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上海、北京から西域まで、現地取材の中国麺尽くし。中国の12の都市・地域の代表的麺約300種が撩乱。シルクロ-ドならぬメンロ-ドをたどりながら、麺文化を考える。
●私は中国を歩いて数多くの麺を見てきたが、その作り方、形状、味わい、具材や湯のとり方は違っても、原理は等しく同じであることを知った。つまり、雑穀を粉にして水を加えて練り、ドゥと呼ばれる固まりを作る。麺作りの根本はすべてここからはじまっている。
麺は中国人の発明である。さらに、麺を蒸す、煮る、焼く、揚げるという技術の発明も中国人によるものである。
私は中国における麺の究極の表現は”拉麺(ラーメン)”だと信じて疑わない。もともと、ドゥを手でちぎったり、指で丸めたり、竹で削ったりしながら、人々は一番おいしい麺を志向してきたのである。 ――本文194頁より抜粋
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Posted by ブクログ 2018年10月12日
日清食品創業者、安藤百福氏の麺ロードを辿る旅行記&食レポ。
伝承料理研究家の奥村彪生氏も同行。レシピ有り。
社長退任後に中国全土を巡り、300種類以上の麺を食べたという、
その旅行記&食レポは、70歳代の頃・・・なんてパワフル!
しかも、30年前(1988年)の著作ですから、
当時の中国は移動も滞在...続きを読む
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