月と日の后(下)
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月と日の后(下)

760円 (税込)

3pt

一族の闇、怨霊の跋扈、そして骨肉の争い――この国に平穏をもたらした彰子を描く、感動の平安絵巻 彰子への出仕を頑なに拒否していた厄介な女房である紫式部。当初は手を焼いていたものの、彼女との絆や『源氏物語』はやがて、彰子を稀代の国母へと成長させた――。敬愛する夫・一条天皇の突然の死、一族内での足の引っ張り合い、頻発する火災や疫病……怨念うずまく宮中で闘い続け、時の権力者である父・藤原道長に唯一反旗をひるがえし、七代の天皇を支えた藤原彰子の感動の生涯を描いた長編小説。

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月と日の后 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 月と日の后(上)
    760円 (税込)
    紫式部が支えた国母の一代記! 七代の天皇を見守り、“望月の栄華”を成し遂げた藤原彰子の波瀾の生涯 わずか十二歳で入内した、藤原道長の娘・彰子。父に言われるがままに宮中に入った彼女を、夫である一条天皇は優しく受け入れるが、彼が真に愛した女性・定子の存在は、つねに彰子に付きまとう。しかし、一人の幼子を抱きしめた日から、彰子の人生は動き始める。父や夫に照らされる“月”でしかなかった彰子が、やがて「国母」として自ら光を放ち出すまで――平安王朝をドラマチックに描く著者渾身の傑作長編。
  • 月と日の后(下)
    760円 (税込)
    一族の闇、怨霊の跋扈、そして骨肉の争い――この国に平穏をもたらした彰子を描く、感動の平安絵巻 彰子への出仕を頑なに拒否していた厄介な女房である紫式部。当初は手を焼いていたものの、彼女との絆や『源氏物語』はやがて、彰子を稀代の国母へと成長させた――。敬愛する夫・一条天皇の突然の死、一族内での足の引っ張り合い、頻発する火災や疫病……怨念うずまく宮中で闘い続け、時の権力者である父・藤原道長に唯一反旗をひるがえし、七代の天皇を支えた藤原彰子の感動の生涯を描いた長編小説。

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月と日の后(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中宮彰子が一条天皇のきさきとなり、その後、故中宮定子の子、敦康の養母となって国母としてのキャリア(キャリア?)をスタートしていくのが上巻。

    上巻の終盤で、才女、紫式部を女房として迎え、彼女から漢詩や教養を学ぶことで力をつけ、そしていずれ朝廷全体に大きな影響力を持っていく下巻。

    この時代の権力とは

    0
    2024年02月17日

    Posted by ブクログ

    淡々と物語が進んでいく様は、上巻同様に小説というよりは歴史の教科書を読んでいるようでした。
    それでも、この時代の火や怨み、祈りや出家に対する想いには興味深いものがありました。

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

     藤原彰子の一生を、時系列に沿って丁寧に描いた物語。淡々と進む点は上巻と同様だが、下巻では彰子が明確な意思と目的を持って動くようになり、そこに大きな見応えがあった。特に、道長が存命中は実質的に「彰子 vs 道長」の構図になっている点が興味深い。藤原家のために強引に政治を進める道長に対し、彰子は父が兼

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    内裏、焼亡しすぎ…
    それだけ政が荒れてたということか。内裏に限らずいろいろなものが燃えてなくなったんだろうな。しっかりしていれば火はおこらない。いまの世なら炎上してるという表現になるのかな。実際の火がおこってないからことの重大さに気づきにくい。火は怖い。すべて灰になる。
    長くて濃い一生だった。もう誰

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    藤原道長「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」
    一条天皇「怨みをなくし和をもって尊び人々の苦境が後世の災いを生まぬようにする」
    怨み怨まれる世でどう安らかに死んでいけるか、どう生き抜くか。
    置かれた状況で何を思うか。

    大河ドラマ「光る君へ」を見始めてから読んだ作品。同時進行で

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    国母彰子の生涯は立派だった。
    火事と病気が次々に起こり、
    兄弟間で政権争いが激しい中、世の安寧を一心に願い続けた生涯だった。
    先日から紫式部と藤原道長を主人公にした大河ドラマが始まったが、この小説の道長像とすごく違いそう。

    0
    2024年01月13日

    Posted by ブクログ

    1000年前の朝廷が舞台の大河小説。主人公の彰子がまだ少女の頃から始まり、環境に負けず一条天皇と心の距離が縮まり愛が深まっていく前半、子供ができ自分の生き方の軸を定め活躍する中盤、相次ぐ不幸と戦う終盤、、あっという間に彰子の一生を追体験してしまった。
    また、病気が怨みから来るとか、物怪が取り憑くなど

    0
    2023年11月19日

    Posted by ブクログ

     数奇な運命というより、彰子の実務&心労のあまりの多さに「おつかれさまです……!」という感想が先立ってしまいました。骨肉の争いに肉親の度重なる死も、人事や行事の差配も、考えるだけで気が滅入ってしまいますね……; というか行事が多すぎる……。
     物語のほとんどが実際に起きた出来事の列挙になっているので

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    下巻の彰子様は宮廷政治の中枢に生きる
    時代が巡り、自分の子を送り、火事や疫病が蔓延る宮廷や市中に次々と変わる後継者
    そこへ入内させる姫君達
    あまりの登場人物により挫折しそうだった

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    上巻より読むのに時間がかかってしまった。
    後半は、小説というより、淡々と事実が並べられ、彰子の伝記という雰囲気だった。

    この巻で最も盛り上がる(と私が思った)のは、やはり一条天皇崩御後、敦康親王立太子をめぐって、彰子が父道長に反旗を翻すくだりだろう。
    母から皇子を取り上げ、女性を政から遠ざけようと

    0
    2024年05月26日

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