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天正十年(一五八二)六月、本能寺の変勃発! 天下にあと一歩まで迫っていた織田信長死す! これはピンチか、はたまたチャンスか!? この驚天動地の事態に、息子・織田信孝は誰につこうか右往左往し(「最後の忠臣」)、家臣・滝川一益はかつて褒美として関東の領地より茶道具を選んでおかなかった決断を後悔し(「関東か小なすびか」)、敵将・安国寺恵瓊は秀吉と和睦を結んだ後で真相を知って歯ぎしりし(「南の山に雲が起これば」)、側室・おなべは誰も安土城を守ろうとする者がいない中、懸命に声を張り上げた(「信長を送る」)。 思わぬ事態に接した時ほど、人間の本性は出てしまうもの。あなたに似た人物もどこかに出てくるかも。信長の死によって運命を変えられ、大きな岐路を前にとまどう男たち、女たちを温かく(?)描いた、共感たっぷりの連作短編集。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年08月31日
視点が面白い。本能寺の変そのものを題材とせず、結果、波及した物語を紡ぐという視点。そういう描き方があったかぁ。という感じだ。
その時何が起きたではないが、徳川家康、羽柴秀吉ぐらいしか注目しなかったが確かに信長に関係のある人は確かにすごい沢山いたわけでその分の物語があったんだと思い直した。引きこもご...続きを読む
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