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近江国三川村の百姓・久兵衛は、年貢に縛られる百姓暮らしに嫌気がさし、家族を養うため志願して十六歳で地元の武将・宮部善祥坊の小者となる。初めての禄はわずか三石。学問もなく歌の一首も読めないが、出世を目指しがむしゃらに戦い、時に歯を食いしばって耐え難きを耐え、ついには大名へと上りつめていく。貧農から身を起こし、筑後三十二万石の太守となった田中久兵衛吉政の痛快にして哀感にも満ちた生涯を描く。
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Posted by ブクログ
近江百姓から秀吉、秀次に仕え、最終的には関ヶ原の戦い後石田三成を捕え、筑後柳川藩三十二万石の藩祖となる田中吉政の一代記。 出世に従い求められるものが異なる中、上司の期待に応えて適応していく姿はまさに叩き上げのサラリーマンの様だ。その死後、嗣子達には不幸が重なり、わずか11年でお家断絶となる。
◾️貧農から大大名になった田中久兵衛 ◾️豊臣秀吉に似た出世物語 ◾️宮部善祥坊に見出される ◾️三好秀次第一の老臣になるが悩み尽きず ◾️でも何とか切り抜ける ◾️家康の関東移封後の岡崎城主 ◾️関ヶ原合戦で石田三成を捕縛 ◾️田中久兵衛、宮部善祥坊でなく、田中吉政、宮部継潤と現代語にしてもらわな...続きを読むいと頭に入ってこない ◾️国持ち大名になって本当に幸せだったのか ◾️立身出世の人物なのに有名でないのは、どこか暗さが付きまとう人物だからだろう
この作品も、良い意味で期待を裏切られた作品だった。はっきり言って、田中吉政という人は、「名前は知っている」程度で、あんまり歴史的に偉業を成した人ではないので、物語として、面白いものにはならないだろう、と髙を括っていたんだけれど、いやいや、面白い。人間的にも、面白い人だった。
頑張って働いて、中堅企業の社長にはなったのだけど、本当にやりたかったのはこれだったのか。みたいな話。
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田中家の三十二万石
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岩井三四二
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