驚きのラストが胸を打つ、感動のミステリー。
両親を亡くし、愛する祖母もガンで入院中、さらに講師として働いていた英会話スクールが破綻し金銭的に困っている梨花。
建設会社で働いていたが、伯父夫婦のすすめで営業職の和弥と結婚した美雪。
公民館で水彩画教室の講師をしつつ、和菓子屋でバイトをしている紗月。
そして、3人の女性の人生に影を落とす謎の男・K――。
大ベストセラー「告白」でのデビューから進化し続ける作家・湊かなえが放つ、感動のミステリー。
中谷美紀、戸田恵梨香、松下奈緒でドラマ化もされ、話題を呼んだ傑作。
※この電子書籍は2011年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
前に読んだのですが、忘れててまた買ってしまいました。読み始めたら、これ読んだことある、と気づいたのですが、結局やめられずにどんどん読み進めてしまいました。解説者が、2度続けて読めば、もっと楽しめると書いていらっしゃいましたが、何度読んでも楽しめそうです。きっとまた読んでしまうと思います。
タイトルの通り、花の鎖がストーリーをつないでいきます。つながり始めると、涙なしには読めません。初めての湊かなえ作品ですが、大ファンになりました。。
Posted by ブクログ 2023年04月16日
二度目が1番楽しめる物語。
半分ぐらい読んだところで違和感を感じ始めたが、最後には怒涛の答え合わせ。
色々な場面にヒントを散らしてくれているから、もう一回読みたくなる。
花の鎖をたどり寄せた先にあるのは、思っていたより複雑な話だった。一気読み推奨。
3人の女性が、それぞれの問題と向き合いながら凛と生...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月14日
湊かなえさんの本を読むのは初めてでした。
読書初心者で、なんとなくミステリーだし難しいのかなぁと思ってあまり読んでこなかったのですが、読み始めるとすぐに世界に引き込まれました。
読み終わった後、あぁ、そういうことだったのかとすっきりした気分、知恵の輪が解けた時みたいな感覚になりました!
2回目読んで...続きを読む