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夏休暇をすごすため、政府高官の息子ドローヴは港町パラークシを訪れ、宿屋の少女ブラウンアイズと念願の再会をはたす。粘流が到来し、戦争の影がしだいに町を覆いゆくなか、愛を深める少年と少女。だが壮大な機密計画がふたりを分かつ…少年の忘れえぬひと夏を描いた、SF史上屈指の青春恋愛小説、待望の完全新訳版。
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Posted by ブクログ
すっごいおもしろかった。 思春期時期の少年の感情や思考のあり方がリアルで……そして大人になってもあまり変わらないかもしれない。主人公の一人称を追っていくのだけで十分読み応えがあった。 一人称であるが故に、この作品の世界のあり方についていくのにだいぶ時間がかかってしまったけれど、こうなのかな?と頭で...続きを読む補完しながら読むのはおもしろかった。 ただ、最後のオチの意味もわかるのにだいぶ時間がかかってしまった(というか他の人の感想を読んだ)。シナリオ的にはもう一度読んだほうがずっとおもしろいかも。
地球ではない架空の世界で起こる、少年少女の青春の一幕を描いた小説だと思って読んでいた。 ところが読み進めるにつれて、物語は思わぬ方向に奥行きを見せていく。 最後に主人公が見つけ出した答えをみて、まるで悪夢から目覚めた時のような、ふわっと身体が軽くなる感覚が押し寄せた。 だけど、本当に自分が悪夢...続きを読むから目覚めることができたのかどうか、読み手側はただ信じることしかできない。"凍えるほど"読後に考えさせられる作品。
グッとくる青春SF第一位。少年の感情を、どうしてこんなリアルに描けるんだろう...キラキラして切ない。読み進めるほど幸せで、切なくて、苦しい。ハッピーエンドが好きな人に。
神林に会いたい!そして話したい!ラストの大大大どんでん返しの事。微妙な三角関係の事。メストラーさんの事。忘れられない小説になった。
ブラウンアイズ。 カバーの絵が秀逸。 最後のどんでん返し。 ときどき出てくる丁寧な伏線。「寒さに恐怖を覚える」 寒さに恐怖を覚えるのは、ロリンに助けてもらうため? ロリンはその恐怖の感情をテレパシーで知覚して助けに来てくれる。 40年後、ドローヴとブラウンアイズ。 ドローヴとブラウンアイズ、ブラウン...続きを読むアイズの両親はもう亡くなっているけど、ドローヴの両親もおそらく40年後、生きてはいないだろう。 パラークシで二人の他に生き残っているのはストロングアームを始め、ごくわずかの人々。
山頂の雪化粧に夏が完全に終わったなと思い再読 最後に唐突に現れる大仕掛けが有名だけれど 再読の度こんな所に!と新しく発見出来るものもあり今後も読まれ続けるのだろうなと思う 作者マイクルコーニィ本人の これは恋愛小説であり、戦争小説であり、SF小説であり、さらにもっとほかの多くのものでもある という...続きを読むコメント、まさにそのまま僕もそう思う 何かね、最近AIが着実に芸術文化方面へ足を踏み出しているニュースの頻度が早い、増えてきたじゃないですか せっかく人間が考えて生み出した世界 このハローサマーグッドバイのドローヴとブラウンアイズの恋の冒険をどうか 人間が考えてたころの話か なんて思う時代は来ないで欲しいなと切に願います いい話が読めればいいじゃつまらないじゃない 港町パラークシ、行ってみたいですね
青春恋愛小説+本格SFという斬新な掛け合わせ。終盤急激に真相に近づき、そして最後の伏線回収&どんでん返し。 読み進める中でここまで読書体験が変わってく本初めて読んだかも。 序盤:世界観や用語を把握するのにちょっと苦労。ロリンとか氷魔とかグルームとか何それ? 登場人物も性格エグくて不条理すぎる… ...続きを読む中盤:世界観にも慣れ、純粋に青春小説として楽しめるようになってきた。ブラウンアイズかわいい。ウルフは消えてくれ。時々なんか不穏だな…。 終盤:衝撃の事実。SFじゃんこれ。
どこか遠い宇宙で起こる、少年たちのひと夏のできごと。読者は彼らの甘いラブストーリーに気を取られて、異星と異国の文化に慣れていく。どうしようもない絶望感とともに突入するラスト数ページ、とにかく展開の妙を感じた。◆「そしてこの夏のあと、ぼくたちはだれひとり、前と同じじゃなくなってるだろう……それがこわい...続きを読むって思うところもある。すごくたくさんのものを、すごい早さで失ってるような感じがして。」
面白かった! ピュアな恋愛ストーリーと繰り出されるSFの世界観。そして絡み合う思惑や情勢。 バランスよく練り上げられていて、良い。 題名も素敵
夏休みに読みたい小説、として紹介できる本を探していた時に評判が良い本書を発見しました。 タイトルに「夏」とあること、SF小説でありながら少年の恋愛や成長をテーマとした比較的ライトな小説であることを知り、手に取りました。 政府高官の息子であるドローヴは、戦争中という特殊な状況かでありながら父の権威に...続きを読むよる恩恵を受けています。夏には別荘地へ家族旅行をする余裕すらあるのです(もっとも、周囲とは違うのだ、という両親の姿勢に反感を抱いてはいるのですが)。 しかし、ドローヴは夏の旅行を楽しみにしていました。昨年の夏、別荘のある港町パラーシクで出会った少女ブラウンアイズと再開できるかもしれない、と淡い期待を膨らませていたからです。 親の庇護から抜け出たいとねがう少年の葛藤、仲間うちでの立ち位置をめぐる諍い、そして恋。 舞台は地球とは異なる「異星」であり、SFならではの舞台設定があるものの、作品全体を通して描かれるのは少年主人公の成長ですから、YA文学としても多くの生徒に薦められる本だと感じました。 個人的には、結末に「あまりに救いがなさすぎる」とも感じたのですが、このような結末以外には考えられない(ハッピーエンドになったらなったで、「ご都合主義」と思う気もします)作品ですし、「名作」として読み継がれていることに納得できる1冊でした。
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