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15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った――あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!?
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Posted by ブクログ
イヤミスの女王と呼ばれる理由がわかった気がする。 過去から現在までくまなく組み立てられているような、因果関係がはっきりしている物語。スっと入ってくる内容だった、読みやすい。 自分としては初めてのミステリー作品だったが満足度が高い、面白い!
読みやすかった。 これがイヤミスってやつかー! お母さん、そこはきちんと考えてメッセージ送るなり、誤解のないように伝えたりするなりしてくれー!負の連鎖すぎる
犯人を見つけろ、さもなくば罪を償え 何で自分の子供が、という苦しみは分かるし、誰も犯人を覚えていないという状況に苛つくことも分かるが、ローティーンの子供にぶつける言葉ではないなと思う。 自分も小学1年生の時にクラスメイトを亡くした。近所の公園の人工池で溺死だった。寒い時期のことだった。亡くなった子と...続きを読む親しかった訳ではないが、亡くなった子とその時一緒に遊んでいた子はよく知っていた子だった。通夜にはクラスメイト全員が参加し、クラスメイト代表がお別れの挨拶を読み上げた。亡くなった子の親御さんは消沈していた。一緒にいたあの子がもっと早くに誰かに知らせていたら助かっていたかも知れないという親同士の囁きを耳にした。当時7歳。亡くなった子の名前も未だに覚えている。振り返れば誰かが亡くなるということ自体が初めてだったかも知れない。当事者でもなかったのに強烈な記憶として残っている。この物語の女の子達は私と違って当事者だ。直接亡骸を目にし、犯人にも接触している。なのに犯人は捕まっていない。それだけでどれだけの傷を負っただろう。そこに加えて被害者母の辛辣な言葉。どれだけ重石になったかは本編にある通りだ。 事件の犯人や真相自体にはあまり意味はないのだろうなと思った。テーマはあくまでも贖罪で4人の同級生と被害者母の贖いに重きを置いて描かれている。呪いのような言葉を吐いた母親は悪く見られがちで、必ずしも褒められた人間性ではないのだが、それでも子供を殺されなければならないような人物ではなかったと思う。晶子のケースも嫁が悪いという側面もあったようだが、どちらの場合も結局は実際に犯行に及ぶ奴が悪いに他ならない。周りは皆被害者だ。 読みながら小学1年生の時の事件を思い出す。私も彼の地を離れて久しい。当事者の子とその話をしたことはついぞない。幼い彼が何を思い、傷付いたか、今更考えてしまう。
犯人が誰かと言うよりも、犯人を目撃した4人のその後か書かれているのが、この子はどうなったんだろとワクワクしながら読み進めていきました!
2章の真紀ちゃんを読んでいると、『告白』の悠子先生が重なって見えた。なぜだろうと考えてみると、二人とも自分の中に揺るがない正義を持ち、世間や周囲からの非難に対しても感情的にならず、冷静に抵抗しているところが似ているのだと思った。
犯人を責めるべきなのに、小学生の4人に贖罪を求めた、被害者の母親。自分が母親にならないと分からない感情かもしれないが、小学生が背負うには大きすぎる課題を出す。しかしみんな大人になっていく中でそれぞれの方法で、母親に贖罪していく物語。 殺され方や背景など、すごく現実味がありリアルな描写が多く、想像しな...続きを読むがらスラスラ読むことができた。
オーディブルにて。ナレーター、小池栄子。 小学生の女の子がお盆に5人で遊んでいて、ひとりが何者かに殺された。誰ひとり犯人の顔は覚えていないとのこと。3年後、母親はその4人の子に非情な言葉を投げかけ、4人の人生を狂わせた。 ナレーションが非常によかったです。不幸の連鎖のザ・湊かなえワールド。
オーディブルにて耳読。 女の嫌なところを書くのが本当に秀逸。 小池栄子の朗読が作品の雰囲気にぴったりでめちゃ上手い。田舎ならではの空気感もたまらない。 幼少期に大人から言われる言葉ってひとつひとつ心に澱のように蓄積されていく。 何気なく言った親の一言が子どもの人生を狂わせてしまうこともある。言葉の呪...続きを読む縛について考えさせられた作品。
被害者の親と事件に遭遇した4人の被害者の友達の心情心理が細かくかかれており、読む手が止まらなかった。 全員の心理行動が上手く噛み合わず、良くない方向に進んでいってしまったがための贖罪が上手くかかれていた
5人の少女の環境や周りの大人たちに苛立ちながらずんずん読めた。 うち的には全く4人の少女達には罪はなかったと思うのに、幼い少女たちに呪いのように【約束】をさせそれで人生が狂わされていく様子を見るのは辛かった。 どんでん返しや犯人は誰か推理するミステリー的面白さとは違って他責思考の恐ろしさとか独りよが...続きを読むりな優しさの虚しさを感じれる小説だった。
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