永田和宏の作品一覧
「永田和宏」の「たとへば君 四十年の恋歌」「あの胸が岬のように遠かった―河野裕子との青春―(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「永田和宏」の「たとへば君 四十年の恋歌」「あの胸が岬のように遠かった―河野裕子との青春―(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ここ数日、薬の副作用で体調が悪く本を読めませんでした。
でも、私は胃腸科では逆流性食道炎があるので「食べてから3時間は横にならないでください」と言われているので寝ているわけにもいかず、二日前からちょっと辛かったですが、この本をがんばって読みました。
この本は先々週だったか、読売新聞の書評欄でも取り上げられていて、歌集が取り上げられるのは珍しいなと思い、私もちょうど読もうと思って積んでいました。今の私にちょうどぴったりなタイトルだと思います。
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第一部 人生後半へ
著者で歌人の永田和宏さんは2022年に後期高齢者になられたそうです。
中年とは45歳~64歳までだそうです。
Posted by ブクログ
ここ数年で最も心に残った本でした。
もし本書が短歌集であったならば、恥ずかしながら表題の代表作しか知らないような私は本書に出会えなかったと思います。
このような形式で二人の道のりと素晴らしい短歌の数々を残してくださったことにありがたい気持ちでいっぱいです。
短歌はもちろんのこと、他にも胸に響く一節がたくさんありした。
以下にその一部を引用します。
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・蒸留水と井戸水が一緒に暮らして来たのね。私たち。
・それまで自意識が裸になって歩いていたけれど、永田和宏という存在が私に薄膜を張ってくれて、生きやすくなりました。
・人のこころも体の痛みも、自分自身の、それさえ分かっていないという