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手配犯の顔を脳に焼き付け、雑踏で探す見当たり捜査。記憶、視力、直感だけが頼りの任務に就く警視庁の白戸は無逮捕が続き、刑事としての自信、存在意義を見失いかけていた。そんな時、見つけたのが死んだはずの元刑事。白戸が追い始めると元刑事にまつわる陰謀が露見する……。超デジタル時代に究極のアナログ捜査を貫く刑事を描く迫真の警察小説。
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「盗まれた顔 〜ミアタリ捜査班〜」
2019年1月5日~ WOWOWプライム 出演:玉木宏、内田理央、町田啓太
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
町中で顔だけで手配犯を捜す見当たり捜査という警察物でも特殊な刑事 顔を覚えて見つけて捕まえる迄が仕事で捜査はしないが、見つけてはいけないものを見つけたために陰謀に巻き込まれる 監視カメラが溢れる東京なのに生身の人間が手配犯を見つけ出す 知ってる人って雑踏でも見つけてしまうことあるよね 人間の能力っ...続きを読むてある意味凄い でも刑事さんは会ったこともない人間を写真だけで覚えて(知ってる人のように)見つけるんだからもっと凄い 顔を覚え見つける能力に長けた分逆に見えなくなるものがあるのかもしれない
見当たり捜査を題材にした小説は少ないのではないか。班員が個性的なのも良い。 顔を忘れないということを考えたことが無かった。続きが気になる作品なので、シリーズ化してほしい。
見当たり捜査。 この作品を読んで初めて知った。 そして主人公が同い年。 読むにつれて引き込まれるストーリーと、独特な読後感。 羽田圭介、天才か。
これも読者の興味を掴んで離さない1冊。読み始めたら一気に羽田ワールドに引き込まれてしまう。 話の転換点に多少無理は感じるが、それを十分に補うだけの本筋の面白さがありますね。
テーマが面白かった。 なにか特定の事件を追うわけではなくて、顔を覚えて居るかも分からない街中で探し続ける。 地道過ぎる捜査で、しかも見つけられない日が続くと周りや自分からのプレッシャーが重い。居るかどうかなんて分からないのに、見つけることが当たり前。なんて世界なんだと思った。
『見当り』→犯罪者の顔を覚えて検挙する →刑事 の苦悩が前半。それが異様に異質に興味深く面白い。深い心理描写に興奮した。後半の 主軸になる陰謀よりも。 一つ一つのエピソードをじっくり読ませるので 『臨場』のようなドラマ化を期待してしまいます。 『見当り』シリーズで続編できたらいいなあ。
スリルというよりはリアルな作品。人の顔を何人まで覚えられるのか、忘れてしまう方が多いと思う一方で刑事という職業は記憶と視力と直感なんだと改めて実感。
羽田圭介3冊目、前2作品も少し感じていたんですが、躍動感に欠ける様な、状況の説明のため、更に説明を重ねるとか・・・ストーリーが止まってしまう、読んでいてスーッと物語りに入っていけない、多分、つくり込む事で、その裏側が見え隠れし、読み手が冷めてしまうからなのか・・・解説者の西加奈子とは、タイプがまっ...続きを読むたく違う作家さんと認識する。
警察小説でした。 警視庁捜査共助課(?って 本当にある部署かわかりませんが)の方々の お話でした。 手配犯の顔写真を 暗記して 大勢の人ごみの中を 歩いて (昔の刑事ドラマのように 足で捕まえる?!) 逮捕していくお話でしたが 犯人を あげられない ストレスや 何故か 追いかけてるのに 追われちゃ...続きを読むったり、 小説ならではの 展開で した。 中国マフィアが出てきた時は 人間関係の構造が こんがらがってしまいましたが どうにか 納得して読みきりました。
見当たり捜査。 手配犯の顔を記憶して、歩き回って探し出すというなんともアナログな捜査があるらしい。 さぞ大変で気が遠くなる作業と想像はつくが、どれだけ大変なのかは想像の域を出ない。 警察小説であるが、こういう切り口で入っていくのは新しく思う。 見当たり捜査で犯人を特定する時の観察眼から、 読まれてし...続きを読むまう"動き"ってあるんだと思った。 今でもおそらくこういう地味な捜査って、あるのだろう。 AIなどでは処理できないこと。 人の努力で成り立っていること。 警察以外にもきっとまだまだたくさんあるんじゃないかと改めて思った。 小説自体は、少し言い回しがくどく、飽きてしまった。 もう少し心理描写、情景描写が短いといいと思った。
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