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Posted by ブクログ 2014年08月09日
6才で母を9才で父を亡くし孤児となった滋少年のお話です。
孤児院を何度も脱走しお菓子を盗み、先の不安と空腹の中、担当刑事の遠山さんにもらった2つの菓子ぱんが物語の始まりです
孤児として、戦時中に生き抜く姿はたくましく、沢山の人との出会いの中に、人を恨む事も無く感謝して生き抜く姿に感動しました。
一つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月11日
主人公の孤児の少年を温かく見守る、若くて優しい女教師を、私たちも恋慕せずにはいられない!
この女先生の正義感にもまた胸打たれます。世のなかの偏見や大人の間違った価値観から子どもを守ろうとする姿には『橋のない川』の女先生にも重なるな、と思いましたよ。
ところでここに登場する少年監護施設「報徳学院」っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月01日
本の惹句にあるように 「酷くて哀しい物語なのに、なぜこんなに」までは賛成だ。
でも その先の「ユーモラスなのだろう」については たぶん 読んだ人の意見が分かれるところではないだろうか。。
これがほとんど実話だということに隔世の感を覚える。
とある機会に、著者の話を直接聞く機会を得た。
今では、かな...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月30日
たまたま戦中~戦後を生きた少年の話を2作続けて読むことになった。どちらも十代後半の孤児。ああ、なんかぐっと、くる。私は世界を何も知らないなぁと思った。
太平洋戦争は、日本に住む日本人の日常を変えてしまった。息子を赤紙でとられた母は国ではなく、戦場に行かずにすんだ母子を妬むだろう。どんなきれいごとを言...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月01日
天涯孤独の少年が、甘いお菓子への憧憬を心の支えに戦争に突入して行く苦しい時代を生きていく。
作者の実体験を基にしているとのことで、主人公の少年の心情が丁寧に描かれている。
課題図書にもなっているということで、児童文学色が濃く読み易い。
時代と言うこともあるのだけれど、これでもかと言うほど襲い掛かる...続きを読む
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