プロフィール

  • 作者名:殊能将之(シュノウマサユキ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1964年01月19日
  • 出身地:日本 / 福井県
  • 職業:作家

(しゅのう まさゆき)と読む。福井県立藤島高等学校卒。1999年『ハサミ男』でメフィスト賞を受賞してデビュー。同作は映画化もされた。その他作品に『美濃牛』、『黒い仏』などがある。2013年死去、享年49歳。

作品一覧

  • 殊能将之講談社全作品合本版
    -
    1巻6,050円 (税込)
    殊能将之全著作集 『ハサミ男』『美濃牛』『鏡の中は日曜日』『黒い仏』『キマイラの新しい城』『子どもの王様』『殊能将之 未発表短篇集』『殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow』 全8冊合本版 連続美少女殺人鬼、通称・ハサミ男の正体は 鋭利に磨かれたハサミを死体の首につきたてる殺人鬼。通称・ハサミ男がねらった美少女が殺された。しかも、ハサミ男の手口で――。圧倒的知力に満ちた傑作長編。
  • 殊能将之 未発表短篇集
    値引きあり
    3.9
    1巻469円 (税込)
    デビュー後、編集部の要請で送られていた習作短篇3篇とデビュー当時の様子を友人に書き送った「ハサミ男の秘密の日記」を収録。独特の笑いとセンス、ペーソスを湛えた殊能将之初期作品集。 2013年の急逝後も、ミステリファンの間で語られ続ける著者の未発表作品を待望の文庫化。
  • 子どもの王様
    値引きあり
    3.3
    1巻300円 (税込)
    団地に住むショウタと親友トモヤ。部屋に籠もって本ばかり読んでいるトモヤの奇妙なつくり話が、ショウタの目の前で現実のものとなる。残酷な"子どもの王様"が現れたのだ。怯える親友を守るため、ショウタがとった行動とは? つくり話の真相とは? 『ハサミ男』の殊能将之が遺した傑作をついに文庫化!
  • 殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow
    3.8
    1巻2,816円 (税込)
    2000年から2009年の間に殊能将之氏のホームページ「mercy snow official web site」に書きつづられた読書記録。フランスの本格ミステリに惹かれ未翻訳作品を原語で読んだり、自らが編者となる短編集のために原書を読み漁ったり。読書の楽しみが蘇る縦横無尽の読書本。
  • 黒い仏
    値引きあり
    3.8
    1巻300円 (税込)
    9世紀の天台僧・円載にまつわる唐の秘宝探しと、1つの指紋も残されていない部屋で発見された身元不明死体。無関係に見える2つの事柄の接点とは? 日本シリーズに沸く福岡、その裏で跋扈する2つの力。複雑怪奇な事件の解を、名探偵・石動戯作(いするぎぎさく)は、導き出せるのか? 賛否両論、前代未聞、超絶技巧の問題作。(講談社文庫)
  • キマイラの新しい城
    値引きあり
    3.8
    1巻300円 (税込)
    「わが死の謎を解ける魔術師を呼べ」フランスの古城を移築後、中世の騎士として振舞い始めた江里。750年前の死の真相を探れ、という彼の奇想天外な依頼で古城を訪れた石動戯作(いするぎぎさく)は、殺人事件に遭遇する。嫌疑をかけられた江里が向かった先は……。ミステリの枠に留まらない知的エンタテインメントの傑作! (講談社文庫)
  • 美濃牛
    値引きあり
    4.0
    1巻300円 (税込)
    病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。(講談社文庫)
  • ハサミ男
    値引きあり
    3.8
    1巻484円 (税込)
    美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作! 【2005年公開映画「ハサミ男」原作】(講談社文庫)
  • 鏡の中は日曜日
    値引きあり
    4.0
    1巻528円 (税込)
    梵貝荘(ぼんばいそう)と呼ばれる法螺貝(ほらがい)様の異形の館。マラルメを研究する館の主・瑞門龍司郎(ずいもんりゅうしろう)が主催する「火曜会」の夜、奇妙な殺人事件が発生する。事件は、名探偵の活躍により解決するが、年を経た後、再調査が現代の名探偵・石動戯作に持ち込まれる。時間を超え交錯する謎。まさに完璧な本格ミステリ。続編「樒(しきみ)/榁(むろ)」を同時収録。(講談社文庫)
  • ハサミ男

    Posted by ブクログ

    表現に好き嫌いが分かれそうだが
    最高のミステリー
    文数も多く本を読み慣れない人には時間がかると思う。場面が切り替わりながら話が進むため脳が疲れる

    0
    2024年12月08日
  • ハサミ男

    Posted by ブクログ

    あまり本を読まない、読めない、読んできていない人でも、これは誰にでもオススメできる傑作なんでしょう!
    どこの本屋に行っても基本は置いてあるはずですし、読書デビュー作にはもってこいですね!

    それでいて文もしっかり硬いので、あまり考え込まずにストーリーに従って純粋に楽しんでください!

    0
    2024年10月30日
  • ハサミ男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み出して序盤で最後の方のページを見るというきもい読み方を私いつもしてしまうので(やめろ)
    ハサミ男がこっち!?!?っていうあれはなく最初から安永さん目線で読んじゃったのさすがにもったいなかった、と思うぐらいおもしろかった
    ばれてて読んでても面白いんだからこれはまじめに読んだ人ならめちゃくちゃおもしろいと思う

    トリックとかうんぬんってよりも心理描写と叙述トリック的な思い込みからのどんでん返しが面白い1冊

    0
    2024年10月14日
  • ハサミ男

    Posted by ブクログ

    個人的にとても好きで何度も読み返している。硬派で歯応えの良い文体がお気に入り。ブラック・ユーモアに溢れる医師の引用癖も面白いし、毎週自死を繰り返す異常な症候群持ちの主人公も好きで、ミステリとしてもさることながらキャラクター作りがしっかりしているのが好ましい。叙述トリックにもアッパレと舌を巻きたいが、「この本には叙述トリックがある」と疑って読むと分かってしまうような気もする。これは個人差がある。ちなみにこの作品を愛すあまり映画も閲覧したが、こちらは全くオススメできないので注意。あくまでも原作を推すべきである。

    0
    2024年10月09日
  • ハサミ男

    Posted by ブクログ

    名作と聞いて読んでみた。
    噂に違わぬ面白さ。どんでん返しがあると分かっていたのに、驚かされた。
    主人公の今後に含みを持たせて終わるのが、何ともいえず心に残った。

    0
    2024年10月07日

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