殊能将之の作品一覧
「殊能将之」の「ハサミ男」「美濃牛」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「殊能将之」の「ハサミ男」「美濃牛」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
(しゅのう まさゆき)と読む。福井県立藤島高等学校卒。1999年『ハサミ男』でメフィスト賞を受賞してデビュー。同作は映画化もされた。その他作品に『美濃牛』、『黒い仏』などがある。2013年死去、享年49歳。
Posted by ブクログ
ミステリ好きで、どんでん返しが好物です!という方界隈では必ず話題になる『ハサミ男』。
約25年前に刊行され、約500ページとなると、
手にはしていたものの半年くらい積まれておりました。 表紙もねぇ、ちと暗いんだよねぇって
思っていたら、私の好きな北見隆のオブジェとのこと。 ステキな表紙ということで。
内容は、美少女連続殺人鬼『ハサミ男』と似た手口であらたな殺人事件が起きる。しかもハサミ男が第一発見者になり、真犯人を探す!というお話ですが、やはり設定が古いんだけど、あまり気にならず、楽しい読書体験でした。
いろいろと感想はあると思いますが25年前の世界でこのストーリーが書けるのがスゴイ。
Posted by ブクログ
自分が生まれる前のミステリ小説!面白い!!!!!
まず本物の殺人犯であるハサミ男が、自分のなりすましを見つけるという設定に興味をそそられた。
まず最初に気になってくるのが主人公(わたし)の言葉遣いについて、どことなく男性的にも女性的にも伝わってくるので不信感が募る。
そして偽ハサミ男に殺害された被害者の樽宮由紀子の人間性がだいぶ変わっているので、その周りの友達や男性、家族に対する考えも進むごとに変化していって面白かった。
度々出てくる医者という名の人物にも疑問を持つ点が多く、何者なんだ、、という感情はあるのに、違和感は少ないためスラスラ読める。
物語が、警察の調査の視点と、「本物」の