『罪と罰』を読まない

『罪と罰』を読まない

小説・文芸
764円 (税込)

3pt

未読者(みどくもの)四人による前代未聞の愉快な読書会

ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことのない四人が果敢かつ無謀に挑んだ「読まずに読む」座談会。
前半では小説の断片から内容をあれこれ推理し、後半は感想と推しキャラを語り合う。
ラスコ(ーリニコフ)、スベ(スヴィドリガイロフ)、カテリーナ……溢れるドスト愛。
「読む」愉しさが詰まった一冊。

解説マンガ・矢部太郎

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『罪と罰』を読まない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    4人の会話が面白くて楽しくて、ほかの作品でもまたこの4人でやってほしいです!

    作家さんならではの、「この先はこう進むのでは?」「いや、まだこれだけページがあるから私ならこういう展開にしますね」などの予想を聞けたのも面白かったです。

    それだけでなく、みなさん結構ふざけていて「名前が覚えられない!」とあだ名をつけたりツッコミを入れたりしながら話しているのがすごく良かったです。
    作家さんたちの対談というと、もっと堅苦しいものを想像していたけど、そんなことはなくて友達同士で本についてあれこれ話しているような楽しさがありました。

    「罪と罰」はハードルが高い作品というイメージがあって今まで読もうと思ったこともなかったけど、4人の話を聞いているうちにどんな作品なのか気になって読んでみたくなりました。

    読まないのにみんなであれこれ想像して語ることで、こんなに「読む」ことを楽しめるんだなと思いました。
    読書って、実際に本を読み終わることだけじゃなくて、読んでいる途中に考えたり、人と語り合ったり、読み終わったあとにまた思い出したりすることまで含めて「読む」なのかもしれないな、と感じました。

    岸本佐知子さんが、4年越しにみんなでまた罪と罰の話になったとき、みんなだいぶ記憶が薄れてるところも、私もあんなに感銘を受けたのにほとんど内容覚えてない!ということがあるので、私の記憶力と頭の悪さかと思ってたけど、作家さんたちもあるんや!と安心しました。




    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだことない作家4人が座談会形式で内容を推理する話
    斜め上の推理展開で面白いのだが、本番は罪と罰を読んでからの感想
    ロシア語の人物名が覚えられず変なあだ名付けたり、4人ともスヴィドリガイロフ推しだったり、共感するポイントが多くて楽しかった
    愛之助が犬のように話すくだりは声出して笑った

    0
    2026年08月24日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃおもしろかった
    作家さん4人が罪と罰読む前にまず適当なページを少しだけよんで話を想像していく
    最終読んでから感想を言い合う

    作家さん目線なのが新鮮だった
    だし、罪と罰に修造とか愛之助が登場しているなんて笑
    親近感しかない笑
    罪と罰読むの怖かったけど読みたくなった

    0
    2026年08月02日

    Posted by ブクログ

    まず作家や翻訳家の皆さまが、私と同じく『罪と罰』を読んだことがなかったり、ロシア人の名前が覚えられない。という共通点に安心(笑)

    しかし作家さんの想像力は、凡人ではない。
    どこで殺すのが物語として盛り上がるか、この人物はこういう人なのでは、という想像力が半端ない!

    最終的に全員がちゃんと読み、また集まることになりました。

    読んだ後の読書会は、皆さまさすがの感想で、それぞれ本に貼ったふせんやメモを、全部見せてください!と思いました。

    『罪と罰』は長編で、この遅読の私はどれくらいで読めるのか、と思いましたが、やっぱり読みたくなりました。

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

     隅から隅まで面白かった。「“読む”は読む前から始まっている」という考えは、私もぼんやりと思っていたことではあるが、この四人のおかげで私の罪と罰読書も、読んでないけど始まったぞ!と感じた。
     四人の自由で対等な雰囲気がまたとても良かった。罪と罰を読んでない者同士で話すという企画なんだから対等なのは当然だが、誰かの持っていた文学や歴史の知識がヒントになるときも、ガイド役の学者先生的な人の授ける解説を拝聴するみたいな空気は一切なく、プロ作家としての作劇的勘で何かを言い当てようとするときも、「ここできっと二人の対話が八十ページ続くんですよ」とか「結婚式で繰り広げられる七日七晩にわたるロシアの宴の描写でページ水増し作戦に違いない」とか、ただただ面白い。未読読書会の前に十五分の影絵版罪と罰を見たということで「私知ってるのよ、言っちゃっていいのこれ?」と誰よりも優位に立って発言していた浩美さん(矢部太郎さんの解説マンガでは、影絵原理主義者と呼ばれていた)による、後半の衝撃の告白には盛大にずっこけたし、なんて可愛い人なんだと思った。
     四人が読んだあとに開催された読書会の様子も収められており、コロンボさながらの倒叙ミステリになっているという指摘と、彼女らによる脳内キャスティングで、松岡修造、スティーブ・ブシェミ、片岡愛之助(あと、私は知らなかったけど皆さんお気に入りの様子だったヴィゴ・モーテンセン)が登場したのも楽しかった。

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。著名な本の関係者の罪と罰の感想、解釈が聞けるラスト100ページくらいは著者たちと読書会を開いているような気分になれた。罪と罰のおかしな点、面白い点を余す事なく文章化してくれていて読んでて楽しかった。299ページで三浦しをんさんが罪と罰を「愛すべきダメ人間の話だ」と言っていたがその通りだと思った。読書会参加したいな。読書仲間欲しいな。

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    私が『罪と罰』を未読であること、そして岸本佐知子さんがメンバーの1人ということで、読み始めた。そしたら、メンバー4人であれこれ未読のまま推理した挙句、やっぱり一度読みますかーという話に。じゃあ、私も読むかと。
    断然、読んだ後の読書会の方が面白い!一緒になって、それ、私も思った!とか、なるほどねーそういう解釈もありか、とか。
    『罪と罰』もういっぺん読み返したらもっといろんな発見があって楽しめるかも、と思っちゃった(でも、きっと読まない 笑)。

    0
    2024年08月22日

    Posted by ブクログ

    挫折しそうな名作長編を読む前に、みんなで妄想討論するのは最高に楽しそう。私も気になって、漫画版を読んだ。カウリスマキの映画版も再見しようかな。

    0
    2024年03月26日

    Posted by ブクログ

    ロシアものは自分に酔う
    こんな本読んじゃってる自分を想像するだけで満足してるかもしれない。
    何冊か読んで途中棄権してる本もあるが、罪と罰も上下巻で揃えて読むタイミングを逃している。

    そこにこの本があると知り、こちらを読んだら読む気になるのか…?なんて
    ちょっと遠回りしてみることに。

    結果、四人の読書会がエッセイのようでもあり
    とてもハマってしまった。
    作家さん達であるから、書き方や持って行き方なんかも自分と比較したりする、そんな会話もめっちゃ楽しい。
    罪と罰を普通に読んでいたらこうは思わなかったと思う。

    ロシアものは難解だ
    だって人の名前も日本人にはとっつきにくい発音(発声)
    それでいてあだ名が二つ三つ出てきたり
    例えば、太郎さんを、父は太郎兵衛と呼ぶがははあはタロちゃんと読んだりする、それが物語の中で出てくると同一人物なのかなんだかわからないまま読んでいてなんだそうか!というのがある。

    ドストエフスキーをドストと言うこの四人。
    ああ、そんな感想持っていいのか、私だけじゃなかった、などなど
    共感に溢れてこれから罪と罰、読むより楽しみが増した。

    0
    2022年08月20日

    Posted by ブクログ

    好きな作家さんたちが、読まない読書会をするという絶対に面白いだろう!と思い、読んでみました!
    私も罪と罰は読んだことがないです。英訳された本が苦手ということ、文化の違いに戸惑って進まないなど海外文学に対して苦手意識があるのですが、そのおかしいだろうを読んだ4人が共有する場面から興味が湧きました。(4人が読んだということはネタバレになるのでしょうか…)
    何かの折に、挑戦してみたいです。

    0
    2026年09月20日

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