あらすじ
驚きのラストが胸を打つ、感動のミステリー。
両親を亡くし、愛する祖母もガンで入院中、さらに講師として働いていた英会話スクールが破綻し金銭的に困っている梨花。
建設会社で働いていたが、伯父夫婦のすすめで営業職の和弥と結婚した美雪。
公民館で水彩画教室の講師をしつつ、和菓子屋でバイトをしている紗月。
そして、3人の女性の人生に影を落とす謎の男・K――。
大ベストセラー「告白」でのデビューから進化し続ける作家・湊かなえが放つ、感動のミステリー。
中谷美紀、戸田恵梨香、松下奈緒でドラマ化もされ、話題を呼んだ傑作。
※この電子書籍は2011年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
雪月花、お話だけじゃなく登場人物の名前までも繋がりが! 構成が丁寧でちゃんと回収してくれるのですっきりした。2度目だけれど読んでて楽しかったそういえばこれがこうでーここが繋がっててと、本は一度しか読まないことが多いけれど何度も読みたい本のひとつ。きんつば食べたりなどしてみました^_^
Posted by ブクログ
物語が進むにつれ話がつながっていく、これまでのものが回収されていくの良すぎる。
ちょっと複雑だから図とか書くのオススメ、私は書いた。
2周目もっと面白いんだろうな。すばらしい本でした。ありがとう。
Posted by ブクログ
構成すごい!
ミステリー読み慣れてないからかもしれないけど、伏線の回収が素晴らしくて感動…
胸糞シーンもあったけど最初から最後まで続きが気になりまくる話で一気に読めました
あときんつば食べたくなって買いました笑
Posted by ブクログ
無関係のような3人の女性が繋がってゆくお話。
登場人物が多いので誰だっけ?となるところも多かったけど、頭の中でどんどんパズルがはまっていくような感覚がすごくよかった。え!そういうこと?ということはこれは、あれは…みたいな感じで。
内容を忘れないうちにもう1回読みたいと思えた。初めて!高山植物に詳しかったらもっと楽しく読めたかも、と思うので、2回めはお花の名前を検索しながら読みたい。
悲しいお話だし、絶対に許されない、許したくないと思いつつ、強く美しく生きる女性3人が素晴らしかった。
Posted by ブクログ
読み進めていくうちに繋がっていくそれぞれの関係…真実に気付いたときの気持ちよさ…
内容は胸糞といえば胸糞だけど、でも結果オーライというか、きれいな終わり方だと思う。
あちこちにきんつばが出てくるから、次はきんつば用意してから読みたい笑
Posted by ブクログ
面白かった!
読み進めていくうちに3人の女性の関係が予想出来てからは更に面白くなりました。
どんなふうに繋がっていくのか…
それが知りたくて夢中になった。
Posted by ブクログ
ある3人の女性の話。この3人が繋がってくるその過程がすごく印象に残っている。真実が明らかになったときの感動は忘れられないし、しばらく余韻に浸ってしまった。
Posted by ブクログ
3人の女性の物語が最後にはひとつにつながる。どこからつながっていくのか、途中から予測しながら読む進めていけて楽しかった。点と点がつながってなるほどねと最後は納得の終わり。イヤミスはなかったけど、面白かった。
Posted by ブクログ
三人の女性、梨花、美雪、紗月を主軸に家族との関わりが丁寧に描写されている。三人ともそれぞれに悩みや葛藤があり、それが生々しくも描かれて三人への読み手の気持ちの入りを自然と促している。そしてラストに近づいていくと読み手に明らかになる真実はその瞬間に立ち会った時に思わず手をとめ見返したくなるほど見事であり三人の物語がどのような結末を迎えたのかをぜひ読んでほしい。ネタバレをするのも勿体無いのでレビューとしてはわたしが今年読んだ本の中ではだいぶ満足度が高い素晴らしい作品でぜひ読んでほしいという思いに留めておく。
わたしは特に紗月の話が好き。
Posted by ブクログ
読後感が最高でした!!
湊かなえさんにしては(?)
告白みたいなイヤミス〜って感じが全くなく、新鮮でしたね…笑
めちゃめちゃ読みやすかったです。
やっぱ伏線回収とか流石すぎます…。
Posted by ブクログ
表紙と題名が好みというだけで読み始めた。
まさに鎖のように全てが繋がっていた。繋げているのが「花」。読み終わったあと、伏線にたくさん気付いた。移り変わっていく主人公、最後にはそういうことだったのかと納得。
きんつばって全然知らなかったけど、そんなに美味しいのかと気になってる。私も多分、生クリームが好きだと予測している。まだきんつばがどんなものなのか調べてない、調べようと思って忘れている。
2度目
前に読んだのですが、忘れててまた買ってしまいました。読み始めたら、これ読んだことある、と気づいたのですが、結局やめられずにどんどん読み進めてしまいました。解説者が、2度続けて読めば、もっと楽しめると書いていらっしゃいましたが、何度読んでも楽しめそうです。きっとまた読んでしまうと思います。
ラストに向けて止まらない
タイトルの通り、花の鎖がストーリーをつないでいきます。つながり始めると、涙なしには読めません。初めての湊かなえ作品ですが、大ファンになりました。。
Posted by ブクログ
ミステリーというカテゴリーではあるみたいだが、事件が起こらないので、なかなか読み進められず、中盤まで進むのに時間がかかった。3人の女性をそれぞれ主人公とし、3つのストーリーが進んでいくが、同じ物が所々に出てくるので、繋がっているんだろうなとは思っていたが、こちらの想像を超えた繋がり方で終盤でびっくりした。繋がりが見え始めるとあとは展開が気になって一気に読み進めた。
3つのうち、2つが繋がったところで、あと1つは…となったときに「あー!」と自分の中で全てが繋がって爽快だった。
湊かなえさんといえば、イヤミスだが、この本は最終的には後味が良い話だった。
Posted by ブクログ
自分に都合のよいことばかり考える人たち
地位や繋がりにこだわっている、人間の嫌な部分を
描くのが本当に上手すぎて、、読んでいる間ずっと雨が降っているようなじめじめ感
Posted by ブクログ
2週目
やっぱり読みにくいなと...思いながら
私も赤岳3回登ったな...と思いながら
あっという間に読み終えてしまう
面白い
また告白でも読んでみようかな
別の作品も読んでみたくなる
Posted by ブクログ
徐々に話がつながっていくのが面白い。しかし、私が美雪だったら、陽介のことも夏美のことも森本のことも、最後まで許せないと思う。幸せとはいえ、シングルマザーで苦労しながら生活してきた家と、清里に別荘まで持つ有名な建築家の家。せめて葬式の時に、本当のことを言ってくれていたら… ここが湊かなえの小説という感じ。
Posted by ブクログ
登場人物と時系列がむずかしくて、ノートに相関図書きながら2回読んだ
話自体はあまり共感できなかったけど、みんなの関係性をパズルを解くみたいに紐解いていくのが楽しかった〜
Posted by ブクログ
女の情念とまで強い言葉ではないが、湊かなえのとらえる女性像はとても現実的で、目を背けたくなるときがある。
ドロドロしているわけではないが、そこには登場人物が女性だからこそ説得力のある独特の感情が確かに存在しており、柔らかいナイフでゆっくりと斬られているような痛みを感じる。
本作は3人の似ているようで少しずつ違う女性が織りなす物語で、典型的なミステリではなかったが、何が起きたのかを予測しながら読む作業はしっかりミステリ然としていた。
よくぞまあ主人公の名前を最後までうまく伏せていたものだ、なるほどこういう見せ方もあるのか、と驚いた。
とにかく登場人物が多くて頭を切り替えるのが大変だったが、エッセイ調の文体は読みやすく読後感もよかった。
Posted by ブクログ
湊かなえ作品初読でこの作品を読みました。
いわゆる叙述トリック物なのかなと思いましたが、ラスト数ページでガッと畳んでくるような感じではなく中盤からラストに向けて所々であれ?と違和感や何か見覚えのある言葉に気づくような仕掛けになっていました。
様々な視点、一見関係ないような物語が1つの線として繋がっていくのはかなり爽快です。
叙述トリックが好きな方、特に自分で読み進めながら謎を解いていきたい方には面白いのではないかと思います。
Posted by ブクログ
読みながらだんだん繋がっていく鎖。
最後のどんでん返しというわけでなく、自分の中でだんだんはめていくことができる、パズルのような感覚で読めた。登場人物をしおりにメモして家系図?のようなメモをしながら読んでいった。
最後にピースをはめて、完成という感じで後味もスッキリ。
Posted by ブクログ
とても久しぶりの湊かなえ作品。
やっぱり面白い。
話の展開が早すぎないので、置いてけぼりにもならず、登場人物への感情移入もしやすかった。
イヤミスは今回は封印で後味も良かったと思う。
Posted by ブクログ
始めは3人の女性それぞれの物語があり、内容もそれぞれ違っていましたが、終盤になるにつれてそれぞれの物語がつながっていくところは読む手が止まりませんでした。
読み終わった後はきんつば食べたくなりました。
Posted by ブクログ
ずいぶん前に読んだからあんまり覚えてないけど…
「K」の正体がわかると全ての謎が解けます。
この人かな?って考えながら読むのが面白いです。
最後に登場人物たちが実は繋がっていて、まるで絡まった鎖がほどけていくように謎が解けていくのが読んでて清々しかったです。
Posted by ブクログ
イヤミスが苦手で湊さんの作品あんまり読んでいなかったんだけど、この作品は読後感よかった。
登場人物が多く複雑だが、だんだん繋がりが見えてくる過程がおもしろかった。
Posted by ブクログ
リバース読んだ流れで湊かなえさんの作品が読みたくて。すんごく入り組んだ話だわと思いつつ進んでいく内に、ん?もしや…が所々散りばめられていて。とんでもなく綺麗な回収と悲しいけどハッピーエンドになって良かったなあと思いつつ。とんでもない超大作の何世代も続く壮大な物語を読み終えてどっと力尽きる感じです。
Posted by ブクログ
2017/5/16
「リバース」の原作が読みたい処だけどドラマが終わる迄はと思い、「花の鎖」を読んだ。しかしさすが湊かなえ、コレも先が気になって気になって後半は一気に読みきってしまった…
2017/7/2
リバース見終わってから、湊かなえの本を何冊か買い込んで読んでいる。「贖罪」も面白かった。コレはWOWOWでドラマ化されたらしーので、是非とも観てみたいな。黒沢清監督だし、キャストもすごく良さげ。
2017/8/8
立て続けに湊かなえの「贖罪」「白ゆき姫殺人事件」「少女」を読んでDVDも観て、「往復書簡」に着手。読み始めて、しかしさすがに食傷気味になってきたなぁ、、と思ったけれど、またハマりつつある。
Posted by ブクログ
順番に3人の女性視点で描かれる物語、面白いけど人の名前覚えるの苦手でリンクする場所やキーワードもたくさん出てくるから、この人はどの人だ?ってなりながら読みました。
Posted by ブクログ
2回目だった!過去には無理解のまま、本を読み終えたと思う。それさえも忘れて今回読んだ。相変わらずややこしい…しかし繋がりが分かり、何とか完読!
3回読めばもっと気分が優れるはず…と言うことは今回もまだまだ無理解の完読だった!
Posted by ブクログ
本の名前にあまり内容を見ずに購入。Kは何者?との疑問がありつつ、3つの話が同時に進んでいき、花をキーワードにしながら徐々に全容が見えてくる。
最後まで読むと、最初からの物語が脳内でドラマ化されて、自分ながらのキャストで楽しみました。
と思ったらドラマ化されてるんですね!見てみよう。