面白かったです。

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    2021年12月05日
  • 生きてるうちに、さよならを

    Posted by ブクログ

    非常に読みやすくて面白かった。心理描写もとても丁寧で、ふたりの女の間で揺れる主人公の、人間らしい身勝手さや人を愛しく思う気持ちに共感ができる。
    ストーリー自体はご都合主義感があるが、教訓になる言葉が多かった。「当たり前に生きている何気ない日常」でもたくさんのさようならが積み重なっている。さようならが言えるうちにさようならを言えるというのは、幸せなことだなあ。

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    2020年09月27日
  • 生きてるうちに、さよならを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分の不倫相手がかつて妻の母が不倫をして滅びさせた家の娘であり、最終的に妻はその不倫相手に殺されるという話。よくできた小説。生前葬という考え方も面白かった。
    生前葬は現役を退く際に実施するのがタイミングとのこと。

    生前葬という考え方。
    P26 ずっと会っていない方たちだけお招きして、再会するパーティーなんです。
    P27 気がつくと、もうあの人は自分の人生から消えてしまったのだ、という別れがたくさんあることを知っておいていただきたいんです。その真実を意識していると、一期一会を心から大切にしていく気持ちになれるんですね。

    P52 葬式は、そのセレモニーの実行のために遺族を忙しくさせて、悲しみを

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    2015年12月12日

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