【感想・ネタバレ】豆の上で眠る(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。(解説・宇田川拓也)

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Posted by ブクログ

姉が行方不明になった女の子の話

大学生になった主人公(結衣子)が6歳の頃に行方不明になった2歳上の姉(万佑子)のことを、自身が実家に帰省することを切っ掛けに事件の記憶を掘り起こしていく

行方不明になった姉は2年後に帰ってきたが、大学生になった主人公は今も心の中にわだかまる、微かな違和感を拭いきれずにいた

「あなたは誰なの?」

それを回想という形で紐解いていき
違和感の実態が明らかになっていく

ラストで問いかけられる
違和感が明らかになっても心が揺らぐ

「本ものって、何ですか」


ネタバレや評価とか読まずに読んだ
夢中になって読んだ
ページをめくる手がとめられないくらいおもしろかった
あとでブグログの評価見ると低くて意外だったくらい

ネタバレ的な感想アリ↓
後味は悪かないけど、そういう展開にしちゃうのか〜と思った、
両親(父親、母親)だけが事実を知り、2人だけで取り計らい、周りの親族や妹である主人公に何も教えないから主人公が必要以上に悩む羽目になるんだと思った。
にしても、孫を小さい頃から見ていた祖母は気づいていて、そのまま受け入れたんだと思うと器の大きな人だなと感じた。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

湊かなえさんの文庫本をはじめて読みました。
本作品だけなのか、他の作品にも共通しているのかわかりませんが、難読漢字とか、普段使わないような言葉が多くない作品だと感じたので、語彙力の乏しい私でもスラスラと読み進めることができました。
詰まることが少なくて楽しく読めました。

ただ、本作品の過去の回想シーンと現在の話に戻る時の境目の解読がむずかしいなと、感じました。
読解力がないだけなのか、「あれ?これ今の話?」「あ、小学生に戻ってる」と何回か思うことがありました。

本作品の、湊かなえさんの問いかけ、すごくむずかしいです。一生かけても答えられないのではないのでしょうか。
信じていたもの、あたりまえだったものが、突然全く別のものだったとわかった時、私も同じような心境になってしまうのでしょうか。
勝手に期待していたのかもしれない。勝手に幻想を抱いていたのかもしれない。それでも自分にとっては今まで真実だと思っていて、それが失われたときの気持ちを考えると最初からそんなものを作ってしまうのがよくないのかもしれない、と考えます。
だからといって、周りに期待しないように、人との距離をとった孤立したような生き方は、寂しいようにも感じます。

結局どうしていいのかもわからず、考えて考えて考えたのちに、私はまたなにも考えないようにして生きていくんだろうと思います。

2026.3.29-2026.4.12

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2026年04月12日

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ネタバレ

血の繋がりこそ本ものの証なのか、過ごした時間が本ものの証なのか?事実が知らされず、家族にずっと騙されていた「自分」は果たして本ものなのか?本ものの家族なのか?
物語中盤でしきりに「わたしは本当にこの家の家族なのか?」を疑っていたゆい子の立ち位置が、事実を知ってショックを受けるラストのゆい子とリンクして鳥肌が立った。
ラストのゆい子の描写が読んでて辛かった。嫌な読後感とともに家族について深く考えさせられた物語だった。

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2026年03月27日

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本当にありそうに感じるのがすごい
自分にどうしても重ねてしまうのはなぜだろう?と何度も思った(^^)d
一気読み!

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2026年03月19日

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面白すぎる
こちらも多分3?回目だけど何回読んでも変わらず面白い…だから湊かなえさんの本は買って手元に置いておきたくなる

本物ってなんだろう。本当の家族ってなんだろう、ってぐるぐる考える
毎回どのお話も面白いんだけど、これは本当に最高傑作。

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2026年03月13日

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ネタバレ

どんでん返しすぎておもしろかった。
まさかの故意的な子供入れ違いか。
万佑子はあっさり弘恵の話(本当の話だが)を信じて、8年間も育ててくれた親から離れる決断をしたのがなんかなぁ、結局子供ってそんなもんかぁと思いました。
実際に自分がその立場になって、産んでくれた母親に抱きしめられたらやっぱり気持ちは動いちゃうもんなのかな、。
そして、最後の最後でのなっちゃんからの告白も、はいっ?!!ってなりました笑

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

300ページあまりとは思えない
鋭く突き刺さる
湊かなえ、素晴らしい小説家、存在してくれてありがとう

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2026年02月11日

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血の繋がりか過ごした時間なのか、自分だったらどっちを信じるのか考えさせられた。
母親が暴走したり豹変していく感じがリアルにありそうで恐ろしかった。

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2026年04月17日

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ネタバレ

娘が行方不明になった母親が少しずつ壊れていく様子が、読んでいて辛かった
壊れていったと言うより、娘を必死に探す姿が当事者以外には少し異常に映ってしまうのかも
姉の万佑子があっさりと本物の母親に乗り換えたのは何故?
私だったら血の繋がりがあろうが無かろうが、十数年一緒に過ごしてきた家族を捨てるなんて出来ない
大人になって全てを知った妹の結衣子はどんな気持ちだったんだろう
本物ってなんだろう

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2026年04月17日

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続きが気になって2日で読み終えた。読み進めるほど他人事と思えなくなる感じとタイトルの意味が分かってくる感覚が凄かった。湊かなえ作品もっと読もうと思います。

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2026年04月08日

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おもしろい!!
ずっと不気味で、本当に豆の上で眠っているかのような違和感があった。
でもその違和感を上手く言葉に表現できず、モヤモヤとしたまま話が展開されていくのだが、スピード感がよくて読みやすい。
後半部分はだんだん事件の真相に近づいてきているような気がするが、結末は予想を裏切られた。

結局、遥と万佑花ちゃんの生い立ちは難しくてあまり理解できなかったので、もう一度読んで考えようと思う。
終わり方はまあまあ。締めは若干萎えたけれど、最後の一文はよかったと思う。
最高‼️という終わりではないが、まあ納得できるし及第点という感じ。


とにかく、結衣子ちゃんが祖母の日記を見ながら母親の思惑に気づくところが個人的にはおもろしろさのピークでした!

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2026年04月06日

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小学生の姉が失踪して数年後に戻ってきた話し。妹の結衣子(ゆいこ)は戻ってきた姉に違和感を覚える。空白の時間と真実が違和感の正体ではあるが、結衣子が理解と整理に苦しむのは当たり前だろう。いろいろな偶然と運命の怖さを描いた作品。

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2026年04月06日

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めちゃくちゃ読みやすかったです!
そして、展開が読めそうで読めなくて、、、
湊さんのそれぞれの感情の書き方がさすがだなと思いました。すごく面白かったです!

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2026年04月01日

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絶対なっちゃんやばいやつじゃーんって思ったらその通り〜ふつうにゆいこがずっと可哀想。毒親だし報われないイヤミスすぎ‼️自分的に結末が弱いけど結末までの読みたさが勝る。イッキ読み

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2026年03月19日

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夢中になって一気に読んだ。
主人公の揺れ動く心の描写がとても丁寧で、その違和感や執着に少しずつ引き込まれていく感覚があった。
「記憶」や「家族」というテーマの重さに、読後もしばらく考えさせられる。静かなのに強く残る物語だった。

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ面白い。
「えんとうまめの上にねたおひめさま」のお話の要素が、物語中に何度も出てくる。豆の上に寝た違和感。それを感じたと言ったところで、果たしてホンモノのおひめさまと断定できるものなのか?
見事に本編の話と絡み合う絵本の内容を、その一文を、良くこんなにタイミング良く、配置よく表現出来るなぁと感心した。

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

確かにありきたりな初期設定。
子どもが神隠しに会い、その時の記憶がない、後に分かるという話。
ただ、編の最初からしっかりとラストに向けた作り込みがあって、読み返しても面白いと思えるようなトリックが書かれている。
暗い気持ちに、暗澹たる気持ちになることもなく最後まで小説っていいなと思えるような作品でした。

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2026年02月14日

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家族ってなんだろう
血が繋がっているってなんだろう本物ってなんだろう
なんとなく予想がつく結果だけど、とても面白かった
でも妹は振り回されて自分を犠牲にしたことが多かったから最後はモヤモヤした

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2026年02月11日

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ネタバレ

だらだら進んでいる感は否めない。
風香ちゃんが嫌われていると思いきや(なっちゃんにそう吹き込まれた)実はなっちゃんが大嘘つきのやばい奴だったとは、驚いた。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラストで一気に真相が分かるので理解するのに必死でした!あらすじを見た感じちょっとホラーよりのミステリなのかな?と思っていたのですが、真相はもっと奥が深いものでなんだか切ないような気持ちになりました。

娘を探すのに必死なあまり、善悪の区別がつかなくなっている母親の様子がなんだかリアルだなあと思いました。ゆいこちゃんがどんどん皆から嫌われていく流れ、読んでいて心が痛かったです。
まゆこちゃん探しの理由にするために猫を飼ったのだと分かった時は鳥肌モノでした。

流石イヤミスの女王!とても面白かったです!

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2026年02月08日

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「本もの」とはなにか。
本来生きていくうえで偽物かもしれないと疑うはずのない姉を「本もの」ではないと感じれるほどに万佑子ちゃんのことが好きな結衣子の葛藤と心の違和感が描かれていた。
自分も生活の中で当たり前にそうだと思っていたものが「本もの」ではないかもしれないと感じた時、万佑子ちゃんのように偽物かもしれないと疑えるほど「好きなもの」をこの先見つけていきたいと思う。

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2026年01月26日

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読み終わって帯の言葉を読み返して、なるほど、、!と思った。みんながそれぞれ異常で不思議な世界だったけど、当事者になったら私も異常になるんだろうな〜コワイ( ꇐᴗꇐ ) タイトルが色んなところで回収されてて、私としてはたまに物語からフワッと離れて客観視できるタイミングになって、程よい距離感で読めたところがいい体験でした!

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2026年04月13日

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ネタバレ

何一つはっきりしないまま昔の話が続くので、すこーしだけ中だるみを感じた。
ただオチの後味の悪さはさすが。
姉に違和感を覚えた自分が正しいはずなのに、自分だけが家族になれていなかった孤独感。
主人公を可愛がらず、むしろ危ない目に遭わせていた母はクズ。
祖母だけが主人公をちゃんと見て愛情を注ぎ、姉がニセモノであると、主人公以外に気付いた人。

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2026年04月08日

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ネタバレ

見つかるのがわかった上で読んでても、こどもが行方不明になると思うと怖かった。
狂ったようになる母親の気持ちもわかるけど、子ども側からすると辛いな〜〜。結果、自分だけなにも知らなかったのも嫌だな〜〜。

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2026年04月04日

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ネタバレ

小学3年の安西万佑子が失踪した。妹の結衣子は、直前まで一緒に遊んでいた責任や、親の期待に応えるため、近所の家庭の捜索なども行うが、同級生の反感を買いいじめられる。そんな中、万佑子とみられる少女が保護され、家に戻ってくるものの、結衣子は言葉にできない違和感を持つ。しかしDNA鑑定の結果も、万佑子が安西家の人間であることを示していた。違和感の正体は一体何なのか、そして本物とは何なのかーーー。

過去を回想しながら現在も進行していき、最後に謎が明かされるという、比較的オーソドックスなミステリーという感じだった。しかし、やはり湊かなえという感じで、スッキリ解決するのではなく、何となくもやもやが残るような終わり方で、らしさも感じた。タイトルが独特だが、最後の一言のためにこのタイトルがあったとわかり、なるほどという感じだった。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まゆこちゃんと姉を別人として書いてるところに伏線を感じながら読んでたが、最後に答えがわかってスッキリした

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

救いが、まったくないぞ!血の繋がりよりも、一緒にいた時間なのか、そもそもの相性なのか。何をもって本物とするのか、結衣子が求めていた「お姉ちゃん」とは。残り少ないページ数で真相は語られたものの、結局、結衣子と万佑子はどうなったのかまでは描かれず、良くも悪くも消化不良気味です。私としては、演じ、気を使い続けたのに受け入れられなかった「万佑子」を1番不憫に思います。親と子、姉妹、女と女、相性ってありますよね。読み終わってからじわじわきます。私はこの作品、好きです。

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2026年03月18日

Posted by ブクログ

母親の姉妹への扱いの違いにジャリっとしたものを感じながら読んでいた。そうだこれが湊かなえだ、そしてイヤミスだ笑。救いがないとは思ったが、最後の問いかけに対して、本ものは結衣子だけなのではないかと思う。

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2026年03月10日

Posted by ブクログ

湊かなえさんの作品は、じれったいが、同時に、その長い前置き(結末まで)の話が読みやすくて入ってきやすく、そこまでの感情移入も容易にできるためページをめくる手が止まらない。
のだけれど…そればっかりに、いつも結末が、え?なにそれ…?と、思い描いていたよりもガッカリした内容であることが多い。
結末にたどり着くまではかなり面白いけど、こんな納得できない理由でこの長い事件は起きていの…?とモヤモヤするが多いので、私にはあまりはまらない作家さんなのかもしれません…
信じている記憶、家族に対する思い、「ほんもの」ってなんなんでしょうね…
そのテーマや大義よりも、私は、登場人物の気持ちに共感できなさすぎてラストで突き放されたままです…
もし信じている家族がこんな考えだったら嫌だ。。

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2026年02月13日

Posted by ブクログ

過去と現在の回想が混ざり合い、霧の中を歩くような不気味な感覚に終始包まれていました。物語が進み、姉の正体について一つの答えが出た後も、その居心地の悪さは消えることがありません。むしろ、家族だからこそ見落としてしまう、あるいは見て見ぬふりをしてしまう「歪み」が浮き彫りになり、背筋が凍る思いでした。読後も「自分にとっての『ほんもの』とは何か」を問い続けられる、湊かなえさんらしい毒のある傑作です。

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2026年03月27日

ネタバレ 購入済み

そこそこ

期待して読んだのがいけなかったのか、なかなか進まない展開に少し疲れながら読んだ。だいたいこうだろうなと思ったとおりに話が進みなんの驚きもなかった。湊かなえ先生の本はいろいろと読んだがこれは読まなくてもよかったかなと思った。

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2022年06月19日

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