あらすじ
父の遺した不動産で夜になると聞こえる「痛い、痛い」という謎の声。貸事務所の問題を解決するために、私は「ヒガマコト」という霊能者に依頼をするが……。比嘉姉妹シリーズ最新作にして初の短編集!
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短編集の中の居酒屋での1幕の話(タイトル覚えられねえ)が好きすぎてそれだけで星5でございます。胸糞悪い男たちの話を論破論破論破!していく女の子……と思いきや…?がスッキリもするし面白すぎるし、琴子さん大好き。ほんと〜にこの話、大好きです。
みはるちゃんの学校のお話も良かったです。呼ばれてしまったのか最後に先生たち死んじゃうのはなんともはや。この学校呪われてるやろ。
表題になっていたなどらきの首も面白かったです!
短編集らしいあれってなんなの〜終わりが良い読後でした。
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以前ホラーがテーマのアンソロジーで「学校は死の匂い」だけ読んだことがあったのですが、比嘉姉妹シリーズだとは知りませんでした。改めて読むと美春が主人公だったんですねー。
そして相変わらずこの作者さんは嫌な中年男性を描くのが上手ですね。死んだ後に縋る先が居酒屋での下卑たセクハラトークなのは悲しすぎる、、。
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比嘉姉妹シリーズの短編集。「悲鳴」がどうもよくわからず考察を調べてみたらシリーズ2作目のりぃの話らしい。なるほど、学生時代からなんらかの力を持ってたわけか…。
個人的には「ファインダーの向こうに」が好き。優しい話でほっこりする。
「などらきの首」は怪奇現象が実は自然現象でしたよ、っていう推理パートがあってそういう理由がある現象が好きだからすごい面白かったんだけどそれが実は自然現象だけじゃ終わらなくて…っていうのが展開が二転三転していて良かった。あの終わり方、すごく好きです。
ファンには嬉しい
比嘉姉妹シリーズ3作目にして短編集。
野崎と真琴の出会いが書かれていたり、前作の登場人物がでてきたりと、ファンとしてはほっこりさせていただきました。
個人的には物語の最後がスカッとする「学校は死の匂い」が一番好みでした。
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比嘉姉妹シリーズの3作品目。
などらきの首は前2作とは違い短編集となっていて、比嘉姉妹や野崎、ずうのめ人形に出てくる里穂の過去の出来事の話しになっているので前2作を読んだ方がより楽しめると思います。
今回は怖さのパンチが"ぼきわん"や"ずうのめ"よりも弱いなと思っていたところに「などらきの首」のラストでゾッとしました。
あと、個人的には「ファインダーの向こうに」が1番好きでした。
少し切ないけれど、最後には明神さんも前向きに、そして軽やかになり真琴の言葉を借りるならスキマがなくなったんだろうなぁと。
などらきの首では真琴と野崎の出会った経緯なんかも知れて、比嘉姉妹の大ファンの私としてはそういった面でも面白かったなと思いました。
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短編集という形で、前作1・2巻に登場していたキャラクターたちの過去が断片的に描かれていて、世界観がぐっと奥行きを増したのが面白かった。これまで断片的にしか見えていなかった人物像の裏側をのぞき見しているような感覚があって、既存キャラへの印象が少し変わるのも良い。中でも野崎の過去はまだ核心に触れられていない分、想像をかき立てられて続きが気になる。今後どんな形で掘り下げられるのか期待したい一冊だった。
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比嘉姉妹シリーズ第3作目。
1、2作目とは違い、短編集となっている。
■ゴカイノカイ
心理的瑕疵もなく立地条件もいい雑居ビル。
しかし5階だけが「痛い、痛い」と聞こえ、
自分まで痛みを感じてしまうことから
短期間で解約されてしまう。
対策のためにその筋の人に依頼するが・・・。
■学校は死の匂い
今作の中で一番好きな作品。
真琴の姉で琴子の妹である美晴が
雨の日にだけ体育館で謝りながら
自●をくり返す幽霊の謎を解いていく。
■居酒屋脳髄談義
居酒屋で同僚達といつものように
出来の悪い女子社員の牧野を馬鹿にしていた。
が、今日の彼女は何やらいつもと違うようで・・・。
■悲鳴
怪談を元にした自主映画を撮影していた
大学の映画同好会だったが、
徐々に怪談に関連する奇怪なことが起こり始める。
■ファインダーの向こうに
霊が出ると噂のスタジオで、
オカルト雑誌の取材をしていたところ、
心霊写真ともいえない不思議なものが写り込む。
その写真の謎を真琴が解き明かしていく。
野崎と真琴の出会いとなったストーリー。
■などらきの首
祖父母が住む田舎にある、
などらきが祀られた禁忌の洞窟。
高校時代の野崎がなどらきの真実を導き出し、
友人の幼少期からのトラウマを克服させるべく
調査をしていく。
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比嘉姉妹シリーズ第3弾。メインの比嘉姉妹や、今まで登場したキャラクターたちの過去を描いている短編集。どれも切れ味鋭いものの、ホラーとしてはちょっと物足りない感じ。どちらかというとミステリの味付けが濃いので、それが物足りなさを助長してるのかも。個人的に男尊女卑でガッチガチに固まった男たちを一刀両断する琴子お姉ちゃんが大活躍の話がとてつもなく面白かった。あれ男女関係なく人間として付き合いたくないでしょ。でもぼぎわんほどの衝撃は感じなかったので、星4つで。
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スピンオフ的な短編集。
小品を肩肘張らずに比嘉姉妹。
いや、野崎の話もあるけども。
すっかり読み馴染んだ澤村節が読み心地良し。また馴染みの作家が増えたなぁ、と。
どれも良かったけど、学校とファインダーかな。特に選ぶならば。ゴカイノカイはふっと鼻で笑う軽快さもあったけど嫌いではないね。
そしてまた長編戻っていくぞと。既刊読み終わっちゃったらロスるだろうなー。と、思いつつも早く読みたい。
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安定に面白い。
比嘉姉妹の短編集。
ししりばの家でも結構深く触れられるけど
今回も結構理解深まって面白かった。
私は個人的になどらきの首が1番好きだった。
でも全部面白い。けど『居酒屋脳髄談義』って章が難しかった…。でも最後まで読んだら,ふんふん…ってなるけど。
あと,悲鳴のオチが個人的に引っかかった。
今までが,うお!ってなってたから,あれこれだけ?
ってなっちゃった自分が少し惨め…
でも面白かったです!
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短編ながらも怪異に決着がつくまでにミステリー要素あり、ちゃんと怖さあり、哀しみありで面白かった♪
若かりし頃の野崎や真琴、2人の出会いとなった話もあったし…
居酒屋脳髄談義が意表をつく話でちょっと笑ってしまったε- (´ー`*) フッ
そして「ずうのめ」のりーたん!
お前はこんなとこでもやらかしてたか!!
皆さんのレビューで気づいたわ笑
表題作のなどらきは解決せず?
何気に一番の怪異かも…
これがその後の野崎をつくったのかしら
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比嘉姉妹シリーズ。今回は短編集でした。
過去作の人物たちがそれぞれ登場。
野崎と真琴の出会いにもなった『ファインダーの向こうに』やぼぎわんで霊がビビり散らかしてた理由が垣間見える琴子お姉さんの切れ味光る『居酒屋脳髄談義』など。
特に『悲鳴』は、ずうのめのあの人が大学時代にもやらかしまくっててニンマリしました。
ストーリー自体では断トツで『などらきの首』が良かった。
八尺様みたいな田舎に伝わる伝承特有の不気味さとノスタルジーが同居していて秀逸。
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面白い。短編集だからカタルシスは薄いもののバラエティ豊かで楽しめる。世にも奇妙な物語みたいな感じ。脳髄談義がなかなかいい。ぼぎわんとずうのめに出てくるキャラもたくさん出てきて、ユニバースものとしてもエンタメ性もある。
怖い怖い
比嘉姉妹と野崎がそれぞれ登場する短編集でした。
前作の「ぼぎわんが、来る」「ずうのめ」に比べて怖くないな~と思いながら読んでいたら、最終話の怖い事と言ったら!怖かったっす~
タイトルと
いつもながら、このシリーズは想像を掻き立てるタイトルとグロテスクとも見れる刺激的な表紙のイラストだけでも購入意欲がそそられます。
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比嘉姉妹シリーズ第3作
今回は短編集でした!「ぼぎわんが、来る」「ずうのめ人形」に出てくる登場人物のスピンオフのような作品.前2作を読んでたのでより楽しめました
○ゴカイノカイ
あるビルの1室で怪異が起こる話。その部屋にいると痛がる声が聞こえて殴られたような痛みを感じる…。
真琴があの家に住むまでの経緯がここで分かります!こういうオチもあるのかと思いました!
○学校は死の匂い
学校の体育館で雨の日に聞こえる不思議な音と白い女の子のお話。美晴と真琴の小学校時代がえがかれていました!琴子も少しだけ登場
伏線がきれいに回収されてよかったです.オチはぞっとするものでした…!美晴のあの一言からあんな展開が生まれるなんて予想外すぎる
○居酒屋脳髄談義
居酒屋で晴海と名乗る女性をからかい下品な会話をする3人の男性の話。終始いやーな男性たちでした…、読んでて嫌な気持ちになった。
比嘉姉妹のある人が登場します!小さな違和感はあったけれど全然真相には気が付きませんでした
○悲鳴
大学生が自主制作映画を撮る話。リホがあのずうのめ人形のりぃと分かり、どれだけ人を不幸にするのだ…と思ってしまった。この頃から不思議な力を持っていたのね
○ファインダーの向こうに
野崎と真琴の出会いのエピソード。怪異が起こると噂のハウススタジオを取材するお話。
心温まるラストはよかったです。野崎と周防の関係性も深掘りされているのがシリーズファンには嬉しいところ!
○などらきの首
祖父母の家の近くにある禁忌の洞窟、などらきの首といういい伝えにまつわる話。野崎の高校時代のエピソードでした
最後数ページで急展開を迎えて、途端に後味が悪いものとなりました、ゾッとする話で怖かったです
などらきの首の行く末は…⁇
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6つの短編集。
だいぶ前に読んだ比嘉姉妹に関連ある作品であることに後から気づいたが、まあいっかと読み進めると、内容を忘れていても問題なく読めた。
たぶん野崎との関係性とか三姉妹の関係性とかも、分かって読んでいたらもっと楽しかったのだろう。
ホラーをひねって、ホラーじゃなかったよ、無事解決したよ···と思わせておいて、さらにひねって嫌な終わり方をする。
なんと後味の悪い(笑)
面白かったのは表題作でもある「などらきの首」。
本物と作り物の違いが分からなくなる。
これが全ての短編に当てはまることかな。
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などらきの首。短編集。
ゴカイノカイ
真琴。
学校は死の匂い
美晴。
美晴のキャラも最後のシーンもよかった。教師になりたい人間は学校が好きな人ばかり。
居酒屋脳髄談義
琴子。
感想見てる限りこの話を好きな人が多そう。
悲鳴
リホ。りぃたん。
ずうのめの里穂。
ファインダーの向こうに
真琴と野崎。
珍しく、ほっこりする系の話。
などらきの首
野崎。
表題作。祖父母がよかった。
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今回あんまり比嘉ちゃんの出てくるタイミングがなかった。今までみたいに彼女の身の回りで起きることというより短編が何個か収録されてる感じ。ぶっちゃけ前2作の方が好きだったけど次作に期待。
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比嘉シリーズ第3段です!
短編集。
いろんな時代の比嘉姉妹や野崎、ずうのめのりーたんなど登場。
私は野崎が好きなので、野崎の出てる話しは結構好きで、真琴と野崎の出会いの話もありました。
スピンオフって感じの話しで面白かったです。
りーたんがやっぱり怖いですね!
中学では陰キャだったのに大学ではかなり、陽キャになってた。
その変わりっぷりもちょっと怖い。
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2018年。
「ゴカイノカイ」真琴が今の格安マンションに住めることになった事件。
「学校は死の匂い」美晴の小学時代の事件。
「居酒屋脳髄談義」居酒屋で。
「悲鳴」大学のホラー研の事件。リホちゃんて。
「ファインダーの向こうに」カメラマン。確かに今では少ないのかな。
「などらきの首」切られた首を胴体が探す怪談。
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シリーズ3作目。
今作は主人公をはじめ、1,2作目の登場人物の過去編。
どの話もショートで怖さはほとんどないが、この事件がきっかけで知り合ったんだ〜のような話も入れられていて、シリーズに深みが出る感じです。
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以下の二話がとくに面白かった
「学校は死の匂い」
美晴ちゃんが出てくる話。よくまとまっててオチもいい。
「などらきの首」
疫病習俗をモチーフにしたホラーが好きなので堪能できた。などらきも造語のよう。濁音の四文字、すっと脳に染みついて離れなくなる感じにすごくリアリティが増す。
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比嘉姉妹シリーズ第3弾かな?短編集
「ゴカイノカイ」文芸カドカワ
ビル5階の怪現象
ニセ真琴出演
「学校は死の匂い」小説野性現代
2019年第72回日本推理作家協会賞
美春(姉妹のひとり)の小学生時代
雨の日の体育館に現れる自己犠牲の強い哀しい女の子の霊
「居酒屋脳髄談義」幽
死んだ事に気がついてない三人の男子霊魂
居酒屋に居続けて5年
ありそうで、好きなストーリーだった
「悲鳴」文芸カドカワ
大学の心霊サークル
かかわっちゃいけない事におふざけはいけない
「などらぎの首」書き下ろし
などらぎの首の暗示にかかったまま成長した男子高校生
その呪縛を解く協力をしてくれた友人
子供の頃の怪異は解決したものの…
「ファインダーの向こうに」電子書籍特典
真琴が読み解く心霊写真の優しさ
短編だけどしっくり良い感じです
掲載誌もばらばらですが、一冊にまとまるとシリーズの広がりがよく読めます。長編の比嘉姉妹とはまた違って、短編ならではの余韻や切れ味に澤村さんの力量を感じました。
Posted by ブクログ
今回は短編集。ぼぎわんやずうのめとはやや趣向が異なるが、いわゆる怪談として楽しかった。などらきの首は途中でネタがわかりオチまでよめてしまったが、それでも楽しめた。3.6
Posted by ブクログ
2025-03-29
怖いとか不気味とか言う以前に、上手い。微妙な視点のずらし方、絶妙な語り口、際立ったキャラクター。短編集故のバラエティの豊かさも堪能。
続き物、ではなく。
ああ、なんやかやで、買うてしまいました。
分かっていたのです、ここしばらく、澤村さんの小説ばかり読んでいるし、『などらきの首』も買ってしまうんだろう、と。いやしかし、早かった、一ヶ月経たないうちに、新書以外を買ってしまった。Booklive!、恐るべし。良いことだけど。
短編、とあったので、どないなもんかなぁ、と思いながら読み進めたわけですが、少し、違った感じを受けました。
語り手が変わるとはいえ、ある意味で連作の小説を読み進めていたものですから、そしてまた、背筋がざわざわするような作品を立て続けに読んだものですから、てっきり、同じような感じかと。
『などらきの首』に関しては、『ぼぎわんが、来る』や『ずうのめ人形』とおんなじ感じを受けましが、ほかの章は、ちょっと。
前日譚と言いますが、そんな感じの作品たちなのだなぁ、と。
相変わらず、琴子さんは半端ないなぁ、やっぱいなあすごいなあ、って感じを受けたり、美晴ちゃんは相変わらずツンケンしてるなあ、って思ったり。
ほかの方々も書いていますが、それぞれが毛並みの違う作品たちです。
正直なところ、絶対読まなきゃダメ!ってわけではない。
個人的に、『などらきの首』は好きですが。オカルトライター野崎さんの若かりし頃やら、ラストの展開やら。
『脳髄談義?』だったかな?が、物凄く不快でした。いやまあ性的な呼称やらなんやらザラザラザラザラ話すのは別にね、うん、わからなくもないんですが、辟易すると言いますか、如何にもな感じを受けたりだとか、うーんっ、なんかなーって感じ。
『悲鳴』だかがよくわからんなぁ、だったんですが、ほかの方のレビューを見て、あっ、あー、あのリホ? え? まじ? え? ていうかなんでそこにリホ? なんで? え? ってなりました。
リホの作品を出すなら、戸波さんが活躍する作品をさぁ……(そっち?)
(booklogで書いたわけですが、なぜかそれが反映されていないみたいなので、コピペ)