岩井三四二の作品一覧

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作品一覧

2023/06/21更新

ユーザーレビュー

  • 崖っぷち侍

    したたかに生き抜く

    戦国時代が終わり天下泰平の江戸時代へと時代が大きく変化する中、翻弄される人々の姿を描いている。
    この作者の描く登場人物は、みんな江戸時代の武士のように忠義や義理にガチガチにとらわれていない。生き生きとしていて どこかユーモラスでひょうひょうとしていて 実にいい。
    主人公たちは、最後に主家がつぶれ...続きを読む
  • 悪党の戦旗 嘉吉の乱始末

    忠臣蔵といくらか似通ったとこ

    賢明とはいえない主君を持ったばかりに、お家の崩壊 追われる浪人生活 主家再興のための地味な努力 と忠臣蔵といくらか似通ったところがある。
    前半部分はいくらか地味であったが後半部分の話の盛り上がりは、なかなかのものである。もっともこの作者の以前の作品にあったようなほろ苦いユーモアは影を潜めているとこ...続きを読む
  • おくうたま
    久々に最初から入り込める小説を読む。
    テンポよく引き込まれる文章に前に読んだ本もこんな感じだったのでこの人の作品と自分は相性がいいのかもしれない。
    瑞石は浅井家の男児を匿い雲石と名乗らせ医学を学ばせるが、雲石には堂々とした態度でバレたらその時考えると雲石の不安を意味のないものとしていう。
    そして瑞石...続きを読む
  • 戦国 番狂わせ七番勝負
    新進気鋭の作家さんが番狂わせとしてそこそこ有名な戦いを書いている(弥助だけ少し毛色が違うが)。地図が分かりやすく、非常に助かる。テーマ上、若い時期のストーリーが多いが、描き方は色々で興味深い。
    海ノ口は大河でも見たが、季節は考えたこと無かったな。政宗と長政の2作がお気に入り。
  • 難儀でござる
    岩井三四二さん、初めて読んだ。面白かった。登場人物を通した視点から、様々な難儀が生き生きと描かれている。出てくる主役が、いつもの信長や家康でなく、そこが知りたいと思うような人物で、上手いです。

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