【感想・ネタバレ】豆の上で眠る(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。(解説・宇田川拓也)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

初めは、まゆこが誘拐された物語と見せかけて、実は幼いときにゆいこが誘拐されていてそれゆえに、幼少時の姉との血がつながりを感じない疑念を持つ場面であったり、につながっていくと思った。しかし、実際にはまゆこが順当に誘拐されており、犯人に関しては岸田妹ではなく後半に突然出てきた岸田姉であったと明かされる。しかも内容は偶然、勘違いが重なったものでもあった。想定していないところからパンチを打たれたような気分で不思議だが、それはそれで驚きはあった。 特に印象的なのはゆいこの幼少期から感じられる勘の良さ?的な部分で、幼少期の自分にはなかった裏側読む力、メッセージ解釈力が特に優れていると感じた。今、俯瞰でこのように感じてしまうのも、ゆいこの母の行動にゆいこが感じたように大人になっていくうちに、自分が子供だった時のことはすっかり忘れてしまって、大人目線の子供の概念に現在進行形の子供を当てはめるしかない、そのようにしか想像できないと言うところで、憶測でものを語るなとも言いたくなるようなものだった。 本筋の面白さ、複雑さは当たり前に楽しめた。

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2026年10月16日

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ネタバレ

初めの方は読みやすく、読者の読みたいという気持ちを刺激するような文が多く見られてグングン進んでしまった。
最後の方が個人的にはこんがらがって分かりづらいと感じてしまったが、結衣子のそのときの心情を表しているとしたら多少構成がこんがらがっているのもいいなと感じた。
弘恵に会いたがったのは、ただただ答えを知りたかったのだろうと思う。

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2026年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

えーー面白かった。
評価は意外と低いんだナー

みんなに愛されてる万佑子ちゃん、、不思議な魅力があるのかね。

赤子取り違え系は読んだことあったけど、
助産師の立場を利用して自ら取り違えたのは初めて。
「病弱な姉を守ってもらうために産んだ」と親に言われて頑張ってきた岸田さん
姉の旦那さんが亡くなった後姉の妊娠が分かったけど、病弱な姉から産まれる子供も病弱な可能性があるから、裕福な家庭で大切に育てられますように…と他人に本物の子を託して、元気そうな子をもらった、と。
いや、気持ちは分かるけど、亡くなった旦那さんのDNA一切無い他人の子を育てるって、そこに愛はあるんかーって感じなんだよね。

で、万佑子ちゃん(ほんとは遥)は他人に大切に大切に育てられて(妹とすごく差があるくらい。やっぱり手をかけた万佑子に肩入れしちゃってたのかな)
妹からも好かれて、
本物の家に戻っても大切にされて。

一方本物万佑子ちゃんは物心ついたら遥で、
大切には育てられただろうけどそこまで裕福ではなくて、
本物の家に戻っても周りから違う子来た…と思われて居場所なくて、偽物万佑子ちゃんはあんなに好かれてたのに、なぜ?ってなるよね。可哀想に…

万佑子ちゃん探すシーンがほとんどだったから、
最後の怒涛の種明かしが面白かった。
そしてお茶の水大目指してるなっちゃんがまさかの嘘つきコンビニ店員というどんでん返しも個人的な好みでした。やられたw

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2026年09月11日

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ネタバレ

ひたすらに結衣子が可哀想で…
親にも姉にも騙されていたこと、小さい頃から姉との扱いの違いを感じていたこと、ブランカが死んでしまったこと。やるせないな〜

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2026年09月10日

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ネタバレ

面白かった!
途中から、そんな感じなんだろうなと分かっていても、面白くて最後まで読んだ。
姉の正体。
どっちが本物?偽物?
ん!こういうストーリーよく見るなと思ってたので、ありきたりかな?と思いつつ、読みやすく読んでしまう。
最後は、だね。 と思いながらプラス嫌な感じを残して終了。
姉たちの気持ちも親たちの気持ちも、妹のみ知らずなことに、可哀想と思う。

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2026年09月01日

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ネタバレ

いやこれちょっとまゆこちゃんひどくない?えー。これありなの?

「イヤミス」というジャンルがあるそうで、まさにそんな感じ。

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2026年10月21日

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ネタバレ

子供の頃に感じた違和感の真相、おろしろかった。

フランスで映画化しないかな、なんか終わり方それっぽいんだよね。

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2026年10月20日

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ネタバレ

どこまで証明できれば本物の姉なのか。果たして本物って何なんだろうか?
8年間一緒に過ごした血の繋がってないほうが本物の姉なのか、失踪後に帰ってきた血の繋がったほうが本物の姉なのか。

血が繋がっていることだけが本物の家族ではないと言うなら、何があれば本物の家族なのだろうか。
過ごした時間?それなら(旧)遥のほうが過ごした時間は長いはず。どちらをとっても(旧)遥のほうが本物と説明がつく。
だけど(旧)遥は、8年間育ててくれた母からは興味を失われ、安西家に来てからは結衣子含めて家族から疑われ続け、一生を「偽物」扱いされ続けてきた(旧)遥、疑い続けたが最後は豆の上に何重も布団をかけたように心にしまった結衣子。
真相がわかった後は書かれてないが、この後安西家はどうなったのか。

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2026年09月29日

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ネタバレ

湊かなえ作品にしては、ストーリーの最後の驚きと感動がやや少なかったけれど、アンデルセンの物語を切り口に、「ほんとうの」とは?を問う明確な一貫性があり心に残る。
主軸となる童話の「豆に気づいたから本当にお姫様なの?」という誰もが抱きそうな感想は文章に落とさず、それを常に頭の片隅に残させたまま、何ができれば、何がわかれば、何を証明すれば「ほんとうの」といえるのか、を読者に最後に突きつけてくるところが、やはり湊かなえの鋭さなのかと思う。

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2026年09月22日

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ネタバレ

面白かったけど、湊かなえさんはやっぱりしんどい。子供は正直なんて嘘。疑うし、口裏合わせるし、試す。とにかく大人の都合で踊らされて、空気を読まされた子供たちが不憫でした。
あとブランカ!ブランカー!!泣

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2026年09月07日

ネタバレ 購入済み

そこそこ

期待して読んだのがいけなかったのか、なかなか進まない展開に少し疲れながら読んだ。だいたいこうだろうなと思ったとおりに話が進みなんの驚きもなかった。湊かなえ先生の本はいろいろと読んだがこれは読まなくてもよかったかなと思った。

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2022年06月19日

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