あらすじ
小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。(解説・宇田川拓也)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
豆の上で眠るというキャッチーなフレーズで手にとり興味がひかれた!
みんなが大切な人のことを考えてはいたけれど、結果としてスッキリ本物の家族として生活はなかなかできず、それぞれが苦しむことに…
本物とは?なかなか答えの出ない問い…
余韻を生んでいて自分も考えさせられる。
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破れた紙のように複雑なピースが激しくぶつかってくる。このバラバラになったかけらが掬おうと思っても水のように逃げてしまう。「豆の上に眠る」という言葉が呪いのように何回も唄われる。チリンチリンチリン。豆の違和感、疑惑、姉妹の深い愛情の背景に包まれながらも、最後に残るのは苦い切なさ。
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「本物」を布団を重ねた下にあるえんどう豆に例え、限りなく見つけることが難しいがなんとなく違うと違和感を感じ「本物」は何なのかを人生をかけて探していくところが、自分にとって正解の道は何なのか、どこに就職すれば、誰と付き合い結婚すれば、幸せになれるのかを探していくことと近いように感じた。
豆ような小さな違和感だが、豆こそが本物であり自分が探しているものであって、自分が今選んでいる道が正解とは限らず、その豆を探し出すことを心の中で求めている気がする。ただ、それを探すことは今までの常識や生きてきた人生が崩れ、ひっくり返る可能性も秘めている。その中で生きていくことはとてつもなく苦しいもののように思う。
このストーリーを読んで、自分が納得のいく未来を探し当てることは布団の下のえんどう豆を感じること、いや、砂漠で一粒の金を見つけるほどに難しいことかもしれないと思ったりした。
Posted by ブクログ
えーー面白かった。
評価は意外と低いんだナー
みんなに愛されてる万佑子ちゃん、、不思議な魅力があるのかね。
赤子取り違え系は読んだことあったけど、
助産師の立場を利用して自ら取り違えたのは初めて。
「病弱な姉を守ってもらうために産んだ」と親に言われて頑張ってきた岸田さん
姉の旦那さんが亡くなった後姉の妊娠が分かったけど、病弱な姉から産まれる子供も病弱な可能性があるから、裕福な家庭で大切に育てられますように…と他人に本物の子を託して、元気そうな子をもらった、と。
いや、気持ちは分かるけど、亡くなった旦那さんのDNA一切無い他人の子を育てるって、そこに愛はあるんかーって感じなんだよね。
で、万佑子ちゃん(ほんとは遥)は他人に大切に大切に育てられて(妹とすごく差があるくらい。やっぱり手をかけた万佑子に肩入れしちゃってたのかな)
妹からも好かれて、
本物の家に戻っても大切にされて。
一方本物万佑子ちゃんは物心ついたら遥で、
大切には育てられただろうけどそこまで裕福ではなくて、
本物の家に戻っても周りから違う子来た…と思われて居場所なくて、偽物万佑子ちゃんはあんなに好かれてたのに、なぜ?ってなるよね。可哀想に…
万佑子ちゃん探すシーンがほとんどだったから、
最後の怒涛の種明かしが面白かった。
そしてお茶の水大目指してるなっちゃんがまさかの嘘つきコンビニ店員というどんでん返しも個人的な好みでした。やられたw
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ひたすらに結衣子が可哀想で…
親にも姉にも騙されていたこと、小さい頃から姉との扱いの違いを感じていたこと、ブランカが死んでしまったこと。やるせないな〜
Posted by ブクログ
面白かった!
途中から、そんな感じなんだろうなと分かっていても、面白くて最後まで読んだ。
姉の正体。
どっちが本物?偽物?
ん!こういうストーリーよく見るなと思ってたので、ありきたりかな?と思いつつ、読みやすく読んでしまう。
最後は、だね。 と思いながらプラス嫌な感じを残して終了。
姉たちの気持ちも親たちの気持ちも、妹のみ知らずなことに、可哀想と思う。
Posted by ブクログ
久しぶりの湊かなえ先生の作品。登場人物がみんなどこかおかしい気がしたけど、家族ってそういうものなのかな。本当の家族ってなんなんだろう。ほんとうってなんだろう。正しいのは自分だったはずなのに、そうじゃないと自覚したときの心がぎゅっとなる感覚が自分のことだったのかと思ってしまいました笑
最後にじわっとくるイヤな感じもとても好きです。また別の作品も読みたいです。
Posted by ブクログ
ほんとうの家族、考えさせられる
結衣子の両親はかわいそう
真実をずっと告げられなかった結衣子も納得できないだろうし
やはり、この人の作品はスッキリ終わらないな
Posted by ブクログ
ところどころ時期が飛んで、はてなになるシーンもあったけど、最後まで気になって一気読み。
最後は予想外で読んでて楽しかった!
結衣子にとっての本物の姉は、記憶の中の万祐子だったんだろうね。
でも、結局本人に会ったら、それはただの幻想で、思っているような人ではなかったのだから....
父も母も嘘をついてたし、亡くなったばあちゃんは最後に信じてくれなかったし、ブランカは死んでたし、それも嘘をつかれてたし、同級生の証言も嘘だったし....なんなら警察官は嘘だって見抜いてたのにそれを言わなかったし....それのせいでいじめられるって...可哀想すぎる
思えば、結衣子は誰も信じれる人がいない。
本当の事を言ったやつの罪はでかい
Posted by ブクログ
失踪、誘拐事件の真相よりも主人公の心の動き
事件に翻弄されて、行き場のない生活。事件は解決?するものの違和感を覚えつつ、そのモヤモヤや蟠の糸口は見出せるか?
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読みながら推理するのが楽しかった〜終わりは読みながら考えてたよりずっと無難(?)だった
なにを本ものとしても傷つく人がいるのはつらい
あと、交通事故で死にすぎだと思う
Posted by ブクログ
「え⁈」な結末でした
私には想像できない世界がこの物語の中にはあるけど、世の親たちは同じように子供のことを危惧してるのではないでしょうか
続編を望むわけではないけど、姉妹の今後が気になる作品でした
Posted by ブクログ
誰が話しているか、分からない書き方だったので読んでいて「?」が何度か登場してしまう小説だった。
最後まで読めば、不思議な書き方の理由が何となくわかるが、良くも悪くも現実的な展開だった。
Posted by ブクログ
本物って何ですか?この本の問いですが、疑念や迷いがあると心がぶれて不安定で、何かに依存したりして自分を保とうとする。生きづらいし結果的に孤独になるのだと思った。
Posted by ブクログ
どこまで証明できれば本物の姉なのか。果たして本物って何なんだろうか?
8年間一緒に過ごした血の繋がってないほうが本物の姉なのか、失踪後に帰ってきた血の繋がったほうが本物の姉なのか。
血が繋がっていることだけが本物の家族ではないと言うなら、何があれば本物の家族なのだろうか。
過ごした時間?それなら(旧)遥のほうが過ごした時間は長いはず。どちらをとっても(旧)遥のほうが本物と説明がつく。
だけど(旧)遥は、8年間育ててくれた母からは興味を失われ、安西家に来てからは結衣子含めて家族から疑われ続け、一生を「偽物」扱いされ続けてきた(旧)遥、疑い続けたが最後は豆の上に何重も布団をかけたように心にしまった結衣子。
真相がわかった後は書かれてないが、この後安西家はどうなったのか。
Posted by ブクログ
結衣子が小学校一年生の時、小学校三年生の姉、万佑子は失踪した。
姉の失踪により、結衣子の日常は一変。
それから2年後、失踪していた万佑子発見される。
しかし、結衣子は思う。
あなたは誰?
といったあらすじ。
湊かなえさんらしい、決して晴れやかではなく、暗澹たる雰囲気の中、物語は進んできます。
読者をどんどん暗く、深い闇へ誘う手腕はさすがです。
物語は結衣子の現在と過去を行き来し、姉が失踪したことにより、結衣子の人生がどのように変化したのか、丁寧に描かれます。
まだ小学校一年生の結衣子が、姉の失踪という大きな波に巻き込まれていく姿は、私の心を端から徐々に中心に向かって黒く染めていきました。
そうして迎える第六章「姉妹」で物語の真相が解明されます。
その真相に打ちひしがれる結衣子と私。
でも、追い討ちをかけるように、湊かなえさんは畳み掛けてきます。
そして、最後の一行の問いかけ。
簡単そうで、難しい問いかけ。
印象深い終わり方でした。
家族はなんだろう。
血が繋がっていたら家族?
過ごした時間が長ければ家族?
絆が深ければ家族?
人によって、相手によっても定義が変わりそう。
大切なものなのに、あやふや。
曖昧なものなのだと今更ながら思いました。
Posted by ブクログ
湊かなえ作品にしては、ストーリーの最後の驚きと感動がやや少なかったけれど、アンデルセンの物語を切り口に、「ほんとうの」とは?を問う明確な一貫性があり心に残る。
主軸となる童話の「豆に気づいたから本当にお姫様なの?」という誰もが抱きそうな感想は文章に落とさず、それを常に頭の片隅に残させたまま、何ができれば、何がわかれば、何を証明すれば「ほんとうの」といえるのか、を読者に最後に突きつけてくるところが、やはり湊かなえの鋭さなのかと思う。
Posted by ブクログ
湊かなえさんの文章が好きだ。
ありありと伝わる情景、説明口調じゃないのにわかる描写。
以前、告白を読んで衝撃を受けて以来、久々に読んだ。
正直、ストーリーはそこまでではなかった。告白のショックと面白さがヤバかったので、期待が大きすぎたかもしれない。
帯に書かれていた大どんでん返しってほどのオチは結末になくて、ある程度予測できた結果。
ただ、結衣子の気持ちとか語彙力、感性の鈍さあたりと、だからこそ殻に閉じこもる性格になってしまった背景、母親の世間知らずさとメンヘラ感など、人物像がとても的確でよかった。
人が家族とか兄弟と認識するのは血の繋がりだから、なのか?それとも一緒に過ごした時間なのか?
あの後、衝動的に動いた結衣子がどうしたのかは、読者それぞれが考える世界なのかな。
Posted by ブクログ
激しい場面転換や感情の動きがなく、結論に至るまでが長かったのでちょっと飽きてしまう部分もありつつ、ラストは「これはまぁ、イヤミスだなぁ…」という終わり方。上手く言えないけど、「うわー!イヤミス読んだ!!」という達成感(?)爽快感(?)もない感じ。全体的にジメッとしてる。
内容に触れるなら、ひたすらに妹が気の毒だなぁと思う…。ある程度の年齢になってから話してあげれば良かったのに。
Posted by ブクログ
最初の分かりずらさがあっても最後の展開は引き込まれるし途中からだんだん転がっていくのが面白かった現在と過去が分かりづらかったけど過去の主人公の心情がはっきり書かれていて読みやすかった。読む前に考えてたものではなかったけどよかった(2026.4)
Posted by ブクログ
姫野カヲルコと湊かなえは、ヒトの気持ちを引き込むのがうまい。
誰も巨悪ではない、でもちょっとずつヒトの嫌なところ、弱くて利己的なところ、みんなが日々薄暗くしておくところに、ピカーっと光を当てる。でも、どや感はなく淡々としている。
おばあちゃんみたいな人になりたいな。周りを俯瞰してて、聡明。孫たちを可愛がり最終的には清濁をあわせのむというか。まゆこ側のストーリーも読みたい。あと、ミステリーであるが、爽快感はない。
Posted by ブクログ
面白かったけど、湊かなえさんはやっぱりしんどい。子供は正直なんて嘘。疑うし、口裏合わせるし、試す。とにかく大人の都合で踊らされて、空気を読まされた子供たちが不憫でした。
あとブランカ!ブランカー!!泣
Posted by ブクログ
大学2年生の夏、安西結衣子はバイト仲間の沙紀ちゃんに送り出され
母が胃潰瘍で入院しているため神戸の実家へ帰省する
そして、姉と姉の友人で万由子ちゃんと同じ傷跡がある遥さんと遭遇。
結衣子は小学1年生の時2歳年上の姉万由子ちゃんに
"えんどう豆の上にねたお姫様"を読み聞かせられる
その実験を二人でしてみたがよく分からないまま終わった
豆の上に眠るような感覚…。の出来事が起きた
小学1年生の夏休み神社で万由子ちゃんと一緒にシェルター作りをし、その帰り道に万由子ちゃんは失踪した
太陽不動産と言う不動産を経営する父"スプングフラワーシティー"と言う街に住んでいた
祖母は街の人からいいと土地に住み妬まれているのでは、と誘拐を疑った
6年生の図書委員柿原風香ちゃんは
8/5万由子ちゃんが失踪した際
白い車の後部座席から手を振るところを目撃したと証言した
一方、同じ6年生の山本奈津美、なっちゃんは白い車に口をガムテープで塞がれた万由子ちゃんを目撃したと証言
自宅から1キロも離れていない民家で監禁された
当時小学4年生だった笹山弓香ちゃんが発見された
弓香ちゃんは犬小屋に閉じ込められ牛乳やドックフードを与えられていた
誘拐した犯人は20代後半の男性戸田守は母親と2人暮らしで自室にこもっていたが戸田が買い物に出かけた隙に声を発し隣の家に住む主婦に通報して貰えた
その後近隣の家の中を探させるために母春花は結衣子に白猫ブランカを買ってきた
2年捜索しやっと万由子が見つかり
対面すると結衣子は違和感を覚えた
姉は猫アレルギーでブランカを買い続けるのは困難になり太陽不動産の社員の家に引き取られる
違和感を覚えた結衣子は万由子ちゃんとの間違い探しを始める。
最初に気づいたのが目の上の傷、それから
"えんどう豆の上にねたお姫様"に対する感想
祖父や親戚なども違和感を覚え
姉はDNA鑑定をすることに…
その結果父とも母とも一致
岸田弘恵が自首したのは
結衣子が小学生5年生
姉が中学1年生になった時だった
父忠彦と高校の同級生だった岸田弘恵は
父に好意を寄せており助産師をしていた
何年か経ち万由子を見ると父のと似ている面影から
誘拐を決意
2年たち万由子が学校に行きたいと言い出し自主をしたと供述している
一方で当時の万由子ちゃんの使っていたものと
姉と遥さんのDNAを調べたところ
万由子ちゃんと遥さんの物が一致する
そんな中姉が生まれてから8年間の思いを語る
最初から一緒にいた母親がずっと母親だと思っていた
小学3年生のある日病院で取り間違えが行われていたことを知ると同時に本物の子がやってきて一緒に住むようになる
やがて母親は本物の子を可愛がるようになり
自分も本当の母親の元へ帰れば私も同じように可愛がられるかもしれない、
だけど簡単にはそうはいかなかった
弘恵さんを恨んでいないはずだったけど
最初からこの家で育っていたら、もっと自由に
結衣子とも本当の姉妹になれていたのに…と。
遥さんが話し始めた本当の事は実際とは違っていた
弘恵の2歳年上の姉、岸田奈美子は持病を持っていた
弘恵が看護師になったのも姉が理由で
奈美子は立川と言う恋人ができ、やがて立川は交通事故で死去。そんな時に妊娠が発覚した
赤ん坊は身体が弱かったため
産婦人科に勤務していた弘恵は健康な身体をした赤ん坊と交換しようと思い品定めをする
そんな中、中高の同級生安西忠彦の赤ん坊を見つけた促進剤を打ち同じ日に出産させると赤ん坊を交換した
万由子と遥はすくすく育ち、
やがて血液型が違うことから遥が本当の子ではないとバレる
大学2年生の夏、安西結衣子はバイト仲間の沙紀ちゃんに送り出され
母が胃潰瘍で入院しているため神戸の実家へ帰省する
そして、姉と姉の友人で万由子ちゃんと同じ傷跡がある遥さんと遭遇。
結衣子は小学1年生の時2歳年上の姉万由子ちゃんに
"えんどう豆の上にねたお姫様"を読み聞かせられる
その実験を二人でしてみたがよく分からないまま終わった
豆の上に眠るような感覚…。の出来事が起きた
小学1年生の夏休み神社で万由子ちゃんと一緒にシェルター作りをし、その帰り道に万由子ちゃんは失踪した
太陽不動産と言う不動産を経営する父"スプングフラワーシティー"と言う街に住んでいた
祖母は街の人からいいと土地に住み妬まれているのでは、と誘拐を疑った
6年生の図書委員柿原風香ちゃんは
8/5万由子ちゃんが失踪した際
白い車の後部座席から手を振るところを目撃したと証言した
一方、同じ6年生の山本奈津美、なっちゃんは白い車に口をガムテープで塞がれた万由子ちゃんを目撃したと証言
自宅から1キロも離れていない民家で監禁された
当時小学4年生だった笹山弓香ちゃんが発見された
弓香ちゃんは犬小屋に閉じ込められ牛乳やドックフードを与えられていた
誘拐した犯人は20代後半の男性戸田守は母親と2人暮らしで自室にこもっていたが戸田が買い物に出かけた隙に声を発し隣の家に住む主婦に通報して貰えた
その後近隣の家の中を探させるために母春花は結衣子に白猫ブランカを買ってきた
2年捜索しやっと万由子が見つかり
対面すると結衣子は違和感を覚えた
姉は猫アレルギーでブランカを買い続けるのは困難になり太陽不動産の社員の家に引き取られる
違和感を覚えた結衣子は万由子ちゃんとの間違い探しを始める。
最初に気づいたのが目の上の傷
"えんどう豆の上にねたお姫様"に対する感想
祖父や親戚なども違和感を覚え
姉はDNA鑑定をすることに…
その結果父とも母とも一致
岸田弘恵が自首したのは
結衣子が小学生5年生
姉が中学1年生になった時だった
父忠彦と高校の同級生だった岸田弘恵は
父に行為を寄せており助産師をしていた
何年かたち万由子を見ると父のと似ている面影から
誘拐を決意
2年たち万由子が学校に行きたいと言い出し自主をしたと供述している
一方で当時の万由子ちゃんの使っていたものと
姉と遥さんのDNAを調べたところ
万由子ちゃんと遥さんの物が一致する
そんな中姉が生まれてから8年間の思いを語る
最初から一緒にいた母親がずっと母親だと思っていた
小学3年生のある日病院で取り間違えが行われていたことを知ると同時に本物の子がやってきて一緒に住むようになる
やがて母親は本物の子を可愛がるようになり
自分も本当の母親の元へ帰れば私もああやって可愛がられるかもしれない、
だけど簡単にはそうはいかなかった
弘恵さんを恨んでいないはずだったけど
最初からこの家で育っていたらもっと自由に
結衣子とも本当の姉妹になれていたのに…と。
遥さんが話し始めた本当の事は実際とは違っていた
弘恵の2歳年上の姉、岸田奈美子は持病を持っていた
弘恵が看護師になったのも姉が理由で
奈美子は立川と言う恋人ができやがて立川は交通事故で死去。そんな時に妊娠が発覚した
赤ん坊は身体が弱かったため
産婦人科に勤務していた弘恵は健康な身体をした赤ん坊と交換しようと思い品定めをする
そんな中、中高の同級生安西忠彦の赤ん坊を見つけた促進剤を打ち同じ日に出産させると赤ん坊を交換した
万由子と遥はすくすく育ち、
血液検査の結果血液型が違うことから奈美子に遥が本当の子ではないとバレる
それを知った奈美子は本当の子を探し誘拐する
万由子が失踪後自分達の事を全く考えてくれていなかったことや本当の理由を大学2年生になるまで打ち明けられなかったことを結衣子は怒った
そして次の日なっちゃんに遭遇し万由子ちゃんの目撃情報についてデタラメの嘘をついていたことが判明し
ブランカも預けた年に亡くなっていた事を知る
「「万由子ちゃん誘拐事件」の犯人、岸田弘恵に会って訊きたいことがあります」
どうしてお姉さんのために自分を犠牲にすることができたのですか?
姉妹ってなんですか?
本物ってなんですか ― 。
Posted by ブクログ
こんな、こんな、主人公だけが最後まで置き去りにされる物語は初めてです。
言ってくれれば良いじゃん!て結衣子ちゃんの気持ち、すんごいわかります。
私一人だけが知らなかった!踊らされてた!この数年間の私は何なの!と叫びたくなる気持ち。
最後に走り出した結衣子ちゃんにめちゃめちゃ同情しました。
Posted by ブクログ
終わり方考えさせられる系で湊かなえを感じた。嫌いじゃない。
割と最後の方まで終着点が読めなかったからダラダラ進んでる感じがして、止まる時あった。
母方のおばあちゃんだいすき。私のロールモデルになりそう。
Posted by ブクログ
えんどう豆の上で眠るおひめさまの話は知っていたので、書店でタイトル見た時にそのことかなとわかったけれど湊かなえさんがその題材でどう書くのかなと思ったらなかなかの歯ごたえだった。
わたしはひとりっ子で姉妹関係については全く想像しかできない。血の繋がり、精神的な繋がり、家族、他人。たくさんの時間を共有する関係について考えるきっかけとなった。
そこそこ
期待して読んだのがいけなかったのか、なかなか進まない展開に少し疲れながら読んだ。だいたいこうだろうなと思ったとおりに話が進みなんの驚きもなかった。湊かなえ先生の本はいろいろと読んだがこれは読まなくてもよかったかなと思った。