キマイラの新しい城

キマイラの新しい城

作者名 :
通常価格 764円 (695円+税)
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作品内容

「わが死の謎を解ける魔術師を呼べ」フランスの古城を移築後、中世の騎士として振舞い始めた江里。750年前の死の真相を探れ、という彼の奇想天外な依頼で古城を訪れた石動戯作(いするぎぎさく)は、殺人事件に遭遇する。嫌疑をかけられた江里が向かった先は……。ミステリの枠に留まらない知的エンタテインメントの傑作! (講談社文庫)

キマイラの新しい城 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月02日

    非常に面白かった
    黒い仏を読んでいたからこそ楽しめたのか、、
    水城優臣の登場で胸が高鳴る!
    石動は今回も全然名探偵じゃないのがいい
    このシリーズの続きがもうないのが悲しい、、

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月30日

    ※本書は「鏡の中は日曜日」の重大なネタバレがあるので、そちらを先に読むべし。
    面白かった。伏線の散りばめ方が見事。また、シチュエーションの作り方が凝っていて、オチまで含めてこんなミステリは他に類を見ないと思う。少々冗長な部分はあるが、殊能将之作品の中でも傑作の部類と思う。

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月03日

    石動戯作シリーズ第四弾。最初の方はわりとバカミスって感じなんだけれど、段々キャラクターに感情移入していって最後まで読むとエドガー氏の最期の真相にはわりと胸にくるものがあった。このユーモアとシリアスの落差よ。全体的な事件の真相としてはあっさりと解決したのでミステリとしてはちょっと物足りなかったかな。

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月12日

    石動戯作シリーズ最後の作品。
    とはいえ前作の『鏡の中は日曜日』をとばしてこちらを先に読んでしまった…。
    そっちに出てくる登場人物がでてくるのでやはり順番通りに読むべきだったかな…と。

    750年前のエドガー卿の死の真相を探ってほしい、というとこから入って現代の事件も起こってしまい…という話でエンタメ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年03月05日

    テーマパークの社長に憑依した中世の騎士が自分の死の真相の解明を名探偵(?)石動戯作に依頼。そこから始まるドタバタが最高に面白い!こんな迷探偵はそういない。テキトーな推理で済ませたり、丸投げしたり、えっ?そこに気づかない?と失笑させてもいただきました。稲妻卿の現代文明の表現も笑ってしまった!そして過去...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月01日

    石動シリーズ、探偵役の情けなさがすごく好き
    設定が有りそうでない感じ
    全体を通して微妙な空気感というか、堅苦しさがなく読みやすい
    大昔の密室殺人を解き明かす!といった気負いはなく、謎自体はだいぶ大味のバカミススレスレ…
    ほんわか読んでいられる

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月07日

    フランスの古城を移築したあと、
    突如中世の騎士として振る舞い始めた
    テーマパークを経営する会社の社長・江里。
    「七百五十年前のわが死の謎を解いてくれ」
    という社長の頼みに困り果てた常務が呼び寄せたのが
    自称名探偵の石動戯作。
    奇天烈な依頼にほとほと手を焼く石動。
    苦肉の策で、重役連を巻...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月04日

    最初???て感じだけど、途中からはまる。殊能さんの本て王道ミステリーではない、新感覚。推理小説としては…
    時間と空間を上手く使ったトリックとその説明は感心。

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月22日

    シチュエーション設定は割と強引だけど、描写が詳細で面白かった。ただストーリー展開はちょっと単調だったかも。
    でも楽しませてもらえた一冊だった。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月09日

    迷探偵石動戯作シリーズ。
    今回の依頼主は750年前に死んだ中世の騎士。
    自分の死の真相を探ってほしいとのこと。

    中盤までは読み進めるのがちょっとだるかったりします。
    が、しかし、
    依頼主のエドガーが話の語り手になりだしてからはかーなり面白い。
    エドガーカッコイイヨエドガー。

    0

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