カケラ

カケラ

小説・文芸
671円 (税込)

3pt

美容外科医の橘久乃は幼なじみの志保から「やせたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。有羽は高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか? 「美容整形」をテーマに、外見にまつわる固定観念や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリー長編。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    カケラ
  • タイトルID
    :
    1310223
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年03月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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カケラ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    目つきが悪くて余計に先生に怒られるの私すぎた。小説にしてくれてありがとう。

    競争や対立はなくし一様にしようという力が働く反面で、個々は大事にするという矛盾するような風潮が、ルッキズムを醸成したのか?
    そういった弊害的な面を描いているのは『死にがいを求めて生きているの』と同様だった。
    美しくあることが、自分を肯定する手段や他者からの評価を得る分かりやすい手段として生き残ったのかもしれない。

    1章目の医師が、本人の美の基準に口出ししない、みたいな話をするがそれが本質的に感じた。
    美しくあることが幸福に転がる場合、それは自分の美の基準に照らした結果なのだろう。
    そこに他人の物差しが加わった途端、美の基準は再現なく増殖してしまい、何にも到達しなくなる。

    有羽は、「お母さん」の愛でできた自分の体が好きだったのに、教師や家族の可哀想だという自然や言葉で、おそらく本意ではない行動をとってしまう。

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの湊かなえさん
    最後の最後までドキドキさせてくれる
    勘違いとかすれ違いとか、同じことが起きてても人によって見方も感じ方もこんなに変わることがあるっていつも驚かされる

    読むの2回目だけどすっかり中身を忘れて新鮮に読めた。最高です

    0
    2026年03月10日

    舞

    購入済み

    息を飲む展開でした

    途中で心臓が止まりそうになるほど驚く部分があり、そこから最後までジェットコースターでした。

    0
    2024年01月30日

    Posted by ブクログ

    インタビュー形式でずっと物語が進んでいくのが個人的には好きだった
    とくべつ面白い、という訳では無いけど人が話す時に盛ったり、受け取り方が違ったりといった所がリアルだった
    湊かなえの作品の中では好きな作品

    0
    2026年09月30日

    Posted by ブクログ

    本当に毎回湊かなえさんの本を読む度に
    最後「うわー、、」ってなるけど今回もなった‪ ·͜·

    自分は高評価な反面、
    意外と評価が低いのがびっくりした

    ただのミステリーなんじゃなくて
    本当に生々しいのが心えぐるポイント

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    自分と誰かとを比べて考えることは、誰しもが一度ならずたくさん経験していることだと思う。女性にとっては美、体型は結局生きるどの時点でも重要な比較ポイントであり、その美に翻弄される人生をうまく表現している。やはり、湊かなえはすごい。

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    七章まであり一章ごとに登場人物が変わっていくので、年齢や職業、当時の関わり方を書いていかないと「誰?」となる
    大学ノート3ページに渡って書きました!!

    美容外科・ダイエットは永遠に無くならない
    それどころか、年々低年齢化が問題になっている

    家族以外にも教師や医師などの他、社会全体で外見の美しさは一生続くものではない、前を向いて内面のを磨きましょうと言われても……

    パズルのピースの一つのように考えていく

    うまくはまれる人→パズルが仕上がる
    〃 はまれない人→次のパズルをさがす→それでもはまれない人→次々にパズルをさがす
    パズルも見つからない→仕上がらないのであきらめ、何もしない、引きこもりや最悪の場合も起こる

    皆少しでも幸せなパズルに仕上げていくために、進んでいる
    果たして私のパズルは、どのあたりまで仕上がっているのだろうか?
    2023/11/25

    0
    2026年07月27日

    Posted by ブクログ

    正義を振りかざす
    綺麗、痩せていることが正義で知らぬ間に人を傷つけているかもしれないってこれを読んで思える人が増えればいいな。
    自分からしたら太っていることは醜くて虐待されていると感じても、他の人にとっては愛の象徴なのだから。

    私の勤務先にもシミを指摘されてシミを前髪で隠す人生になった方がいるけど誰かに指摘をする時はその人の美の基準、人生が変わってしまうってことを自覚して話す必要があるなと改めて思った。不用意に相手の容姿に言及すること自体間違っているけどね。

    ゆうちゃんも周りのルッキズムに苦しめられ正義で叩かれ母を守るために頑張ったんだなと思うとこういう人は現代社会にもきっといる。
    考え方を変えていこう。さくふわのドーナツ、穴を覗いたら私は何が見えるかな

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    美容外科医の地元で起きた女性の自殺の話し。美容外科医が同級生や地元の関係者に話しを聞きながら事件の真相に迫る。各々、認識のズレがありながらも、親子愛や切なさのカケラを感じる作品。

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    語り手が変わるたびに、印象が変わって行った。
    それは第一人者目線でしか物事を見れていなかったり、客観視すると印象が変わったりすることを示している気がした。

    それと、相手の思考回路はやはり分かるものではないから、自分の考えに当てはめてしまって信じ込むことで、すれ違っていくんだと感じた。
    実際、お母さんは有羽のことが大切だし、逆も然りなのに、お母さんの勘違い?で家を飛び出した。

    美容の先生は堀口と好き好き同士だったのになんで顔っていわれたのか、なぜ顔が嫌なのかそれを確認せずに離れた。

    やっぱり、言葉や行動に対しては「なんで?」が必要。理由を聞くことか必要。それでもすれ違いは起こる。
    その人にはその人なりの考えとか行動とかがあるから、全てを知る必要はない。
    でも全てを知った方が自分的には楽だけど、、すれ違うかな?むずかしい

    でもとりあえず、こんな身近な間柄ですらこんなにすれ違うのだから、全てを悪い方に考えて疑うのではなく、「こう考えてたのかも?」とか色々想像した方がいい。

    まやとあいつがティックトック撮ってたのも仲良しと思ってたけど深くさせない為だったし、
    はるくが言わないだけかと思ってたら私の心?のためにご飯行かないとかしてたり。
    実際に自分に伝わってない思いやりもあるのだなと。逆も然り。

    あとは、ルッキズムについては、
    他人の物差しを取り入れると終わる。自分がよくて自信がある方が周りにも愛されるし病まない。

    0
    2026年05月20日

カケラ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    カケラ
  • タイトルID
    :
    1310223
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年03月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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