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Posted by ブクログ
いままで、ちゃんと読んでこなかった作品のひとつ。以前NHKの番組で洞窟探検のドキュメンタリー番組がありました。その中で、石灰が水中で数十メートルの綺麗な結晶となった後水がなくなって何百本もの巨大な結晶群が洞窟の中に残っているシーンがとても衝撃的で、いつかちゃんと読んでみようと思っておりました。なんという力強い、想像力をかきたてる物語でしょうか。プレートテクトニクス理論はこの作品の50年後にまとめられるため、地球の中心におりていく穴が1本ずっと続いているという設定には目をつぶるしかありませんが、それでも地底の息苦しさ暗闇の恐ろしさなど迫力満点です。う〜ん、なんという想像力。地球空洞説も魅力的なファンタジーに思えてきます。しかし、19世紀の人々のタフなことといったらありません。船旅も10日間くらいへいきだし。当然シャワーもお風呂もなかったろうな。今回の震災で、やっぱりお風呂に入れない状態が長く続くとかなりなストレスになることがわかっただけに、こんなところも凄いと思ってしまいます。ビスケットと干し肉と水で2ヶ月以上も地底を突き進む、このバイタリティー。すげー
Posted by ブクログ
アクセルの叔父、リーデンブロックは、とある古書店で本を1冊購入した。その中に挟まれていたメモには、独特の暗号文字で書かれたメモが挟まれていた。そのメモに記された暗号を解くと、そこには伝説のアイスランドの錬金術師、サクヌッセンムがとある火山から地底の探検をしたとの話が…。
ヴェルヌの真骨頂である、冒険物のSFである。アイスランドの死火山(休火山?)の火口を降りていくことで、地底の世界にたどり着く。地底は実は高温ではないどころか、地底にはもう一つの地球が有った。
荒唐無稽なようで、当時の不思議で未知の領域であった地底、それを説明するために地学、鉱物学、生物学などを駆使して理解し得る説明には、19世紀の作品として舌を巻くしかない。
当時はおそらくまだほとんどが未解明であった恐竜のこと、壁面に見える石から、詳しい地形の成り立ちを知るなど、先進性が有ったことは想像に難くない。
さらにはそういう先進的な知識だけでなく、冒険的な情景の変化やドラマチックな展開など、近年まで子供から大人までヴェルヌの作品に夢中になったということはよく理解できる。
ところで、序盤に飲み水のなさに焦らされるところはあるが、食べ物に関しては、それほど大きくないにもかかわらず、4ヶ月分の食料を持ち歩けてしまうこと、さらに徒歩でゆうゆうと1400km移動できたり、一日で何百kmも移動できたりと、お話読み聞かせならスルーされるような話も少々気になった。
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