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親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く――死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。
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Posted by ブクログ
何度読んでも驚きがあって楽しめる 今回初めて解説まで読んで、気づかなかった伏線に気づいた。これだからやめられないなーー 解説より 巧みに貼られた伏線どうしをのりしろにして、文字だけで書かれた世界が立体感のあるものに組み上がっていく快感。湊かなえを読むというのは、その快感に身を委ねることなのだ。
デビュー初期の作品だからか、作者が世に発信したい言葉が鋭くていい。(最近の作品は綺麗にまとめ過ぎていてトゲが少ないので物足りない) ■死を目の当たりにしたことがない2人の女子高生(敦子と由紀)が主人公。 『死』をテーマにした若者のスレ違い。 SNSに翻弄され、常に監視下にある狭い世界で悩んでいる...続きを読むZ世代にこそ読んでもらいたい。 無自覚に他人を追い詰め、簡単に死に追いやってしまう。単行本発行当時はまだPCの"掲示板"という世の中だったけど、スマホSNS時代の現在を予知していたかのような内容で違和感がなく凄い。 ---------------------- 『死』に触れたことがない人間に、この世界を語る資格はないとでもいうのだろうか。 死は世界から退場すること。 "リセット"や"ゲームオーバー"ではない。 (それは自分が世界中心の考え方) 『死』を越えた世界を知りたい。
多分初めての湊かなえさんの作品 伏線回収が上手すぎる 最初と最後の遺書がびっくりの結末 最後に一気に物語が繋がる感じがたまらない。 ヨルの綱渡り、きになる 後書き、解説でアスタリスクの意味を知りとても面白かった
伏線回収が気持ちよすぎる。自殺現場を見たという発言をある種の自慢と受け取ったり、死ぬ瞬間に立ち会わせた事を誇りのように思い羨望を求めたりする場面が大人っぽい2人の少女を思春期の幼い女の子と見せていて良かった。全てのピースを嵌めるように、ゾクゾクしながら話を追えて楽しかった。一緒に波乱な夏休みを過ごし...続きを読むたようだ。
登場人物ほぼ全員の一挙手一投足が、どこかで誰かを追い詰めて、そして誰かに追い詰められる。複雑そうに見えつつもスッと入ってくる読み易さも読み応えもある。怒涛の後半は驚かされっぱなしで、すごいものを見せられて感動したまである。 これは湊かなえ作品で1,2を争う名作だろうと思って調べてみると、そういう訳で...続きを読むもないらしい。ハマる人にはハマるのかもしれない。個人的には1,2を争う名作だと思った。
おもしろい!
読んでいくうちに繋がっていく感じがおもしろくて一気に読んでしまいました。人の本当の気持ちを理解するのは難しいと感じました。
#切ない #感動する #ダーク
一言で言うとめっちゃ湊かなえ!って感じだった。 口に出しては言わない人間臭い心情がひしひし伝わってきたし、着眼点もおもしろくて一気読みした。 やっぱり最後はモヤッとするけどこれこそが湊かなえワールドよなって思った。唯一無二。引き込まれます!
湊かなえさんの著作は3冊目でした。 1作目の告白と、最新の暁星という時間的に両極の作品を読んでいたので、この少女は告白を踏まえながらいまに通ずるらしさを感じました。 wikiなんかでは"ユーモラスな表現"と紹介されていましたが、私にとってはコメディ、もはやギャグに近いと感じられる...続きを読む語り口が多くて、本筋である因果応報や人の死についてとのギャップが冴える作品だなと感じました。 若き2人の主人公がキャラの濃い登場人物に揉まれながら、最後の最後の最後の一文で全てがひっくり返る/明かされるところが、まさにらしさだと思います。今後も湊かなえさんは続けてたくさんの作品を読みたいと思っています。
それぞれの「少女」たちの冷たくて時にねちねちとしている感情や子供っぽさが抜けていない身勝手な思想に引きながらも続きが気になってあっというまに読んだ。
「毎回、毎回、真相がわかった!と思ってもそれを超えてくる真相が明らかになるので飽きず、とても楽しめた!」と中学生時代の私は感想を書いていた。たしかに最後びっくりしたような記憶はある!
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