黒い仏

黒い仏

607円 (税込)

3pt

9世紀の天台僧・円載にまつわる唐の秘宝探しと、1つの指紋も残されていない部屋で発見された身元不明死体。無関係に見える2つの事柄の接点とは? 日本シリーズに沸く福岡、その裏で跋扈する2つの力。複雑怪奇な事件の解を、名探偵・石動戯作(いするぎぎさく)は、導き出せるのか? 賛否両論、前代未聞、超絶技巧の問題作。(講談社文庫)

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黒い仏 のユーザーレビュー

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    購入済み

    驚いたなんてもんじゃない。

    2024年01月25日

     同じく石動戯作シリーズとしては前作にあたる「美濃牛」を読んだ流れでこの作品を読むと、途中の展開による驚きで腰が抜けそうになります。まさに驚天動地。
     読後の脳内には、顔に薄い笑みを浮かべながら中指を立てている作者さんが想像されて、それはそれで面白かったです。

    #笑える #ドキドキハラハラ #シュール

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    Posted by ブクログ 2023年05月12日

    変則ミステリかつバディもの?
    まっとうなミステリを期待して読むとひっくり返りそうだけど、個人的には満足でした。
    シリーズが結構あるようなので、追いかけてみよう。

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    Posted by ブクログ 2021年07月14日

    壁本呼ばわりされているのは納得がいかない。もっと壁本と呼ぶのに相応しい作品はいくらでもある。

    アンチ名探偵に足を踏み入れた本作はミステリとは何か。名探偵とは何か。を問いただす作品として相応しいと思うし、読んでいてとても満足できた。

    ただこの本を読むならこのシリーズを全て最後まで読むことをオススメ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月29日

    想像の斜め上を通り越して
    亜空間に飛んでいった感じで
    アンチミステリーだった。

    『美濃牛』を読み終わってすぐこの本を読み始めたから
    普通に読み進めていったらまさかの展開。。

    すごいねこれは。。

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    Posted by ブクログ 2021年05月21日

    たしかに壁本と呼ばれるかもしれないが、これが「殊能将之」なのだと思うと途端に傑作となる。

    著者の物語そのものやその起承転結の編み方に慣れていない人が読むと「なんだこりゃ」となるだろうが…。

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    Posted by ブクログ 2021年04月02日

    色んな意味で今までと違う作品。

    でも他の作家さんでもそういったものも書いてる方もいるし、
    これはこれで楽しめた、嫌いではないです。

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    Posted by ブクログ 2020年09月22日

    壁本と噂の一冊。非常によくできた壁本(というかアンチミステリというか...)なので、殊能将之の蘊蓄が好きなら読んでも良いのでは。

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    Posted by ブクログ 2014年12月06日

    なんでこんなにもミステリなのでしょうか…
    こんな離れ業(反則技)かましてるのになんで…
    びっくりするくらいロジカルなんですよ…

    殊能さんを読むのは『ハサミ男』以来2年ぶりくらいですが、こんなにも妖しい作家だと知っていたらもっと早く読んでたのに…
    下手物喰らいの僕にはぴったりです

    ただ、叱責、批判...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月02日

    素晴らしい!
    途中まで普通の推理小説なのに、中盤あたりから、もうなんでもありな展開

    ここまで予測不可能なストーリー読んだことがない
    最後の一行につい苦笑してしまった。

    石動戯作シリーズの第一作の「美濃牛」をまだ読んでいないため、登場人物たちの設定がよくつかめなかったので、こちらも今後、目を通した...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月21日

    再読。多くの本格ミステリファンが激怒したというのは十分想像できるのだけど、作中で名探偵石動戯作が「とんでもないカヴァー」の例としてあげていたサン・ラによるデューク・エリントンナンバーのように、わからなくても面白がることはできると思うんだ。太陽神サン・ラが邪悪なわけはないから、石動は(今回の事件の「真...続きを読む

    0

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