豆の上で眠る(新潮文庫)

豆の上で眠る(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。(解説・宇田川拓也)

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豆の上で眠る(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公の姉が失踪する。

    家族や周囲の人、一人ひとりの描写が
    こちらのドキドキを誘う。

    すべてが分かったときの衝撃。

    最後の一文にハッとしました。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    面白かった
    失踪した姉が戻ってきた時の違和感をどう結末付けるのかと読み進んだら
    まさかの展開でした
    それは思いつかなかったなという真実に唸った

    0
    2025年01月28日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの湊かなえさんでした

    大好きな作家さんなのに今までなぜほったらかしに…?

    ストーリーはだいぶ凝っているが
    概要だけなら400字詰めの原稿用紙に書けなくもないものなのに
    これが湊かなえさんの文体になるとこんなにも面白くなるものか!!って

    最初から得体のしれない不穏な何かがあって、気になっ

    0
    2025年01月08日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    続きが気になるような文の終わり方が多くて次!次!と続けて読んでしまった。
    誰の立場になっても辛い物語になっていた気がする。気になる、怖い、可哀想、、、様々な感情になった。
    初めて湊かなえの作品を読んだが、他の作品も読みたいなと思った。

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

    流石の湊かなえ作品、先が気になるし、読みやすいし…であっという間に読んでしまった。
    ただ、湊作品、御多分に洩れず重たい。
    読後、どよ〜んとした気持ちに…
    私が結衣子の立場なら耐えられない…
    結衣子が可哀想すぎました

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    一気に読んでしまいましたね〜
    途中で止めてしまうとモヤモヤしそうでしたしね!

    これはなかなか切ない…違和感を持ち続けて生きるのはつらいだろうな…
    ほんと何が正しいのか…このあとどう生きていくのか…

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    家族の概念を考えさせられる作品だった。血のつながらない家族という形もある訳だし。

    読み進みていくうちに少しずつ謎が解けていく感じがさすが湊かなえだと思った。面白かった!

    0
    2025年04月04日

    Posted by ブクログ

    常にゾワゾワとした怪訝な雰囲気を纏うのは、私たち読者もまた豆の上で眠らされていたのだろうか。


    姉は別人かもしれないという確信めいたあらすじ。それは子どもながらの直感ではなく、大学生になった今でも尚拭えない違和感というのが話の大半を占める。

    帰省している最中、いや普段の生活全てがトリガーとなって

    0
    2025年03月20日

    Posted by ブクログ

    ずっと読んでて感じる、なんとも言えない不穏な感じ。後半謎が解けてゆくにつれ感じるのは、幼い小学生にここまで上手く人間・世間を騙せるのかということ。その疑問すら、のちのちカラクリがあることが判るのだが、そうなるとこの主人公の置かれた環境が最も残酷だ。物語はその残酷を突きつけるところで終わってしまうから

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

    ずーっと小説内で感じる違和感がまさに、『豆の上で眠る』感じ………そして最後に紐解かれる違和感の正体にゾワっとしました。一気に1日で読み終わりました。お産前に読む本ではないかもしれないが笑、面白かったです!!

    0
    2025年02月10日

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