あらすじ
最強の霊能者・比嘉琴子には6人の弟妹がいた。だが、生き残ったのは真琴だけ。弟の双子・龍也と虎太を襲ったキャンプ場の惨劇、その下の弟の肇が挑んだ少年野球チームの怪、末子の栞が命がけで対峙した凶悪な獣。住人不在となった比嘉家は、いつしか呪われた家として話題を集めていた。家に現れる「ととはり」という文字列と、人を襲う化け物の正体とは――。家族の歴史を紐解く、比嘉姉妹シリーズの前日譚となる短編集!
感情タグBEST3
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今回は比嘉家に何があったのかが描かれる短編でした。本編では語られていなかった背景がわかり、「なるほど」と思う場面が多かったです。
読んでいて改めて思ったのは、比嘉家って本当に壮絶な家系だなということ。血がそうさせるのか、それとも逃れられない運命なのかはわかりませんが、背負っているものの重さを感じました。
短編ながら物語に深みが増して、本編を読んでいる人ならより楽しめる一冊だと思います。これを読んでますます世界観に引き込まれたので、次に出る長編も今から楽しみです。
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大好きな比嘉姉妹シリーズ!
ずっとずっとずっと追いかけています!
今回は短編集ですが連作のような形で構成されていました
比嘉家について語られています
どの話もすごく面白いのは当然のこと、これまで明かされてこなかった家族の人物像についても描かれています
こういう家族がいたんだな…と切ない気持ちになりました
短編集なのでスキマ時間に少しずつ読むつもりでしたが、結局一気読みしてしまう面白さです
澤村伊智先生の作品は何を読んでも面白いのが本当にすごいです
ハズレがない安定感があります
本作の時系列的にはどの辺にあたるのでしょうか?
比嘉姉妹シリーズは大好きなのですが、作品によって時系列がバラバラなので年表を作って欲しいです笑
Posted by ブクログ
比嘉姉妹シリーズ最新短編、まさかこんなにも切なくて悲しい話とは思わずかなり喰らってしまった。毎話消えていく兄弟に対して、捻じ曲げて広げられるH家の噂が醜悪な対比を感じてもはや腹が立つレベル。そう思うと(創作前提とはいえ)洒落怖の映画化とか、モキュメンタリー的作り方って他人の人生を玩具にしていると言えるし、それを楽しむ自分だってこの腹の立つ人々と同じなんだよなぁ。
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いやー豪勢でした。
比嘉家がよく分かりました。
しかし、悲しく残酷な物語です。
ざんどぅまの影の後なので、
いかに壮絶に戦った家族なのか、
琴子は凄まじい苦労を背負って生きてます。
父親は、本物のクズだし、
祖母がざんどぅまの影の中で反対していて、
近所の人間たちも反対していた通り、
7人もの子供がいたのに、
最後までクズを通して、琴子の母はアホなのか?
ここまで来たら母親のお話しも読みたいです。
比嘉家の話しが気になって、
読みたい方も多いかと思いますが、
あまりに残酷な運命で胸は痛みます。
色々な手法を駆使して、
恐ろしい様々な比嘉家の兄弟の
出来事が描かれる本作。
胸を痛めながら完読しました。
Posted by ブクログ
比嘉姉妹シリーズを全部読んでいる人にはとても面白い(?)一冊なのではないかと思う。私はシリーズ短編集の中でこれが1番好きかも。
ばくうどの悪夢を読んだ上でこれを読むと、家族それぞれのキャラクターが見えてきてつらい。「みんな殺された」ってこういうことなのか……
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2026年。短編集。出たら読む。
亡くなった弟妹たちがどのような最後を迎えたか、等比嘉家のもろもろが語られる。子供だったから、甘くみちゃったのね。おやじは最悪だしw
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チノカゼ、あるいは怪談の双曲線
受け継がれるもの
このイベントはフィクションです/この怪談は実話です/この小説はエンタメです
メイク・ユア・チョイス
かたので駅の怪
ととはり屋敷
比嘉家尽くし
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特に前半は、これまで語られてこなかった比嘉姉妹の兄妹の死にまつわる短編集といったところでしょうか。1つめの「チノカゼ」はホラーというよりスプラッター的で、綾辻さんの「殺人鬼」を思い出しました。標題作の「ととはり屋敷」は、前半に登場する怪異と後半の謎解きのバランスが良かったです。
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比嘉家の生き残りは琴子と真琴だけ。
とっくにそんな事は分かっていたのに、いざ弟妹達の最期を読んだら悲しくなった。
特に『かたので駅の怪』での美晴の言葉を知った瞬間、泣きたくなったわ。
それでもやっぱり面白いものは面白い。
予想外の展開に驚かされたり不意に心が動かされる場面もあるうえに、ちゃんと怖い。
ホント期待を裏切らないな。
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シリーズでずっと読み続けているので、比嘉姉妹の家族は皆亡くなっているのは知っていたけど、今回はその家族が亡くなるきっかけのエピソード短編集。
サクサク読み進みました。
それぞれ解決するのかなと思いつつどんどん読み進み、もしかしたらそれぞれ別々の案件だけれど1つに収束していくのか?とも思いながら読んでいったが、解決もせず、収束もせず…。
それが余計にオカルト的な案件は1つが原因ではなくてそこかしこに転がっているし、解決するわけではなく何かのきっかけでまた被害者が出るんだろうと感じて怖くなりました。
冷たいようで本当は家族想いの琴子さん、心を殺して対応しないと壊れてしまうんだろうな、とばくうどの悪夢でも思いましたが、兄弟が亡くなるたびに自分の感情を隠して、弱いのに首を突っ込んだからだと自分にも暗示をかけるようにしながら、これからも誰かを助けるために強くあろうとしていたんだろうなと感じて苦しくなりました。
それにしてもお父さんは何なんだ。なんていい加減なやつなんだ。生きてるときも死んだあとも迷惑な男でしたね。
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弟妹が皆んな亡くなる事にはモヤモヤしましたが、どの話も解決していて、ホラー小説の皮を被ったミステリー小説って感じでスッキリ出来て良かったです。
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比嘉一家の顛末が一気に明らかになる短編集。
最初の「チノカゼ、あるいは怪談の双曲線」がインパクト込みで個人的に一番印象的かも。龍也ェ…虎太ェ…。
あと、今作も過去作に出てきた登場人物との邂逅がいくつかあり、過去作もまた読み直したくなった!
Posted by ブクログ
6編の短編集です。
どの話も澤村感があって楽しく読めました。
特に、『かたので駅の怪』の序盤にあったメッセージアプリの件。すごく不穏すぎで、母親の行動が異常すぎて、鳥肌が立ちました。
どの短編も比嘉家に焦点の当たった作品ばかりで、比嘉姉妹シリーズ推しとしてはたまらないものがありました。
しかし、ちょっと心配なことも…。
今まで謎だった兄弟姉妹の死の真相について詳らかになったわけですが、これって比嘉姉妹シリーズを終わらせようとしてるわけじゃないですよね…?晴美のように長編で描くのではなく、短編で全ての兄弟姉妹の最後を描いているのが、急いで終わらせようとしているように見えてしまいました。この邪推がただの邪推であることを願っています…。
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比嘉姉妹シリーズの短編集
映画「来る」のファンサのような描写も多く、おもしろかった
個人的には、チノカゼがいちばんおもしろかった
また、メイクユアチョイスはこの作者にしては一風変わった内容だった
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比嘉家の過去を記した短編集。いわゆるVol.0的な。過去に亡くなった比嘉姉妹の弟妹がなぜ亡くなったのかなど。シリーズを読んでいないと何のことだか多分わからない内容だけど、読んでいれば、怖さよりも悲しさが先に来る。
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寒くなる前に読めてよかった!ホラーはやっぱり暑い時期に読みたいから。
比嘉家の、美晴以外の亡くなったきょうだいたちのエピソードばかりで驚いた。ばくうどの悪夢で大人になった姿を読んだばかりだったから、みんなあまりに子どもで悲しくなる。
とはいえ、短編集なのでそこまで恐怖が長引くことなくサクサク読めて良かったかも。比嘉家の子供たちのエピソード一編一編が長編だと、怖いし辛すぎるよな…。
親のことを知るのも初めてだったよね?夫婦で霊能者してたはずなのに、父親、死んでからも娘に迷惑かけるんじゃないよ。
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比嘉姉妹シリーズ。真琴や琴子以外の弟妹の話が多く、新鮮だった。澤村さんといえば怪異。これよこれこれ!
双子の弟の「チノカゼ、あるいは怪談の双曲線」はかわいそうだったな…。
弟妹の話がもっと読みたくなっちゃった。難しいだろうけど。
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比嘉兄弟は琴子と真琴以外はみんな亡くなっていると分かっているから、ただ悲しい物語…。
母親はよく分からなかったけど、父親はクズだった。
"ととはり"の意味が分かった時ーーー、父親はもっと子どもたちと向かい合っていれば…とやるせない気持ちになった。
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チノカゼ、受け継がれるものは凄く読んでわくわくした。でも、比嘉家が呪われた家だと話題になっているのにモヤモヤ。そういう話の作りなんだけど、「僕たちと普通に接してくれる、ほんの少しの人を大事にした方がいい」って( ; ; )小学生に言わせる当時の地域社会よ!比嘉きょうだいが関わった人はみな7人に感謝しているけどさあ…。
Posted by ブクログ
「ぼきわんが、来る」から順番をすっ飛ばしていきなりこちらに。
比嘉家の兄妹たちの死のプロセスを辿りつつ、琴子が新しい怪異と戦っていく話。
途中のSAWシリーズのオマージュの話は訳がわかりませんでしたが、チノカゼの話や最後のととはり屋敷のエピソードはしっかりと悍ましく。
比嘉家の父親の自分勝手さにゾッとするし、虎太と龍也の悲しさを思うと琴子の怒りも最も。
大人しく消えてくれたのだけが救いですね。
比嘉家シリーズこれから読み進めます。
Posted by ブクログ
比嘉家にまつわる六つの短篇集。面白かったのは第一話二話五話。第一話は恐ろしい風の圧倒的強さ、第二話は話しの持っていき方、第五話は場馴れした琴子の対応力と姉妹愛。
Posted by ブクログ
【2026年79冊目】
風が吹くと人が狂う、受け継がれる呪い、壺に呼ばれる、殺人ゲーム、駅から出られない、曰く付きの屋敷――比嘉家族を軸に繰り広げられる6つの短編集。
本屋で見つけて速攻手に取りました。大好きです、比嘉シリーズ。今回も短編集でしたが、作家さんは短編集の方がお得意なんでしょうか。
琴子さんが絡んでないと大体絶望なんですが、一話目のオチは悲しいながらも良かったです。いや良くはないんですけど、死んでるんで。
比嘉姉兄弟妹、7人もいたことにビビりました。結局お母さんだけ出てきませんでしたが、また次回以降に出てくるんでしょうか、引っ張りますね!
なんとなく家族の全体像が見えましたが、まだ掘り下げられそうな感じなので引き続き次作を楽しみにしたいと思います。それまでに既刊シリーズを読み直すのもありですね。