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小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。(解説・宇田川拓也)
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Posted by ブクログ
主人公の姉が失踪する。 家族や周囲の人、一人ひとりの描写が こちらのドキドキを誘う。 すべてが分かったときの衝撃。 最後の一文にハッとしました。
面白かった 失踪した姉が戻ってきた時の違和感をどう結末付けるのかと読み進んだら まさかの展開でした それは思いつかなかったなという真実に唸った
久しぶりの湊かなえさんでした 大好きな作家さんなのに今までなぜほったらかしに…? ストーリーはだいぶ凝っているが 概要だけなら400字詰めの原稿用紙に書けなくもないものなのに これが湊かなえさんの文体になるとこんなにも面白くなるものか!!って 最初から得体のしれない不穏な何かがあって、気になっ...続きを読むてページをめくる手が止まらなくなるんだけど すべてが明るみになっても、 主人公である結衣子自身が結局不時着で終わる感じがまたいい 私には姉も妹もいないけど 姉か妹がおられる女性の方はもっと100倍面白いと思います!!おすすめ
面白かった! 続きが気になるような文の終わり方が多くて次!次!と続けて読んでしまった。 誰の立場になっても辛い物語になっていた気がする。気になる、怖い、可哀想、、、様々な感情になった。 初めて湊かなえの作品を読んだが、他の作品も読みたいなと思った。
流石の湊かなえ作品、先が気になるし、読みやすいし…であっという間に読んでしまった。 ただ、湊作品、御多分に洩れず重たい。 読後、どよ〜んとした気持ちに… 私が結衣子の立場なら耐えられない… 結衣子が可哀想すぎました
一気に読んでしまいましたね〜 途中で止めてしまうとモヤモヤしそうでしたしね! これはなかなか切ない…違和感を持ち続けて生きるのはつらいだろうな… ほんと何が正しいのか…このあとどう生きていくのか…
家族の概念を考えさせられる作品だった。血のつながらない家族という形もある訳だし。 読み進みていくうちに少しずつ謎が解けていく感じがさすが湊かなえだと思った。面白かった!
常にゾワゾワとした怪訝な雰囲気を纏うのは、私たち読者もまた豆の上で眠らされていたのだろうか。 姉は別人かもしれないという確信めいたあらすじ。それは子どもながらの直感ではなく、大学生になった今でも尚拭えない違和感というのが話の大半を占める。 帰省している最中、いや普段の生活全てがトリガーとなって...続きを読む万佑子の失踪事件が蘇ってしまうトラウマ。それは結衣子の人生も失ってしまったと同然のこと。 本心を言えぬまま涙を流すことで、自覚のないストレスを発散していく様は、自分の幼少期と重なる部分が多く胸が苦しくなる連続であった。 躁鬱の展開で進む結衣子のひとり期は、万佑子がいたらという願っても叶わない望みだけが頼りの綱で、その地獄から脱したと思ったらさらに辛い現実が襲う。 この負の連鎖を嫌らしくなく抱えきれるギリギリを、流れるように表してくるあたり、イヤミス女王の手腕すぎて、喜んで踊らせてもらった。 ここまでの入念なフリによって、最後の呆気ない終着の温度差に身が震えた。納得できない気持ちは、結衣子と共鳴して、ひとり虚構の世界で彷徨い続けている。
ずっと読んでて感じる、なんとも言えない不穏な感じ。後半謎が解けてゆくにつれ感じるのは、幼い小学生にここまで上手く人間・世間を騙せるのかということ。その疑問すら、のちのちカラクリがあることが判るのだが、そうなるとこの主人公の置かれた環境が最も残酷だ。物語はその残酷を突きつけるところで終わってしまうから...続きを読むモヤモヤが治らない。やり場のない、人間の一番醜いかもしれない思いの連鎖をこれでもかと表現している、でもその醜い行動たちがうまくいきすぎだよ。。
ずーっと小説内で感じる違和感がまさに、『豆の上で眠る』感じ………そして最後に紐解かれる違和感の正体にゾワっとしました。一気に1日で読み終わりました。お産前に読む本ではないかもしれないが笑、面白かったです!!
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豆の上で眠る(新潮文庫)
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