重光葵 上海事変から国連加盟まで

重光葵 上海事変から国連加盟まで

768円 (税込)

3pt

3.5

アメリカ戦艦ミズーリ号上で日本の降伏文書に調印した首席全権として有名な重光葵は、戦前・戦後を通じて、和平の調整役として東西を奔走しつづけた人であった。たとえば上海事変時の駐華公使、張鼓峰事件時の駐ソ大使、第二次世界大戦初期の駐英大使、太平洋戦争後期と戦後の日ソ交渉時、また国連加盟時の外相として外交の最前線にいて、国内外の懸案に常に真摯に対処した。その足跡を、残された膨大な手記、回想録を基に辿る。

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重光葵 上海事変から国連加盟まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『重光葵手記』をベースにしながら、重光葵の生涯をたどる。正直、この本は重光葵の評伝と呼ぶには違和感がある。手記の引用が多く、彼目線の戦中外交史と呼んだ方がいいかもしれない。
    また、幼少期から学生時代に至る生い立ちについての記述がほぼない。最終章に少し記述があるくらいか。1929年の上海総領事時代から

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    和平に調整役として東西に奔走しつづけた
    老練外交官の足跡。
    日本の降伏文書に調印した首席全権として
    有名な重光葵は、戦前・戦後を通じて、和
    平の調整役として東西を奔走しつづけた人
    であった。その足跡を、残された膨大な手
    記、回想録を基に辿る。
     序 章 
     第一章 隻脚公使
     第二章 

    0
    2013年11月03日

    Posted by ブクログ

    重光の回想録を基にしており、評伝というより回想の平易版といった内容。

    6,7章だけなら☆5。久しぶりに時間を忘れて本に没入した。

    中でも6章、戦災下で鉄道移動する際の生々しい情景や、
    7章、巣鴨プリズンでの東条や平沼ら他戦犯との交流、A級戦犯として裁判を受ける重光の心情の描写
    はとても面白かった

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    重光葵は戦後の政治家としてよりも戦前・戦中の外交官としての
    方が存在感があるんだよな。

    本書は重光葵の回想録や手記からの引用が多用されているので、
    人物を描くと言うよりも重光の目を通した外交史の一面というとこ
    ろかな。

    1932年の上海事変後には駐華公使として中国との停戦協定締結

    0
    2017年08月24日

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