作品一覧

  • 麺ロードを行く
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上海、北京から西域まで、現地取材の中国麺尽くし。中国の12の都市・地域の代表的麺約300種が撩乱。シルクロ-ドならぬメンロ-ドをたどりながら、麺文化を考える。 ●私は中国を歩いて数多くの麺を見てきたが、その作り方、形状、味わい、具材や湯のとり方は違っても、原理は等しく同じであることを知った。つまり、雑穀を粉にして水を加えて練り、ドゥと呼ばれる固まりを作る。麺作りの根本はすべてここからはじまっている。 麺は中国人の発明である。さらに、麺を蒸す、煮る、焼く、揚げるという技術の発明も中国人によるものである。  私は中国における麺の究極の表現は”拉麺(ラーメン)”だと信じて疑わない。もともと、ドゥを手でちぎったり、指で丸めたり、竹で削ったりしながら、人々は一番おいしい麺を志向してきたのである。 ――本文194頁より抜粋 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 魔法のラーメン発明物語 私の履歴書
    3.8
    NHK連続テレビ小説「まんぷく」モデル 波瀾万丈の自伝! 無一文から再起し、 世界初の即席めん「チキンラーメン」、 世界初のカップめん「カップヌードル」を生み出した、 日清食品創業者・安藤百福氏のがむしゃら人生。 40代になって陥った無一文の状況から、 即席めんを発明して日清食品を創業、 世界にインスタントラーメンを広めた男の一代記です。
  • 麺の歴史 ラーメンはどこから来たか
    -
    1巻1,012円 (税込)
    「チキンラーメン」生みの親の安藤百福と、日本の食文化研究家の奥村彪生がラーメンのルーツをもとめて旅に出た! 経済、文化、歴史……多様な視点で、今に至るまでのラーメンのすべてを描き尽くす。

ユーザーレビュー

  • 魔法のラーメン発明物語 私の履歴書

    Posted by ブクログ

    不屈の精神力と探究心、とても真似できない。
    安東百福氏の発明に至る経緯などは朝ドラ「まんぷく」やカップヌードルミュージアムでもよく知られる。
    この本の白眉は、百福氏の晩年の中国〜ウルムチに至る麺ロード紀行ではないか。麺とは一体何なのか、その起源を90歳になっても仮説検証し続けたその生き様に、発明者としての翳りなど微塵もなかったのだろう。

    0
    2022年07月22日
  • 魔法のラーメン発明物語 私の履歴書

    Posted by ブクログ

    この本を読むことで明日から頑張ろうという気持ちが生まれる。私も人なので目上の人などから"最近の若者は..."と言われるのはイラッとするが安藤さんから同じセリフを言われたら仰る通りです!と跪くかと思う。それぐらい安藤さんは分厚い人生を送ってきたと感じた。安藤さんは努力の天才でもあるが人に愛される事の天才でもある。普通に歴代総理大臣と繋がりがあることに驚いた。最近のビジネスのように成功しても短命で終わるものと違い利益以上に世のためを思って履歴書に書くような建て前を本気で実行する安藤さんを尊敬する。

    0
    2016年04月30日
  • 魔法のラーメン発明物語 私の履歴書

    Posted by ブクログ

    購入したのは去年やったかな?
    読んだのは今年。
    なんと今年は著者の生誕100年にあたる年。
    なんたるタイミング。
    それも知らずに読んだ偶然。

    日清食品の創始者である安藤百福さんの人生って思った以上に波瀾万丈だったんですね。
    大阪人として誇りにすべき経営者の一人だと思っています。
    実際、彼は日清食品としては40代で立ち上げた。
    ほんまに偉大な経営者は、何歳であってもバイタリティが溢れています。
    私達も、負けてはいられませんな。
    自分で年齢制限を決めたりする、世の中の1番脂の乗った40~50代から、若いのに諦めの早い学生全ての人達に読んで欲しい一冊ですね。
    人の人生は小説よ

    0
    2010年11月28日
  • 魔法のラーメン発明物語 私の履歴書

    Posted by ブクログ

    読後感はさわやかそのもの。そして元気が出てくる本です。
    正直に言うと、これまでインスタントラーメンを食べるときは大変後ろめたい気持ちで食べていました。まさしくジャンクフードだと思って食べていました。しかし、この本を読んで、食に真正面から取り組んできた開発者の姿勢を知りました。世界インスタントラーメン協会の存在を知ったのも初めて。また、同協会が、世界各地の被災地に膨大な数のインスタントラーメンを供給して援助しているということも知りました。
    起業家とは何か、企業の責任とは何かということを、改めて知る本でもあります。

    0
    2010年06月24日
  • 魔法のラーメン発明物語 私の履歴書

    Posted by ブクログ

    安藤百福は日清食品の経営者だった方だ。安藤さんはチキンラーメンの、ということは、インスタントラーメンの発明者であり、また、それをカップヌードルに展開した方である。
    安藤さんは1910年生まれであり、戦前からの経営者だ。安藤さんが異質なのは、チキンラーメンの発明がずいぶんと歳をとってからのことだったということである。チキンラーメンの発売は、1958年のことであり、安藤さんは48歳になっていた。チキンラーメンの開発のために自宅に小さな小屋を建て、その小屋の中にキッチンをつくり実験を重ねていたものが、ようやく実を結んだものである。麺を油で熱することが発明の本質であり、この発明がなければチキンラーメン

    0
    2022年07月24日

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