あらすじ
東北の小さな高校で一人の女子生徒が首を吊った。黒板には、誰が書いたか席割りと同じ5×5のビンゴの図。その中央が彼女の席だった。森に響き渡る「リーチ!」「ビンゴ!」の声。そして、恐怖が始まった。
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クラスメイト全員が森の中で百物語を始めたことをきっかけに、ストーリーが始まる。
終盤を迎えた百物語で、不気味な体験をする。そこから、“BINGO”をキーワードにクラスメイトが次々に死んでゆく。。。
なぜ呪われてしまったのか、それを読み解くのもとても興味深く、どんどん読めてしまう。
さらに、最後のクライマックスでは謎が解明するも、さらに心打たれるストーリーが準備されていて、とてもじぃんとくる1冊だった。
とても良い作品だと思います。
Posted by ブクログ
私の中のホラー作品の中ではダントツの一位。
ビンゴ感覚で人が死んでいくと言う過程にはゾワゾワする。
女性の恨みが元になっている事が多い気がするホラーの中で、それとは一味違っているところが私は一番好き。
怖いけど好き。
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文句なくおもしろかった!おすすめ。いやーアヤシイとはおもっだんだよねー。でもまさかそんな「力」があるとはね〜。出だしが百物語で余計怖かった。いつもの逆転の逆転ってな感じでハラハラドキドキのコークスクリューです。厚い本だけど、全然大丈夫。
Posted by ブクログ
全体的には面白かったんだけど、普段ミステリを読んでいるせいか「霊が人を呪いで殺していく」ということになると何でもありになってしまうんじゃないかと思えてしまった。
トリックも何もない。
まぁそこを推理していく話じゃないのはわかってるんだけども。
夜読んでたら怖かった…
あとスキー場での殺し方が凄惨過ぎます(笑)
Posted by ブクログ
もう、これ、むちゃくちゃすぎるっ!
だいたい、ちょっと、気に食わないヤツがいたとしても、クラス全員が、リンチ殺人に加担するなんて、ありえないよ〜!
そこに、幻影の教育実習生やら、卓とその妻が、実は、という展開も、えぇ〜、そうなの〜??と驚きを隠せないのだ。
どんどん勢いを増して、重大な結末が明かされてゆく。
あまりにも酷く、そして、悲惨な事件が、普通に行われていた事実に唖然とするばかりである。
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じわじわとくる怖さでした。恐怖度はなかなかのもの。クラスでの座席をビンゴにしてしまうその発想が面白かったです。ページをめくる手が止まらなくなりました。次々と明かされる謎にいちいち驚きました。最後の最後までビックリさせてくれます。全544ページ【文庫】
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ホラーだ!!幽霊ホラーって初めて読みました。で、前半はビンゴの設定面白いし、謎な部分も多くて怖いな〜と思っていたんですが、急に10年後になりまして。ビンゴの設定もなくなっちゃったし、真相も「ぇ?」オチも「ぇ??」で後半失速感が否めない。前半は面白かったので、読んだ後「惜しいな」と思いました。あと個人的には誤字と変換ミス?(漢字変換されていない言葉)が多くて、それで冷めた感もあり。
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-東北の村にある小さな高校で、一人の女子生徒が首を吊って死んだ。黒板には誰が描いたか席割りと同じ、5×5のビンゴの図。その中央が彼女の席だった・・・。
--裏面より。
少々長めの小説です。
友達に貸したら怖くて挫折して途中で返って来ました。
最後の結末は相当ビックリします。
割りと面白いですよw
こう言う本ばかり買ってしまう自分を疑いますけどね・・・
Posted by ブクログ
500頁以上あって(わたし的に)厚い本ですが、話がテンポよく進むので、読みやすかったです。
現実感の無い描写にはちょっと戸惑いましたが、ラストは意表をつかれました。
ただ最後はもうちょっと話の余韻を楽しめる感じだったら良かったかなぁ。
読んで損はしない面白い話だと思います☆
Posted by ブクログ
ビンゴ!
生徒たちが整列して死ぬという設定は面白かったけど、怖い場面以外は見所なし!
あともうひとつエッセンスがあればとてつもない作品になっていたと思う
Posted by ブクログ
面白かった。
私の一番好きなキャラが犯人で主犯で
超常現象の元だったのがショック。
大人になってからの物語が面白く
一気に真相が明かされてくのが良かったです。
ホラー要素はそんなに強くないけど
ストーリーはとても面白かったです。
文章もスラスラと頭の中に入ってくるし
1日で読めるくらい、読みやすい文章でした。
Posted by ブクログ
夏のホラー3作目。
読後に思いました。
怖いってなんだろうか?
今回読んだ”夜市”、”壊れるもの”に比べると格段に純粋なホラーなのですが、それほどゾクっとはこない。
“リング”や”黒い家”を読んだときのような、体の芯までこたえる恐怖ではないのです。
教室の座席表をビンゴに見立て、一列そろうごとにその一列の生徒がみな死んでいくというストーリー。
幽霊とビンゴという言葉に違和感があるのか、幽霊にビンゴ!といわれても妙にコミカルに思えてしまいます。
また、「幻想」という言葉だけで過去の事実が帳消しにされてしまうところが、ホラー小説のちょっと安易なところであり、肩すかしを覚えるところか。
学生時代の体験を大人になってから解明するという、アメリカのモダンホラーによくある展開は読んでいて感情移入しやすいですが、唐突に終わってしまう終盤に、もうちょっとヒネリがほしかったです。
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座席表をビンゴカードに見立てて次々と…って設定はおもしろかった。テンポ良く読めるけど後半から展開が急過ぎな感じも。ラストの方は吃驚しましたね。
Posted by ブクログ
5×5人クラスの死のビンゴゲームが始まった。「リーチ」、「ビンゴ!」と叫び続ける不気味な女が迫る中、クラスメイトが次々に変死を遂げる。その言葉に、隠された謎とは…。ホラー作品ですが、主人公が少しコミカルなので、あまり怖さは感じませんでした。さらに、不気味な女の正体、クラスメイトの消えた記憶、等を解き明かしていくホラーミステリー作品になっていて、読み進めるのが面白い。結末は想像できないくらい意外でした。