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小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。(解説・宇田川拓也)
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Posted by ブクログ
「本物」を布団を重ねた下にあるえんどう豆に例え、限りなく見つけることが難しいがなんとなく違うと違和感を感じ「本物」は何なのかを人生をかけて探していくところが、自分にとって正解の道は何なのか、どこに就職すれば、誰と付き合い結婚すれば、幸せになれるのかを探していくことと近いように感じた。
豆ような小さな違和感だが、豆こそが本物であり自分が探しているものであって、自分が今選んでいる道が正解とは限らず、その豆を探し出すことを心の中で求めている気がする。ただ、それを探すことは今までの常識や生きてきた人生が崩れ、ひっくり返る可能性も秘めている。その中で生きていくことはとてつもなく苦しいもののように思う。
このストーリーを読んで、自分が納得のいく未来を探し当てることは布団の下のえんどう豆を感じること、いや、砂漠で一粒の金を見つけるほどに難しいことかもしれないと思ったりした。
Posted by ブクログ
イヤミス度でいったらリバースのほうが上だけど、タイトルになっている、豆の上に敷いた布団の上で眠るときのような、背中になんかあるムズムズした違和感の描き方が秀逸だった。
ほんとにもう、序盤からずっと違和感で、読んだ後も背中になんか引っかかってる。
回想と現在が行き来する中で、過去を振り返るほどに主人公の心の傷が疼いてるのが少し辛かった。
猫のエピソードは小1の子にはやるせなすぎるよ…
友達も失って…
そういえば、文学好きのキャラが多い著者にしては珍しく活字が嫌いな主人公だった。
強調されてたけど伏線とかではなく、ただ姉との思い出を印象付けていただけだった。
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