あらすじ
小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。(解説・宇田川拓也)
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Posted by ブクログ
湊かなえさんの作品で1番心理描写が美しい作品だと思ってます!!。お姉ちゃんとのDNAのくだりはとても面白かったです!!母親が猫を使ってまで探す描写から自分よりもお姉ちゃんを大切にしているのが伝わってきて辛かった泣。
Posted by ブクログ
だらだら進んでいる感は否めない。
風香ちゃんが嫌われていると思いきや(なっちゃんにそう吹き込まれた)実はなっちゃんが大嘘つきのやばい奴だったとは、驚いた。
Posted by ブクログ
ラストで一気に真相が分かるので理解するのに必死でした!あらすじを見た感じちょっとホラーよりのミステリなのかな?と思っていたのですが、真相はもっと奥が深いものでなんだか切ないような気持ちになりました。
娘を探すのに必死なあまり、善悪の区別がつかなくなっている母親の様子がなんだかリアルだなあと思いました。ゆいこちゃんがどんどん皆から嫌われていく流れ、読んでいて心が痛かったです。
まゆこちゃん探しの理由にするために猫を飼ったのだと分かった時は鳥肌モノでした。
流石イヤミスの女王!とても面白かったです!
Posted by ブクログ
私が持つ家族との繋がりとはなんなのか。血の繋がりか長年一緒に過ごしたゆえのものか。はたまた、私が一方的に思っているだけの繋がりなのか。
「家族」という世界で共通する社会団体とは、何をもって保っているのかという問いをこの本はぶつけてきた。私は、幼い頃は家族とは特別なもので、切っても切れないものと、主人公に近い思いを持っていたと思う。しかし、最近になっては、あくまで他人という考えもでる。
答えが出ない問いなのかもしれない。それでも、この問いを考えていないと、今すぐにでも「家族」という形は壊れてしまうのではないか。
Posted by ブクログ
誰も幸せじゃない終わり方をしててすごい。イヤミスの代表って紹介されても納得。まゆこ1号(変わる前)はどんな気持ちでいるのかがあんまわからなかったなー。
Posted by ブクログ
子供取り替えのトリックを使った物語で、かなり早い段階で察してしまえたので、少し残念でした。
ただ血の繋がりの有無でお姉ちゃんとまゆこちゃんと言っていることで、別人と示唆しつつ、血の繋がりを表現したり、一見正義感強い良い人が実は目立ちたがり屋の嘘つきというのも、本当に猫がいるのか疑って尋ねてくるという性悪な行動で示していたりと、所々に上手く伏線を張っており、読み終わった後に納得感がありました。
Posted by ブクログ
タイトル通りの本だった。
誰も悪くないし、誰も救われない。
読み終えて全てを知った後でも、心に豆のような異物感が残る。
真実は思ったより退屈なものだったけど、ページをめくる手は止まらなかった。
Posted by ブクログ
イヤーな読後感。。過去と現在を行き来した視点移動で、歪んだ家族の真相に迫る。何が本当で何が嘘なのか、姉が失踪したところから最後にかけて、この内容がどう結末に至るのか見当もつかなく、気になって夢中で読み進めていた。
終盤になって怒涛の真相が明らかになっていき、信じていたものや心の拠り所が一瞬にして崩れていく。ここまでやるかと思ったくらいに妹が最後まで報われない… 最悪の急展開にゾッとした。
こういうジャンルのイヤミス作品は大好きなんだと再認識できた!
Posted by ブクログ
話自体は読みやすかったが、8割あたりから面白さが弱まった。読み手が温室育ちの女の子であるのか(それすらも怪しい。特別裕福なお嬢様かと言われればそのような描写もない気がする。)や、そのお姫さまを見つける王子さまに当てはまるものはなにか、など、わざわざ「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」を題材にする必要があるかは疑問だった。
Posted by ブクログ
血が繋がっていれば家族なのか…
血が繋がっていなければ家族ではないのか…
長年育てた子供と血が繋がっていないと知ったらその子は家族の枠から除外されてしまうのか?
「本ものってなんですか」
この一言に深く考えさせられました。
湊かなえさんの作品は人間の解像度が高すぎて現実味のある恐怖を与えてくれる点が好きです!
そこそこ
期待して読んだのがいけなかったのか、なかなか進まない展開に少し疲れながら読んだ。だいたいこうだろうなと思ったとおりに話が進みなんの驚きもなかった。湊かなえ先生の本はいろいろと読んだがこれは読まなくてもよかったかなと思った。