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世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿
宿泊に訪れた人たちのくだらない謎に隠された秘めた想いとは――? 東京の出版社で編集をしていた櫻井は、これまでの日常から遠く離れた場所――徳島を訪れた。彼女は、元刑事の阿久井が営む一日おひとりさま限定の宿、秘境温泉『かくれが』に宿泊予約をしていたが――その宿に泊る条件は『世界一くだらない謎』を用意することだった!? -
チーズ店で謎解きを
入社5年目、日本酒とつまみをこよなく愛する園羽純は、店員にイケオジがいる、と誘われ、同期の萩とチーズ専門店「フォンテーヌ」にやってきた。おしゃれな雰囲気に気圧されていたが、チーズのおいしさは格別で、早々に虜になった。そんなとき、敬愛する部長に不倫疑惑が発生! その謎を解き明かしたのは、「フォンテーヌ」だった。「後宮の検屍女官」シリーズの著者が贈る、チーズと謎の美味しいマリアージュ小説! -
とりかえばや陰陽師とはぐれ検非違使
黒衣と白衣。真逆のふたりが都を走り難事怪事を解決! 時は平安。邪な心を持つ人間から都の平穏を護るため、本来なら交わるはずもない検非違使と陰陽師が手を組むことになった。しかし、猪より速い足が自慢だがはぐれ者の検非違使・三浦貞頼と、安倍晴明の再来と誉れ高い陰陽師・安倍菊月は、何かといがみ合い相容れない。しかも、菊月は男装の麗人だが、兄弟子死亡の暗い影を纏っていて……。異色のバディが都の難事怪事を解決する平安ファンタジー。 序 第一章 白き陰陽師と黒き検非違使 第二章 蔵人所の変異と届かない言葉 第三章 女御への呪い 第四章 安倍晴明の再来と消えた絹布 結び ◆著者 遠藤遼(えんどう・りょう) 東京都生まれ。著作に「平安あかしあやかし陰陽師」「平安後宮の薄紅姫」(どちらも富士見L文庫)、「平安姫君の随筆がかり」(講談社タイガ)、「晴明の事件帖」(ハルキ文庫)、「源氏物語あやとき草子」(双葉文庫)各シリーズのほか、『きみの最後の一カ月、恋はオパール色になって』(二見サラ文庫)、『夫婦包丁のおしながき』(ポプラ文庫)など多数。 ◆イラスト 春野薫久(はるの・たく) -
物産展の女
老舗百貨店かねた屋の食品バイヤー・蓮見春花は、社運をかけた九州物産展を担当することに。張り切る春花の前に突如、謎の上司が現れた。 「あなたにバイヤーの資格はない!」 真っ赤なスーツにサングラス。奇妙な姿に圧倒的オーラを纏う女、御厨京子。どんな気難しい店主も口説き落とし、関わる物産展は軒並み大成功。本物を見極める厳しい目と強引な手法で恐れられる、伝説の〈物産展の女〉だった――! 型破りな御厨に振り回されながらも、人の心を動かす彼女の哲学に春花も変わっていく。 伝説の女が、食を通して、人を、世界を変える! 老舗百貨店を舞台に、食のプロたちが命がけで見つける、極上のおいしいグルメ。 -
魔女の館の殺人
この謎から、脱出せよ。 山奥の洋館で始まった 〈脱出ゲーム〉という名の怪奇殺人―― 理系×文系の大学生コンビが挑む リアル謎解きミステリー! 進藤理人は理学部に通う大学二年生。ルームメイトの柏木詩文とは、性格こそ正反対ながら「謎解き」という共通の趣味があり馬が合う。ある日二人は山奥の洋館で催される脱出ゲームに参加することに。だがその最中、何者かの焼死体が館内で見つかった。戦慄のなか、やがて次の犠牲者が……。館を出られる条件は唯ひとつ、九つの謎を解くこと――「殺人(マーダー)」×「謎解き(リドル)」の読者参加型ミステリー! 解説:若林 踏 -
ミレニアム5 復讐の炎を吐く女
リスベットは人工知能研究の世界的権威バルデルの息子の命を救った。だが、そのときに取った行動が違法行為にあたるとされ、2カ月の懲役刑を受けた。彼女は最高の警備を誇る女子刑務所に収容されるが、そこではギャングの一員である囚人ベニートが、美貌の女囚ファリアに暴行を加えていた。見過ごすことのできない彼女は、囚人はおろか看守までも支配するベニートとの対決を決意する。さらにリスベットは、元後見人のパルムグレンとの面会で、“レジストリー"なる機関の存在に気づき、自らの子供時代に大きな秘密が潜んでいることを知った。ミカエルはリスベットから突然、レオ・マンヘイメルという人物の調査を依頼される。この男は何者なのか? そして、刑務所の外では、思いもよらぬ痛ましい殺人事件が起きた! シリーズ第5弾! -
視えないけど当たります
オカルト系配信を生業とする榊カナは、霊能者として伝説的な存在の祖母を持ち、自身も占いや除霊、霊視配信などを行う美人霊能者として人気が出始めている。 だが本当は霊感ゼロで、持ち前の勘と演技力で視聴者を騙しているインチキ霊能者。 それを元詐欺師の山本ヤマト(通称ヤマ)という男に見抜かれてしまい、なし崩し的に組んでインチキ心霊相談を行っている。 悩みがあったり気が弱ったりしている人、心霊現象と思い込んでいる人をターゲットに、インチキ霊視や除霊、祈祷を行い、解決料として金を稼いでいるのだ。 骨董品店の呪物のいわく付きの蓄音機、有名霊能者との心霊生配信対決、地域の祭りに現われる狐火騒動など、カナとヤマは霊能力“以外”で事件に隠された真実を次々と解き明かしていく。 だがそれぞれの心霊事件の裏には、陰で糸を引くある存在、そして2人の過去とも関わりが……? 「意味が分かると怖い話」シリーズで人気の著者が放つ、異色のオカルト×お仕事(!?)物語! -
44 小田イ輔怪異聞集
超常の怪談で世界が壊れる 怪異との遭遇がすべてを変える超体験型怪談集 怪異を貪欲に求め、怪異に愛される小田イ輔が贈る4年ぶりの渾身の一作! ・体験者を諫めるように現れる謎の異形「うねった仏像」 ・彼女と手を繋いだときにだけ見える恐ろしいもの「ディスコミュニケーション」 ・奇妙すぎる悪夢を見て目を覚ますと…「怒りの遠投」 ・歯車が回るような巨大な怪音が鳴り響く…「機械音のポイント」 ・関係者が次々に事故に遭う! 曰くつきの物件で著者が遭遇した恐怖とは…「ある怪談現場の一側面」 ・かつて路上でとある怪異を目撃した男性、やがて降りかかる戦慄と絶望の末路「1」「44」など。 読んでしまったら足元が揺らぐ――アナタの見ているその人はこの世のモノですか? -
氷の仮面
「ずっと、好きでした」 泣いて、隠して、あきらめて。それでも女の子になりたかった――。 『罪の声』の著者がたどりついた「本当に人を愛する」ということ。感動の傑作長編。 ******* 「えっ、真壁君、ほんまにするの?」 「目つむれ」 「へっ? あかん、あかん」 後ずさった翔太郎の肩を真壁君が両手でがっしりとつかんだ。 「深呼吸しろ」 言われるがままに大きく息を吸って、長く吐いた。その間、お互い顔を見られなかった。(本文p111-112より) ******* 小学四年の春、同じクラスになった真壁君の顔を見たとき、翔太郎は恋のきらめきと痛みを知った。小さな希望すらも打ち砕かれる人生。仮面の下、ずっと女の子になりたかった――。終章、二十四年後の春に明かされる優しく美しい秘密とは。生きてゆくことの切なさに共感せずにはいられない感動の青春恋愛小説。 -
過ぎる十七の春
運命の春が来る──。従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。毎年同様、隆の住む花の里の家を訪れた直樹と典子兄妹。そこは木蓮や馬酔木や海棠や空木などに埋もれた野草の里。桃源郷のような場所にも関わらず、心優しい隆の目は昏く、なぜか母親の美紀子に対して冷淡な態度をとってしまう。母子に一体何があったのか――。「あの女が、迎えに来る…」毎夜部屋を訪れるなにものかの気配に苛立つ隆。息子の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。直樹と隆──二人の少年を繋ぐ悲劇の幕が上がる!! 解説・朝宮運河(書評家・ライター) -
小説 仮面ライダー電王 デネブ勧進帳
仮面ライダー電王の仲間、仮面ライダーゼロノスこと桜井侑斗とデネブの、歴史に切り込む「時の旅」。ついにデネブは侑斗にシイタケを食べさせることができるのか……!? -
和菓子処すみれ堂 しあわせの最中と百年の約束
和三盆、いちご大福、どら焼き、ほのかな事件――!? 色とりどりの謎、おひとつどうぞ。 山間の小さな町で繰り広げられる日常ミステリー 山間ののどかな町で生まれ育った紗更は、商店街の老舗和菓子屋、すみれ堂で働いている。ある日大旦那が怪我で入院し、紗更の五歳上の幼なじみで今は東京で修業中の跡取り息子、蒼生が手伝いとして帰ってくることに。すっかり都会の雰囲気をまとった蒼生の四年ぶりの帰省を町の人々も温かく迎えるが、そんななか、一人の常連客から謎めいた注文が――。 人と人との心を和菓子が繋ぐ、日常ミステリー。 -
十津川警部捜査行 カシオペアスイートの客
[著者のことば] 犯人が逃亡する先や殺人事件の起こる場所には、「北の地」が似合う、と思うのは私だけだろうか。 作品の舞台を北に採ることが多いのもそのせいである。 「北の地」と「列車」が組み合わさるとき、頭の中には、さまざまな人間模様とドラマが浮かんでくる。 今回の短編集には、ちょっとした仕掛けがある。オホーツク海を臨んで走っていた天北線の急行「天北」が舞台の1編と、天北線が廃止された後の廃駅を舞台にした1編を収めた。 背景となった時代の変化も同時に楽しんでいただきたい。 豪華寝台特急が北へ運んだ殺意! 札幌へ向かう車内で惨劇が! 十津川警部の英知が真相に迫る── 札幌に到着した寝台特急「カシオペア」車内で若い女性の刺殺体が発見された。現場となったのは展望室タイプの最上級スイート個室。その部屋の男性客は姿を消していた。 妻との旅行で同じ列車に乗り合わせた警視庁の退職刑事・内山には、男性客とどこかで会っている記憶があった。 北海道警の捜査に協力した内山は、元上司の十津川警部に連絡。やがて8ヵ月前に渋谷で起きた資産家殺しとの関係が浮上した。その事件は容疑者の自殺で決着していたが……。消えた男性客の正体と行方は? 複雑に交錯する謎に十津川が挑む! 【収録作品】「カシオペアスイートの客」「禁じられた「北斗星5号」」「最果てのブルートレイン」「北の廃駅で死んだ女」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣] -
余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話 Ayaka’s story
高校時代、早坂秋人と桜井春奈と同級生だった三浦綾香は、余命宣告を受けながらも恋を全うしたふたりを間近で見守り、その恋に憧れていた。そして実はほんの少しだけ秋人のことが気になっていた……。ふたりを亡くした喪失を胸に抱きつつもネイリストとして歩みはじめた綾香だが、あるとき柏木という年上の男性に出会い、運命が大きく動き出す――。 -
氷の轍
新たな刑事の名は、大門真由―― 寒風吹きすさぶ釧路の海岸で他殺体が発見された。被害者は札幌の元タクシー運転手・滝川、八十歳。生涯独身で身寄りもなく、自宅からは北原白秋の詩集『白金之独楽(はっきんのこま)』が見つかる。先輩刑事の片桐とともに捜査にあたる真由は、孤独な老人が最後に縋ろうとした恋心を糸口に、事件を紐解いてゆく。 直木賞作家が放つ長編ミステリー、北海道警釧路方面本部シリーズ第2弾! 解説は本作をドラマ化した映画監督の瀧本智行氏! 24年5月から桜木紫乃、4作連続刊行! 第一弾『凍原』、第二弾『氷の轍』に続き、7月『起終点駅 ターミナル』、8月『霧』と続きます。 -
転生厨師の彩食記
主婦、香織。異世界で食堂を開店! 「私には何の価値もない」 家庭でもパートでもすっかり自信を失っていた43歳の主婦・織田川香織は、仕事からの帰り道に交通事故に遭う。――気が付くと、そこは中華風の異世界だった! しかもなんだか若くなっている! 玉ねぎのおひたし、粉ふきイモ、甘めの卵焼き、おにぎり。食堂を開いた香織の真心こめた手料理は周囲の人々の心身を満たしていく。そこに、美しき術師の青年が現れ……。 生きる意味を見失った主婦が、料理の力で生まれ変わる、中華転生お料理譚。 【第9回カクヨムWeb小説コンテスト・プロ作家部門《特別賞》受賞】 -
影牢 現代ホラー小説傑作集
『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』と対をなす傑作ホラー短編8選。大都会の暗い水の不気味さを描く鈴木光司の「浮遊する水」。ある商家の崩壊を 陰惨に語る宮部みゆきの時代怪談「影牢」。美しく幻想的な恐怖を描く小池真理子の不気味な地下室が舞台の「山荘奇譚」。記憶の不確かさと蠱惑的世界を 描いた綾辻行人の「バースデー・プレゼント」など、ホラー界の実力派作家によるオールタイムベスト! 解説・朝宮運河 【収録作】鈴木光司「浮遊する水」(『仄暗い水の底から』角川ホラー文庫 坂東眞砂子「猿祈願」(『屍の聲』集英社文庫 宮部みゆき「影牢」(『あやし』 三津田信三「集まった四人」(『怪談のテープ起こし』集英社文庫 小池真理子「山荘奇譚」(『異形のものたち』角川ホラー文庫 綾辻行人「バースデー・プレゼント」(『眼球綺譚』角川文庫 加門七海「迷(まよ)い子」(『美しい家』光文社文庫 有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」(『赤い月、廃駅の上に』 -
後宮に星空の燃ゆ~濤国皇后冊立伝~
周静麗は許嫁のいる身でありながら、太子に嫁ぐよう突然命ぜられた。愚かな息子を心配した帝のたっての望みとあっては、受け入れるほかない。しかしこの国には、皇帝の男児を産んだ女は死を賜うという法がある。静麗は妃となるからには、かの悪法をなくそうと意気込むが、入宮して早々に自身の甘い考えを打ち砕かれることになる――。才能と美貌を兼ね備えた一人の姫が、国という巨大な存在に対して挑んだ戦いと友情の物語。 -
坂の上の赤い屋根
わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。 人格者と評判も高かった夫婦が、身体中を切り刻まれコンクリート詰めされて埋められた。血を分けた娘と、その恋人によって……。 その残虐性から世間を激震させた『文京区両親強盗殺人事件』から18年後。 事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。 そこで明らかになる衝撃の真実とは!? 真梨ワールド炸裂! 極上のイヤミス長篇。あなたは騙される快感を知る。 〈目次〉 一部 〇章 早すぎた自叙伝 一章 ある企み(2018/9/某日) 二章 飯田橋にて(2018/10/1) 三章 連載開始 四章 神楽坂にて 五章 市川聖子の忠告 六章 坂の上の隣人 七章 女の正体 二部 八章 死刑囚の妻 九章 ナチュラル・ボーン・キラーズ 一〇章 嫉妬 一一章 厄病神 一二章 追いつめられて 一三章 坂の上の赤い屋根 三部 一四章 真相 最終章 (2018/12/19) 回顧 (2014/4/1) -
信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店
【40万人が愛した小説『ほどなく、お別れです』の映画化で大注目の著者最新作!!】 :::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*::: 読むほどに心が癒える、希望の一冊 :::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*:::*::: じんわりと涙が込み上げてきました。 抱きしめたくなるような物語です。 (TSUTAYAサンリブ宗像店 渡部知華さん) 心が疲れたとき、こんなお店に出会いたい。 止まってしまった時間を抱えた人たちが、 忘れるのではなく、喪失を抱きしめながら再び日常へと歩き出す姿に、 胸の奥にやさしい灯がともります。 (文真堂書店ビバモール本庄店 新井さゆりさん) 【著者より】 幼い頃から信州善光寺にお参りしてきました。 自然に囲まれた広い境内は、訪れた人々を包み込むおおらかさがあります。 懐かしい景色に思いを巡らせ「ただいま」の気持ちで書き終えました。 旅は人生における一時のおやすみかもしれません。誰にでもちょっとおやすみしたい時はある。 そんな時はぜひ「にしさわ商店」にお立ち寄りください。 【あらすじ】 亡き妻との約束を果たすべく善光寺参りにやってきた弘和。 参拝を終えて現実から逃げるように参道を逸れると、臙脂色の暖簾が目に留まった。 そこは「おやすみ処 にしさわ商店」。 喫茶店のような店内に足を踏み入れた弘和は、 妻が好きだったアップルパイを注文する。 その美味しさを独り占めしているようで、 死んだ妻に申し訳ないと打ち明けた弘和に店主は……。 長野県の路地裏にある小さなお店を舞台に、 大切なものを失った人たちの未来を描いた物語。 【目次】 第一話 妻との旅路 第二話 愛犬との散歩道 第三話 夏休みの贈り物 第四話 世界にひとつのお守り 第五話 夫の故郷 -
タッグ
コーナーの最上段から飛んで、リングに横たわる相手に体を浴びせる――得意技のバタフライ・プレスを武器に戦う、ベイビーフェイスのプロレスラー・戸部栄純。プロレス界のスターとしてリングに立ち続ける中、妻・美鶴が急逝した。残されたふたりの子どもを育てるため、プロレスを引退し居酒屋を始めた栄純。がむしゃらに生きているうちにあっという間に10年が過ぎ、子どもたちは親離れの時期を迎える――。大学入学、就活、そして親しい人との別れ。家族というチームから出て「これから」を探しはじめる戸部家の面々は、どんな人とタッグを組むのか。ひとり欠けた家族がそれぞれの道を歩き出す、まっすぐで優しい愛にあふれた物語。 -
ハンチバック
23の国と地域で翻訳決定! 芥川賞受賞作 【2025 国際ブッカー賞ロングリスト】【2025全米図書賞・翻訳文学部門ロングリスト】に選出! 23の国と地域で翻訳決定。話題沸騰の芥川賞受賞作がついに文庫化! 「私の身体は生きるために壊れてきた。」 井沢釈華の背骨は、右肺を押し潰すかたちで極度に湾曲している。 両親が遺したグループホームの十畳の自室から釈華は、有名私大の通信課程に通い、しがないコタツ記事を書いては収入の全額を寄付し、18禁TL小説をサイトに投稿し、零細アカウントで「生まれ変わったら高級娼婦になりたい」と呟く。 ある日、グループホームのヘルパー・田中に、そのアカウントを知られていることが発覚し――。 【文庫版の特徴】 ・ルビを大幅に増やしました。 ・著者が執筆にあたり大きな影響を受けたと語る『凜として灯る』の著者・荒井裕樹氏との往復書簡「世界にとっての異物になってやりたい」(「文學界」2023年8月号)は、大変話題となりましたが、今回新たな書簡を特別付録として追加し、全文を巻末に収録しました。 単行本 2023年6月 文藝春秋刊 文庫版 2025年10月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 -
星降る宿の恵みごはん~山菜料理でデトックスを~
会社をリストラされたアラサー独身女子、まひろ。ふと見た映像に心を動かされ、「何もかもデトックスしたい」と旅に出た。向かったのは、子どもの頃一度訪れたことのある地、只見。宿の料理人が出す食事はどれも美味しくて、家に引きこもって以来まともなものを食べてこなかったまひろを、生き返らせてくれるようだった。拡がる自然と心づくしの料理で次第に落ち着きを取り戻していくが、以前訪れたときの記憶が頭をもたげてくる。 -
小説 ダーウィンズゲーム ~フラッグゲーム~
シブヤでクラン間対戦『フラッグゲーム』に参加しているサンセットレーベンズ。シュカから依頼を受けてレインがずっと捜していた老人のプレイヤーの情報を手に入れ、事態が動き出す。そしてシュカとレインの過去が今明らかに…!! 『ダーウィンズゲーム』の原作者自らが描き下ろした完全新作小説!! ファン必読の一冊!! -
翔ぶ少女
1995年、神戸市長田区。震災で両親を失った小学一年生の丹華(ニケ)は、兄の逸騎(イッキ)、妹の燦空(サンク)とともに、医師のゼロ先生こと佐元良是朗に助けられた。復興へと歩む町で、少しずつ絆を育んでいく四人を待ち受けていたのは、思いがけない出来事だった――。『楽園のカンヴァス』の著者が、絶望の先にある希望を温かく謳いあげる感動作。 -
永田町小町バトル
現役キャバ嬢代議士・小町が奮闘! 全有権者必読の政治エンタメ! 「夜の銀座」専門の託児施設を立ち上げた行動力を買われて衆院選に出馬、見事初当選を果たした芹沢小町。“現役”キャバクラ嬢でシングルマザーという経歴、物怖じしないキャラクターがメディアで話題となり、働く母親達を中心に熱い支持を集めている。ひとり親家庭、貧困、埋まらない男女格差。“ジェンダー不平等国”ニッポンに、小町のパワーは風穴を開けられるのか!? 新・直木賞作家が放つ衝撃作、待望の文庫化。巻末解説を寄稿した書評家・斎藤美奈子氏、認定NPO法人フローレンス代表・駒崎弘樹氏他、各界より絶賛応援の声、続々。全有権者必読の政治エンタメ! -
若葉荘の暮らし
40歳以上独身女性限定の若葉荘へようこそ! 「ここ数年で私たちの誰もが味わった痛みを、癒しのシェアハウスが包み込んでくれる…… こんな場所に住みたい、いや、こんな場所で死にたいと思った」 原田ひ香さん、絶賛! そこは、「ひとり」で生きることを支えてくれる 40歳以上独身女性限定のシェアハウス。 40歳を迎えたミチルは、小さな洋食屋「アネモネ」でアルバイト店員をしている。仕事は気に入っているものの、世界に蔓延する感染症の影響で収入が激減。いつか元通りになると信じ貯金を取り崩しながら生活していたが、いよいよ転居を余儀なくされてしまう……。 そんなミチルを温かく迎えてくれたのは、40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」だった。それぞれ事情を抱える女性たちが、迷いながらもたくましく生きる様を見て、ミチルは自分の幸せを、他の誰でもない自分で叶える術を身につけていく。 「明日」が不安なあなたへ。寄り添い、勇気をくれる物語。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『若葉荘の暮らし』 の文庫版となります。 -
花束は毒
未来屋小説大賞受賞! 芳樹は憧れのかつての家庭教師・真壁が結婚を前に脅迫されていると知り探偵に調査を依頼するが――。完全に騙される傑作ミステリー。 憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。そこに現れたのは中学時代にいじめに遭っていた従兄をえげつない方法で救ってくれた先輩の理花だった。調査を進めるにつれ、見えてきた真実。背筋も凍るラスト。気鋭のミステリ作家による、衝撃の傑作長編! ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。