ブロンズ
レビュアー
  • うしおととら1 我は冥界に斬り結ぶ/妖美術 アート・オブ・ザ・ダークネス
    購入済み

    とても面白かったです

     漫画版のうしおととらの効果音をそのまま用いたり、オノマトペを多様することで、うしおととらの世界観を忠実に表現されていたので、著者の方は原作愛に溢れている方なんだなと感じました。
     また小説ならではの叙述トリックじみたギミックもあり、飽きずに最後まで読ませていただきました。
     とても面白かったです!!

    #笑える #アツい #エモい

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    2024年02月13日
  • ぜんしゅの跫
    ネタバレ 購入済み

    地獄のような後日談

     比嘉姉妹シリーズ5作品目にして、短編集としては2作品目。
     この短編集で言及したいのは表題作ではなく、「鏡」のことについてだ。というか、それに尽きる。
     「鏡」は著者様のデビュー作である「ぼぎわんが来る」のその後、遠い未来(‥23年後?)のお話、後日談である。
     「鏡」を読んだ感想は、
     ここまで救われないのか!!どうなってんだ神様!!
     これに尽きる。
     もはや清々しかった。どうかこの未来が数ある未来の1つであり、まだ確定されてないものだと信じたい。いや、祈るばかりだ。

    #切ない #タメになる #ドロドロ

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    2024年02月03日
  • ししりばの家
    ネタバレ 購入済み

    普通とは慣れである

     比嘉姉妹シリーズ4作目。前作の短編集も面白かったけど、長編は長編で読みがいがあって嬉しい。
     待望の琴子さんが登場!引きこもりの旧友と一緒に怪異に立ち向かう物語。
     ラストはなかなか考えさせられる。他人からしたら常識的、倫理的に外れてることでも、当人からしたら至極当たり前のこともあるんだよな、と。慣れとは恐ろしいものだ。
     

    #怖い #ダーク #共感する

    0
    2024年02月03日
  • などらきの首
    購入済み

    ファンには嬉しい

     比嘉姉妹シリーズ3作目にして短編集。

     野崎と真琴の出会いが書かれていたり、前作の登場人物がでてきたりと、ファンとしてはほっこりさせていただきました。

     個人的には物語の最後がスカッとする「学校は死の匂い」が一番好みでした。

    #エモい #怖い #スカッとする

    0
    2024年01月28日
  • ずうのめ人形
    購入済み

    あの大作家に捧げられた―

     巻末まで読んで驚きました。

     まさか、あの水城優臣シリーズで有名になりながらも、非業の死を遂げてしまった大作家であらせられる鮎井郁介さんのお名前があるとは。

     とても楽しく読ませていただきました(笑)

    #笑える #エモい #怖い

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    2024年01月27日
  • ぼぎわんが、来る
    購入済み

    圧倒的エンターテイメント

     空き時間の暇つぶしにかるい気持ちで読み始めたのですが、スワイプする指が止まらず、一気に最後まで読んでしまいました。
     
     章が進む毎の読み手への情報の開示がとても巧みで、物語の全体図が徐々に明かされていく様が読んでいて気持ちよかったです。

    #怖い #ダーク #スカッとする

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    2024年01月26日
  • 黒い仏
    購入済み

    驚いたなんてもんじゃない。

     同じく石動戯作シリーズとしては前作にあたる「美濃牛」を読んだ流れでこの作品を読むと、途中の展開による驚きで腰が抜けそうになります。まさに驚天動地。
     読後の脳内には、顔に薄い笑みを浮かべながら中指を立てている作者さんが想像されて、それはそれで面白かったです。

    #笑える #ドキドキハラハラ #シュール

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    2024年01月25日