贖罪

贖罪

小説・文芸
680円 (税込)

3pt

15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った――あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!?

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贖罪 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2012年。
    静かな田舎町で起きた少女暴行殺人。直前に犯人と話した女子小学生4人。犯人の顔は覚えていない。事件は迷宮入り。中学生になったころ少女の母親から放たれた言葉「許さない。犯人を見つけるか償いをして」中学生には刺さるわー。もうすぐ時効。この4人のその後+母の過去が語られるが、さすがイヤミスの女王。えーそーなるのーってな展開。そして、登場人物ほぼ何やらゆがんでる、壊れてる。中身出てる。
    ところが最後はなんというか救われる。イヤな終わり方ではない。このタイトルしかないな、って感じるし。

    0
    2026年10月24日

    Posted by ブクログ

    止まらなかった。
    次が気になって気になって。
    登場人物ごとの性格の違い、考え方の違い、他者を見る目の違いがあって、名前がこんがらがってきたりもしたけど
    ある1人の女の子の殺人現場を目撃した小学生たちがその後の人生でその事件にどう影響を受けてきたのか。
    結果殺人犯がどうなったかは描かれてない。想像してってかんじで終わった。
    小学生に向かって辛辣な憎しみのある約束をさせた母親。その言葉をずっと引きずってきた女性たち。15年経った時効間近に犯した罪。
    描き方がとてもうまかった。
    後半になってようやく本筋がわかってきたけど前半だけでは??が多かった。

    0
    2026年10月13日

    購入済み

    さすがです

    さすが湊かなえさんです
    一気読みしてしまいました。
    予想もしていなかった展開で本当にすごいです
    内容も読みやすくて良かったです

    0
    2026年09月15日

    Posted by ブクログ

    これぞ、湊かなえ先生という感じです。
    結末が苦々しく、口の中に何か残る感じというか。
    物語は1人の女の子が殺されるところから始まります。そしてその時一緒にいた女の子4人。彼女たちの贖罪が始まるのですが、本当の贖罪の意味が最後にわかる。
    ドロドロ感が好きな方には刺さるはず。
    (実はこれ小学生の頃一度読んでいるのですが、どうしてもあの湊かなえ感を味わいたく、再びのめり込んでしまいました)

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    たった一つの殺人事件をきっかけに、関わった人たちの人生が少しずつ、そして確実に狂い始める。

    「なぜこの事件は起きたのか」
    「負の連鎖はどこから始まっていたのか」

    その答えは、最後のページまでたどり着いて初めて見えてきます。

    読み進めるほどに胸が苦しくなり、「しんどい」と感じる場面もありましたが、それでもページをめくる手が止まりませんでした。
    タイトルの意味を改めて考えさせられる、読み応えのある一冊です。

    ちなみに「贖罪(しょくざい)」とは、善行を積んだり、償いを行ったりすることで、自らの罪や過失を償うこと。
    この意味を知ると、タイトルの重みがより深く心に響きました。

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    聴了。
    久しぶりの湊かなえ節が効いたイヤミス。悲劇はループ、そして最後は形を変えた悲劇になる。
    他の湊かなえ作品よりもどんでん返し感は弱い気がするけど、終わった後にどんより。

    0
    2026年10月14日

    Posted by ブクログ

    ストーリーおもろかったー!

    罪の意識とか、人から言われた言葉とかって、頭や身体にこびり付いてしまって多かれ少なかれ自分の人生を変えるものになるよね
    結局人と人なんだよな、人生

    イヤミス、好きかも、もっと読みます

    ─────────────────

    わたしが東京に来たかったのは、オシャレなお店や遊ぶところがたくさんあるからではありませんでした。
    わたしの過去を知らない人たちに同化して、姿を消してしまいたかったのです。

    0
    2026年09月10日

    Posted by ブクログ

    エミリが殺されてしまった殺人事件によって人生が変わった人たちの事件の捉え方がそれぞれ違うのが興味深かった。湊かなえさんらしい嫌な結末…

    人の言葉は強烈なインパクトを残して、人生を大きく変えてしまうくらい強力になることもあるのだと思うと、何気なく言葉を発することに怯えてしまいそう…

    4人が完全に綺麗さっぱりに人生を歩むのは無理だと思うけれど、少しでも新たに明るい人生を歩んで幸せを少しでいいから掴んでほしいと思った!

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    エミリちゃんの母親からの"約束"に対する4人の捉え方がそれぞれ少しずつ違ったところが面白かった。
    母親が当時中学1年生だった4人に対して、あんな呪いのような言葉を吐いたのは正直恐怖だが、母親とはそういう生き物なのかもしれないと思った。
    終章で少し救われた。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    湊かなえ久しぶりに読んだー、これぞイヤミス
    同じ事件に巻き込まれて、麻子に言われた「償いなさい」という言葉によって5人の受け止め方がこうも違うということ、そして成長した5人のうちほとんどが取り返しのつかない「悪者側」になってしまう経緯がどうしても共感できてしまう、、
    麻子も含めて6人の不幸に同情しつつ、間違えはどこだったんだろうと探しても答えは見つからない

    本を読むと気付かされる、同じ言葉同じ出来事を、人は180°反対の意味で捉えることすらあるということ
    それは恋人でもよほど仲のいい友達でも同じだと忘れちゃいけない

    0
    2026年08月28日

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