無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
平安時代を描いた小説にあまり馴染みがないので、名前の読み方とか色々難しくて最初読み進むのが遅かったけど、なんとか慣れてきて、人物の相関図もだいたいわかってきた。
12歳で入内してまだ幼かった彰子が、だんだんと成長して、一条天皇を支えたいと一途な想いで頼もしくなっていく様が健気で胸が熱くなる。
それにしてもこの時代の女の身分の低さ、親から物のように出世の道具にされる様は腹立たしい。親族間なのに争いが絶えず、怨霊とか怨念が信じられてて、それによる病や火災の多さにびっくりする。
身分が高くても、心安らかになる時がない大変な時代だったんだな。
紫式部が出てきて面白くなってきたので、下巻でさらに彰子が成長していくのが楽しみ。
Posted by ブクログ
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の
欠けたることも なしと思へば」
の句でおなじみの藤原道長。その娘で、一条天皇の中宮となった藤原彰子の物語。
一条天皇のきさきとなったが、なかなか子に恵まれず(そりゃ12歳で入内しても)、そのうち中宮定子の子、敦康の養母となる。
それを始めに国母として70余年、藤原家の後ろ盾として、そして朝廷の安定に大きな影響を及ぼし続けた女性の一代記。
上巻は彰子が国母として独り立ちしていき、そして女房として彰子に仕えた紫式部が登場するまでがメイン。
彰子は国母としてのモットーとして「人を決して恨んではならない」ということを強く掲げる。そしてそのきっかけになったのが、夫である一条天皇の母、藤原詮子の体験を本人から聞かされたからなのだが、これが長い。とにかく長い。
上巻の三分の一くらいを占めるのではないかというくらいの、詮子のモノローグ。
この部分は大切なのはわかる。ここを理解しておかないと、彰子の行動規範に説得力がなくなるから。わかるんだけど、長い。
しかも、会話としての体はとっているものの、とにかく説明に次ぐ説明なので、途中で「あれ、おれ、新書読んでるのかな」っていう気になってくる。しかもご存知の通り、平安の朝廷なんて、血縁同士の結婚があたりまえだから、誰が誰だかわからなくなってきてモノローグの最後の方は白目をむく。
でも、この本をこれから手に取る人に言いたい。この部分を乗り切って、紫式部が出てきたらこの物語は俄然面白くなってくる。
なんなら詮子のモノローグ、斜め読みでも構わない。「あー、詮子、めちゃくちゃむかついてたんね」くらいのことがわかれば大丈夫。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
少年・青年マンガ
ラノベ
小説・文芸