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病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
とても面白い。分厚さが気にならない軽快な文体、寄り道のない真っすぐなストーリー、ふんわりと漂う不気味さ!
引用文献の量に吃驚! 現実離れしたような内容も出てくるにも関わらずすんなり読めてしまう、技術力があるんだなあ。 また大好きな作品が増えました。
凄惨な死体、伝承的な感じ?を盛り込んでてて、 面白かった。 この作者さん、お亡くなりになってしまったのが 残念。
個人的に最悪な状況で読み進めた本。扁桃炎やら、身内のクソッタレな問題やら。人はいつでもどこでも大抵俺を困らせる理解不能な存在だ。俺の思いと小説はいつでもその時々の状況にリンクする。そうだよな、アル中になったお前。
この作者の作品を読むのは「ハサミ男」以来の二作目。「ハサミ男」があれほどの出来だったのでこちらの小説はどんなもんかなーと期待半分で読み始めたが良い意味で裏切られた。横溝正史ばりの舞台設定に毒と洒落を混ぜ込んだような話だった。探偵役の石動戯作のキャラ設定はちょっと薄味だったけれどそれも気にならないほど...続きを読むの文章力。作中に所々ある違和感を拾っていけば犯人はなんとなくわかりはしたものの細部までは詰めれず。いやー、この小説も「ハサミ男」なみに有名になってもいいんじゃないか?
石動探偵が胡散臭い(面白いって意味)。 他の方がレビューで書かれてましたが、 テレビドラマのトリックっぽいかも。
文庫本で700ページ超の大作だが、文章も読みやすくおもしろかった。 取材で訪れた自然に囲まれた田舎の村、不思議な力があるという泉と、怪しい住人たち。雰囲気はドラマのTR●CKのような…。この雰囲気だけでわくわくする。さらに村にまつわる歌になぞらえておこる連続殺人事件。 取材に訪れたフリーライターを...続きを読むはじめ、石動や羅堂一族、村人、コミューンのメンバーなど、キャラクターもとても印象的。 果たしてこの作品の着地点は、オカルトなのか、ミステリーなのか?と思いながら読んだ。もちろんミステリーとして成立している。しかし、科学でわりきれないオカルト要素もあり、それがこの本の世界観を作り上げていると思う。
色々踏まえていないので、深いところは分からないが、普通のミステリーとして楽しく読めた。牛肉についての知識も深まるし良かったと思う。
石動戯作シリーズの第一作 先に「黒い仏」と「鏡の中は日曜日」を読んでしまってから本作に手を出した。 内容はオーソドックスな本格ミステリーで、前に読んだ2作どちらも最後か途中にどんでん返しがあったので、今回も何か来るだろうと身構えしていたが、特に何も来なかったのが少し残念だった。 色々な人の視点から...続きを読む物語が進行して行き、登場人物一人一人の内面描写からそれぞれの個性がみれた。 とにかく文章が読みやすい。
石動シリーズ原点 正直に言うと読んだ直後の感想は少し薄いと感じたが、不思議と無意識に印象深かった場面が多くあったらしく、忘れた頃にも思い返せる描写や浮かぶ情景が多かった本。 何がいいのか上手く言えないけれど、何かがツボに来る。
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