無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2022年11月21日
初イーガン。どこから得たのか「グレッグ・イーガンは難解」というイメージがあって、SF歴3年目の中で読んだことがありませんでした。が、むちゃんこ面白いじゃん!!!と思いました。私好きだわこれは、と最初から思い、最後までそう思い続けられました(これは読みやすい本だということなので、この後他の本を読んでぐ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月04日
初イーガン。まさに科学小説で、ハードSFとはこういうことか。面白かったものをいくつかピックアップする。「適切な愛」発想がすごい。初イーガンとしては適切な作品だったのでは。「道徳的ウイルス学者」皮肉なユーモアが利いたラストが良い。「位相夢」自分の意識をコンピュータ上に移植することについて。「血をわけた...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月18日
短編集。イーガンはハードSF作家として有名でなかなか手に取り難い。
本書は表題作「しあわせの理由」の設定(感情が脳の化学物質によって左右されてしまう)に興味を抱いて読んだ。
期待に違わず表題作はとてもおもしろかった。廃人のような時期と多幸感に溢れた時期が躁鬱病患者のようであるが、冷静な分析がそれに骨...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月19日
文系にも読みやすい珠玉のSF短編集。「宇宙消失」よりだいぶ楽しめた。
不気味な「未来の愛」を描いた『適切な愛』、ホラーな『愛撫』、サイコな『道徳的ウィルス学者』など。
SFっぽさとサスペンスが見事にマッチした『血を分けた姉妹』、我々が物質であり化学反応の帰結であることを否応無く意識させる表題作『し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月06日
◯難しいSFのお話もあれば、普通の物語として面白いものなど、お菓子の袋詰めみたいな短編集。
◯個人的にはチェルノブイリの聖母がSF感がなくて面白い。ハードボイルド探偵小説的な良さがある。
◯一番気になっていたボーダーガード。出だしの量子サッカーでだいぶ痛めつけられたものの、後半は人類に普遍的なテーマ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月09日
初イーガン。オチまで読んでもわからなくて「?」となったりもしたけど、総じて面白かったし、予想よりずっと読みやすかった(なのにわからないという、ね)。
どうせ忘れてしまうから、1編ごとに簡単に感想を書いたけど、こうしてみるとやはり、人間の生の意味とか自由意志とか、思考(あるいは感情)とはなにかという、...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。